刺客
yamadahifumi

   

言葉の沃野で
俺は途方にくれる
俺は詩人だ
ただ、自分一人でそう認めているだけの
もし君が世界に認められたいなら
そのノウハウはどこの書店にも置いてある
ただ、そうする事は僅かに
人生の浪費であるかもしれないだけだ
君は目を失って 始めて
物が見えるようになるだろう
そして僕の言葉が遠い残響の内はまだ
君は僕を殺しにくる刺客なのだろう


自由詩 刺客 Copyright yamadahifumi 2012-06-17 10:19:35
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