卓袱台が乱舞して
クリスマスが始まります
踊り場に回転扉
理科室の彼女くるくる踊る
つ ....
日に一人インフルの人増えていく
通院や綿棒くじや新型や
君が金魚を見殺しにしたのは事実だ。
餌をやらず、水も換えず、
君自身は傍観者で、いただけだ。
むし ....
金切り声で笑う。
禁煙は良い調子。
スーパーカーも笑いぱなしだ。
ニンフのエコーは声だけと ....
何の脈絡もなく泣いてみましょうか
オタオタするあなたの顔をみたい
目薬片手に、そんなこと ....
はじめての優しさが、ぬくもり
長いあたたかみ
夢を見て、とびだした
意味があるとす ....
否定するだけじゃ何も変わらない
っていうこの言葉も否定の一種なんだよね
じゃあ何も言えない?そん ....
耳を当て 君の鼓動を 聞いている 唇重ね 一つになろう
夜空見て 雲間に覗く 暗闇に ....
いつも踏んでいる
カゲ、自分の暗闇
それを許すことは
ひなたとひかげの境界線
いつも ....
ヲウスの心は壊れてゆく
白鳥になんてなりもせず
国から父から捨てられて
峠の大きな大きな木 ....
僕は静かな瓦礫の上に立って
消したいもの
弱らせたいものを
蛍光灯の輪の中にいれようと躍起にな ....
あたしとあなたがもしも
もしもの例えだとしても
結ばれたら幸せなのかしら?
報われな ....
ほころぶ朗らかさ
ゆるんだ、とろけた心のそばから、身が弾み、
新進の気骨を誕生させる、横 ....
美しい夜の匂いに身を震わせその全てを溶かすのだ
染み込む様な水の匂いに甘いカラメルの様な薪の匂い
....
真夜中の台所の暗闇を手探りでさがして
やっとみつけたスイッチを押したら
なにも起こらなかったとき ....
{引用=
兄が
妹に言う
(おまえは冷血動物だね)
ああ、そうですお兄さん
そ ....
甘い歌を繰り返してよ
甘い夢を繰り返してよ
気が済むまでどうぞ
気に病むまでどうぞ ....
「満月に吠える」
夜中眠りに就いて初めて裸を曝す
歪んだ時系列を跳ね跳び
活きた清涼水を次 ....
自分の世界は
心のどこかで 終わっていく
求めることなく追いかけさせられた
流行歌なのかもしれ ....
休館日静けさ浴びる図書館の返却ポストは闇への入口
七夕の願い書かせるイベントで永遠よりも今の幸 ....
誰のための言葉かは
ずっと前から分かっている
口が、いつの間にか
真っ白な糸で縫われ
まるで ....
【小児病棟】
「僕死ぬんかなぁ」点滴パックを換へながら答へた。「いつかは皆死ぬわ」「看護婦さんはい ....
昔から見た未来
つまり今のこと
海の暗がりで
7つ7色の火花が散ったとき
男がうまれた
....
俺は愛人にロープを買ってこいと頼んだ
じぶんで買うのが恥ずかしかったからだ
いや、正確にいえば
....
眠たさを誘う 五月の街
Market Street 1200
サンザシの木がほこらしげに 赤い花 ....
10、9、8・・・
私、アナタの唇に指で触れて
7、6、5・・・
指先から溶けてい ....
お湯をためて
お風呂にはいろう
こんな寒い日は
引き出しの奥の
バスキューブを砕こう
....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
だ ....
{引用=
(音源:http://www.myspace.com/slymelogue)
}
....
カワカミさんと
カワムラさんに
会いに行ったら
どっちがカワカミさんで
どっちがカワムラさん ....
お葬式に行った。
友達のお母さんの。
泣いてる人は沢山いて、
あたしのお母さんも、その ....
最悪なことに、早くもインドに呑まれました。2万円近くぼったくられてしまったのです。
きっかけは ....
改めてJAL航空にて成田出発。今度はちゃんと飛びました。
飛行機の中でヒンドゥー教の本を読みま ....
女性一人でインドに行くことにしました。
いよいよ出発です。携帯のアラームを6:30にセットして ....
終わりにむかって
死んでいく、
雪夜
沈んでいく暗闇の底から、すべての
孤独から切り ....
君のために奏でたい旋律
風に吹かれ 運ばれ行け
重い鞄を負って、身動きとれずにいたね
君は ....
探し物
タンスの引き出し
ベッドの下
高いところ
低いところ
見つかるかな
....
涙もろくなった
信じられないぐらい
俺は涙もろくなった
ひと昔前なら馬鹿にしていた類のドラマで ....
風はやさしさを変えてゆき
川はかなしみを変えてゆく
それを見下ろし
空は一刻として
同じ色で ....
今年が終わる前に
新しい年が開ける前に
箸を一膳お互いの為に買いにゆきましょう
毎 ....
仮想に反してこの身から
塗装が剥がれ、築いていた
理想は脆くも崩れ去り
夢想の花は散り吹雪く
....
水曜の午後、学校をさぼって
僕は君に会いに行った
西武線の黄色い電車に乗って
....
皺だらけの制服が慌てて機械に手をかけ男性が隣の河に歩いていこうとするのを見てより向こう側へと押しやろ ....
2008年から2009年に変わる日
あなたと行った初詣
寒い中でも人込みが出来て
手をつなぐ口 ....
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