冬の雪夜を仕舞っている
夏の波濤を想っている

儚い薄い殻の外
ひとむれの皐月の襤褸
うぐ ....
風が吹いている
為されるがままに立っている
貴女
は僕のことを見ていない

空は晴れている ....

僕は石の上に座っていた
あたたかい石の上に

トンビがぴーひょろと鳴いた
どこか遠くで
 ....
資金集めに
企画
人集めに
場所の確保

会報に
郵送
勉強会
相談

個人的付 ....


死の淵に落ちた札束を

俺は拾いたい

恍惚の光る目を持つ同志を出し抜いて

 ....

くらやみのなかを
めざすところが
ここ
ちいさなあかりを
はっする
ここ
きみがたど ....
あなたの想いは雨音よりも美しすぎて
愚かになれないあたしがいる
宝物を守るような指先で触れないで ....





陽のかたまりが
荒れ地の斜面を流れ落ちる
何もない場所が
何もない拍手に華 ....
疲れはてた
きみの小鼻に
浮かぶ皮脂
吸った紙
燃やし
今日が終わる
ぼくのうなぎさん
うなぎさんは気まぐれ
うねうねうごいて知らんぷり
油をいっぱい吐き出す
海 ....
おれは殺風景
 がらんどうで埃濛々


 だから昼の檻に閉じ込められた
オオミズアオなんか ....
私がその色を好きなのではなく、
その色が私を好いているから画面で美しく輝いてくれるのだと
そうい ....
ちかい 言えなかった言葉が余りに多過ぎて
溢れようとする言葉で喉が詰まる

失わなかった愚かさが余りに ....
スパイラルの踊り場を形成している
      郊外の台地にたたずんで
黴臭い俯瞰図をひろげたとき ....
 
 
霊安室に母が椅子を並べている
「みんな死んだのよ」
いつこの仕事に就いたのだろう
 ....
眼を瞑ると何が見える

瞼越しにLED照明の残像が

やや遅れて

大脳葉で知覚される ....
顔文字っていっぱいありますよね。
んで、その顔がどんな顔かって説明しよう、というスレです。
狐に ....
心がしんどい時は同じ風景を見たとしても感じ方がまったく違ってくる

風景は目に映るもの
自分は ....
いつのまにか

中心に据えられて

またいつのまにか

中心探しからは外されて

う ....
 「ここは入口ですか出口ですか。」
それすらわからないよ、どこかのミスター・ポリスマン?

  ....
もうどうでもいい
って
騙されていく
老いのうたじゃあるまいにさ、
一生懸命だってさ、
し ....

水飛沫だけは一人前の
まるで推進力がないバタ足で
取り付く島を探し回る毎日

学校の水泳 ....
車に乗り込むと会社に向かう
いつもの出勤時刻
晴れた朝は 陽ざしがまぶしい
光を避けて 道路を ....
    

あてどない希望について語ろうか?
俺達にはもうとっくに失われた
その希望について ....
   

言葉の沃野で
俺は途方にくれる
俺は詩人だ
ただ、自分一人でそう認めているだけの ....
左手を
襦袢の中へ
しのばせて
五十路女の
陰部楽しむ




ラウンド中
おば ....
あるところに
猿がいた
檻に閉じ込められ
外に出たかった

いい子にします。
自由をくだ ....
彼はその 小さな両の腕に
美しく小さな光を放つ 玉(ギョク)を抱えて産まれた
そう、彼こそは
 ....
増毛剤カタログふえても髪増えず

亜麻色の髪の乙女に足踏まれ

夜が来る妻の叱咤の恐ろしさ
 ....

セザンヌ展で
僕は 絵を 見ていた
その文学性を 画面の中に感じ取っていた
まどろむ色彩の ....


{引用=
捨て鉢になって、僕達は
あかるいみらい へ 霧散してゆく




あ ....





湿気が脳幹を溶かして、俺の意識は肉体と断絶する、白濁する視界と馴れ合う網膜、弛ん ....
ふたつの月が映る時

悲しき心蘇り

あなたの心もどらぬと

再び涙の川渡る


月の浮かぶ湖が淡い光に染まる

指の隙間から
流れ行く黒い水

心を映す鏡なのだろ ....
 君は 優しすぎる
 
 笑いすぎる

 身体をくの字に折って 土砂降りの雨の中で
  ....
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2012年6月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
六月の卵salco自由詩12*12-6-17 23:58
貴女にはもう何も語り掛けられないkauzak自由詩11*12-6-17 23:57
あたたかい石の上でeuyih自由詩312-6-17 23:02
団体の長ペポパンプ自由詩3*12-6-17 22:51
ギャンブラー青陽太自由詩2*12-6-17 22:48
美砂自由詩2*12-6-17 22:41
偽りku-mi自由詩012-6-17 22:39
未季明木立 悟自由詩512-6-17 22:38
変態短歌92花形新次短歌012-6-17 22:24
うなぎさんパラソル自由詩112-6-17 22:11
光が煙のように立ちこめていたただのみきや自由詩17*12-6-17 22:10
プルシャン・ブルーaria28...自由詩312-6-17 21:54
_十二支蝶自由詩012-6-17 21:44
FLUCUTUAT NEC MERGITURHAL自由詩3*12-6-17 21:34
もしかしてある日(四)信天翁自由詩112-6-17 20:39
名札たもつ自由詩812-6-17 19:12
雨音takano自由詩112-6-17 19:02
この顔文字、どんな顔?会議室12-6-17 18:03
Re:ガマパックン散文(批評...312-6-17 17:36
太陽の子供吉岡ペペロ自由詩712-6-17 15:49
Heaven.榊 慧散文(批評...012-6-17 14:54
Soak自由詩012-6-17 13:47
バタ足nonya自由詩23*12-6-17 13:26
光る車の窓砂木自由詩13*12-6-17 11:34
希望yamada...自由詩012-6-17 10:33
刺客自由詩212-6-17 10:19
変態短歌91花形新次短歌012-6-17 9:53
猿山ペポパンプ自由詩3*12-6-17 9:07
光闇論aria28...自由詩112-6-17 9:03
哀しみのおやじ梅昆布茶川柳1712-6-17 4:16
作品の中にある風景番田 自由詩212-6-17 2:34
2012/6/17鎖骨自由詩312-6-17 2:23
喀血するリリックの落ち窪んだベイビーホロウ・シカ...自由詩2*12-6-17 1:32
ふたつの月エメ自由詩112-6-17 1:31
暗闇れもん自由詩412-6-17 0:34
理由を捨ててまーつん自由詩12*12-6-17 0:03
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