生きあぐねては
バイオリン
青と黄色の夜泣きする
恨むなら
火の粉舞い
瞳の水面に沈み往く ....
ど う し て 生 き な い の だ
な ぜ わ た し た ち は
な に も な い ....
幸福に生きる事が
祝福であるなら
孤独であっても構わない
幸福に生きる事が
この世界その ....
子供を見ていると時々思う事がある
もし自分に子供が生まれて成長し
子供より先に自分が死んだ時
....
電波で繋がる
伝わる? 私たち
画面の奥
喜怒哀楽
目隠しされたみたいに
....
ふと視界に入る
振り上げた君の腕は
ともすれば簡単に折れそうで
頭の中で折ってみた。
....
1982年、1982メートルの山を登った
自由参加の学校行事だった
ひどく孤独を感じる行 ....
畦道は緋毛氈 緩やかに
尖っていた葉を 柔かな色に変えて
稲穂は黄金色に 垂れた頭が揺れる
....
子規の本読み散らかして柿喰んで出家したしと死にたきを言う
白球は時に、燃えている。
ふいに巡ってきた
体調不良選手の、代役出場。
3回表、2アウ ....
ごはんがほしくてもつたわらない
おみずがほしくてもつたわらない
からだをきれいになめ ....
丸い月を映す池の、{ルビ水面=みなも}はゆれ
草の露に宿る月も、風にゆれ
僕が苦手 ....
特別な昼ご飯をプレゼントします
素直なものはお嫌いかしら? 男の欲求はどちらさま
黒猫の尻尾 ....
ひかりの群れが 影を従えている
誰か にならずに生きていくのはしんどいでしょう
影のなかの ....
それはたとえば大量の膿をたたえたみちひきだっ
た、平面をいくたびかひるがえしながらすみわた
るひ ....
辿り着いた 後先も考えずに この地点へ
敵 敵 敵に いつの間にか くりかえし出会い
それに ....
もう忘れてしまったんだけどどんな風に笑いあったとか
どんな話しをしたとか
いつも繋いでた手の感触 ....
天上界のドキュメンタリー番組
天使たちの頂点に立つマリア様がスタッフにあるビデオを見せてくれた。
....
どうしたんだ
何だ お前は
呼んだつもりは ないけれど
ブルーな気持ちで しゃしゃり出 ....
マグレの人生相談 僕の感情は必然
ただよう哀愁と 君の優しすぎる輝き
それだけで悲しく どれをと ....
団地の片隅で
君と出会って
百ねんぶりの
再会みたいで
なきそうにわらいわらいそうになく!
....
140917
メニューと聞くと
カレー
カレーと聞くと
平べったい魚だ
....
街路樹の枝先が芽吹いて淡いみどり色が眼に清々しい。そんなある春の日のことである。
太一が運転す ....
人間は同じことをしてきた
ホロコースト ボスニア アルメニア ポルポト ルワンダ パレスチナ
人 ....
昼休み
ブランコから飛んだ
カトピー
の足は
着地して
折れた
カトピーの足の骨は
イ ....
純度だけは
高かった
未熟な幼い
私の愛を
貴方は
シャーレに入れ
蓋を被せて
....
夜空には前夜があった。
液晶に情報が重なってゆく
それと同じように。
細かい星がたくさん生まれ ....
たちのぼる
言葉と夜の境界へ
金魚がゆらり、にげてゆく
すべからく
広がりはじめ ....
9月の朝には
怒りの帆を揚げた船が行く
9月の夜空には
羽ばたきをやめない鳥たちが
どこまで ....
流れて行け
流れて行け
留まらず
淀みなく
湧き水から始まり
渓流か ....
いつの間にやら
じいちゃんとばあちゃん
あれ?どこへやったっけ
え、ここやない?
ないな ....
寂しいから一緒にいた
居ないよりましだから
そう思ってたけど
そう言われると何か悲しかった
....
どしゃぶりの雨の中
ガタがきた車の中
壊れたワイパーに途方に暮れて
となりのあなたと虹 ....
「朝日新聞」
{引用=新聞屋さん、どちらへ?
夕日に向かっています。 ....
傷つけまいと
気を遣うのに
言葉にすると
尖ってしまう
どうか
この心のままを
その ....
炎昼のいっこく堂の腹話術
炎昼の反省会やRevolution
あいのりの再放送や氷水
やったことないモノマネ続けてやらされている
今夜も月が綺麗だ寝る
抱えきれない闇が相談を潰した
自由にのびのびと泳がせてくれる人と
長続きするのだなと今さら知る
海水魚を飼っていた時
気 ....
どこかに到達したい、何かを求める私には、今がない
今を感じたい
熱烈に
どうしよもなく感じたい
昔ははっきり言って
女性器が好きでした
なんで女性器が変換出来ないんだ、この野郎!!
偽善 ....
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