みどりの心臓へ
かんねんしろが
にじみいる
(2010・12・13mixi)
小指が気になる
今日この頃
なんかいいな
かわいいな
....
ひと目星をみるために
今夜も出かけてゆくのです
雨がふってる空は濡れてはいない
窓のうちっ ....
もどかしい もどかしい
胸を衝くこの感情すら
言葉に出来ないなんて
信じられない 頭が回ら ....
1階のショウ・ルームには巨大なマシーンが
腹這う竜さながら何台も展示されている
合衆国とドイツの ....
人は誰でも自分の話を
聞いてくれる人を
求めている。
自分の存在を
受け止めて欲しい。
....
生きる事イコールそれは痛む事ひとりぼっちで苦しむ事だ
....
父親だけではないのです
自分との繋がりを
こころのどこかで疑ってしまうのは
「おかあさんの ....
この糸の先に繋がるのは、君?
それとも
貴方?
手繰り寄せても、見えないの
愛しの ....
温められた皿が食卓に置かれている
「私を彩って。そして汚して…。」と
上気した白さで語りかけてく ....
薄く雲を伸ばした空
遠く無垢な空
一塵の風が 木の葉を舞い上げて
それを見 ....
ゾウさんの鼻先あたり
あるべきものが無いというか
腰の高さでぐるっとフェンスに囲われていた
....
ぼくはいつも作業服を着ている
田舎ではみんなそうだったし 何の不自由もない
社名の入った制服 ....
ドーナツはだれにでもあるもん
べつに朝から信じてないわけじゃない
ただのドーナツなだけだ ....
アイツはこびとのいきのこりだ
おおきななりをしているけれど
アイツは正真正銘のこびとだっ ....
テディベアになりたい。そこにいるだけで、なんの役にも立たないような、そういうものに、なりたいと思う ....
ぼくは いつも何よりも 彼女のことが たいせつで
ぼくは 彼女を愛してた
....
お前が私の頭に触れることは
玄関で靴下まで脱ぎ、放ったあとの
一つの儀式だった
....
振りほどく袖をつかんで 引き寄せる
下唇のふくらみに 歯を立てて
白く滑らかな顎を 伝っ ....
僕は
溶けてしまおうかと思う
うすく藍色に染まりゆく空に
くっきりと影を濃くするビルの ....
大人は全然わかってないんだから
そんな風に思っていた
子供のころを覚えている
だから今
わが ....
ふいに終わる日
規則と壁の絵
路から径
灯と声の重なり
角から角
持たざる ....
私は魅せられていた
催事場へ行き
アウトレットに行き
古着屋にも行った
たくさんの服を見 ....
しかめっ面しながら
白いノートを探した
理由もなくグルグルイライラしていた
パソコンを何度 ....
出会ったその時から
きみとぼくは
別れるのが当たり前で
目的地に向かう飛行機の中
引 ....
夜更けでも賑やかなるやマクドナルド老婆らの笑声少女らに負けず
真っ白な机に{ルビ身体= ....
皆様は黒柿という物を御存知でしょうか。近頃では、果肉の黒い柿の実なんかが、食用として出回ったりもし ....
新しい道が見えるよ
こたえだよ
地図をつくろう
いま何処だろう
船出だよ
もうすぐ ....
七月○日
君は誰かに蒸されて出来上がったと気がつく
その蒸し器の大きさにちょっと恐れを感 ....
咽がカラカラよ
潤う体とあがる呼吸に
甘く香る枕が湿ってく
ください、くださいと
髪 ....
コートだけじゃ寒いから
コートだけじゃ寒いから
右手を頂戴
左手をあげるからって
笑いながら ....
どうか 殺してください
あたしを
延命など しないでください
静かに 死なせてください
....
「はやくしろー!!」
それは少なくともライトオンではなかった。ポケットには、レズビアン専用のテ ....
人数分目的詰めた高速バス 午前3時をしずかに滑る
自分でもうるさいくらいにきみのことばかり ....
デパートの窓辺から幼な児達が歌っている
「あわてんぼうのサンタクロース〜、クリスマス前に〜 ....
長かった闇のトンネルも
出口はあるようだ
微かな光が目の前に一点
何度途中で
....
犬が笑った
そんなことは思い込みかもしれない
それでも事実目に見える形でしか説明されない ....
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