白い一瞬は
微かなる波紋
ひとつとしての面にされてから
水でいたのは 自分自身として
サ ....
不安になる
でも、あたしは不安の正体を知らない

あなたの頼りなさとかいい加減さとか
分かり ....
雪が降る
雪が降る
銀色きらきら
雪が降る
真っ黒の天上の彼方から
きらきら
きらきら
 ....
セックスしようか と 訊いたら
うふっ と笑った
動けない体が瞳に2リットルの涙をため 月を見つ ....
命を継ぐいがい
時を旅することはできないぼくらは時の旅人だ

星は知らない
互いに知らない星 ....
かみのけ おおい

わたしに とっちゃ

じんるい たいてい

はげあたま


ふ ....
たくさんのものを

つめこみ

かんづめを

つくったのだが

いれたものが

 ....
さて
己の望みはなんぞいや

近頃は
気楽を失っていたために
家の中には雨雲がおおっている ....
だれでもよかった
私を連れ出してくれるなら
暗い山奥の村から

しわしわの年寄りになりたくな ....
一人の女がwaterという単語を知った時
女の暗い海には光があった

一人の数学者が荒地を切り ....
活字に移すと格調高くなる情報


迷ったら日蓮御書に聞く


葉ッパ決メルより古来瞑想の ....


このまま繋ぎ止め置いたままでは

日々迫りくる雲の流れに押され

上昇し続ける風船の ....
シャワーの湯をはじく肉体だけが
あたしの存在証明だなんて思うのは
虚無があたしを支配しているせい ....
 友人の白い歯が目に障る


  *


 私が作り出した、この孤独な空間で
 ガラス ....
楽になれるなら朝一の電車に連れていってもらおう彼岸へ

初電で寝る化粧はがれた少年の華奢な中指そ ....
完全な暗闇のなかにいる以外

孤独はそのふりをしているだけだ

天井の模様がうっすらとなにか ....
甘いミルクのような霧が晴れたら
どこまでも緑のじゅうたんが広がっている
空は晴れていたのになぜあ ....
ミルクを注いで
ウバ茶にくるり描く

先日はアールグレイでやりまして
白くて砂山のようでした ....

学校の帰りに、風の音に耳を澄ませる。
街の喧騒も、誰かの話し声も、全てがどこか遠い。
肌を撫 ....

覚えてないよね

いきなり夜泣きして
いきなりおしっこ
いきなり高熱だして
いきないお ....
君が手に持ちたる使い捨て傘の中にモミジの葉の二枚見ゆ
何故だろうって いつも考えていた
怖いのかな いい夢 見たいのにな

だらしなく伸びた爪が ....


  ちいさな
  足跡が
  ひとつ、
  ふたつ、
  みっつ、
  よっつ、
 ....
覚和歌子さんの詩集、『海のような大人になる』は、たくさんの語り手によって詩のありかを教えてくれる詩集 .... 足の裏に眼があって地脈甞めてみる


宙空にシャガ爛れ咲き


空が青いので白塗りしたい ....
心に というより

胸の辺りでいわれのない

嫌な空気を感じたら

それはきっと

 ....
展翅板の上で傾き涙する
輪郭を曖昧にして夜が散る
群像はインフラストラクチャーという
都市の臓 ....
誰かを好きになることで
その人を幸せにできると思っていた
そんな過ちを振りかざし
頬を赤く汚し ....
Time passes and passes and passes and passes and p ....  成層圏              私風景
{引用=

そらのひろがりが       【 騒音 ....
暗いとしか言いようの無いことを
考えてぐるぐる
なんで だとか
どうして だとか

特に自 ....

石の
私を
知っている
この道中を 転がるねむりにつくまで
一瞬の銀河を

青いト ....





舌に 歯に
左目の下に 右胸に
一本の糸が離れずに居り
時々隠れ 時々そよ ....
うつむきかげんに
歩いた
切れ長の目の女の
くびれを考えながら
かつてここに
めくらの女と ....
左手の傷癒えし迄一週間疝痛に堪へ消毒をせし 秋がささくれて冬になる

きっと もう
と、つぶやいているときでさえ
確実に近づいてくるもの ....
出会って
眼と眼が合ったり
話し合ってみたり
そっぽを向いたり
いがみ合ったり
思い焦れた ....
夜中にネットを追いかけているような僕としては
やはり何かにすがりたくなるもので
この現実世界は本 ....
 水銀の示す数値は風邪気味の君の言葉だ逃がしたくない

 起き抜けにトーストを焼く君の音たゆんだ ....

ひとつふたつ 手鞠唄
縁側に咲く 寒椿

すべてはあの六花の如く
儚く消える運命だと
 ....
近頃ふいに怖くなるんだ
きみの中身がいつのまにか入れ替わっていて
僕はそれに全く気付かずに
き ....




幸せの音がする。


私ってこんなにポジティブだったっけ?

何を見ても素 ....
こころの成り立ちがわからない

こころは支配できるものではない

こころは何処へかむかってい ....
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2009年11月15日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
散歩番田 自由詩009-11-15 23:45
不安になる智哉自由詩2*09-11-15 23:25
カサゴ北村 守通自由詩109-11-15 23:17
2リットルの涙草野大悟自由詩009-11-15 23:15
星は知らない吉岡ペペロ自由詩10+09-11-15 22:23
雪男ムックおかず自由詩1*09-11-15 22:10
みかんのかんづめ自由詩1*09-11-15 22:09
夕日蒼木りん自由詩209-11-15 21:14
私の住む村朧月自由詩209-11-15 20:28
明日の「ぼくら」へ都志雄自由詩609-11-15 20:21
葉っぱを決メルアハウ俳句209-11-15 20:14
「分離」Leaf自由詩0*09-11-15 19:58
失望を抱く百瀬朝子自由詩2*09-11-15 19:55
ライフ灯和自由詩309-11-15 19:28
初電紅林短歌0*09-11-15 18:30
孤独のカケラ吉岡ペペロ自由詩809-11-15 17:58
フローラル瀬崎 虎彦自由詩109-11-15 17:48
赤い振り子しべ自由詩209-11-15 17:44
幸福論。aokage自由詩6*09-11-15 16:55
ポケモン乱太郎自由詩9*09-11-15 16:35
A-29短歌1*09-11-15 15:58
Good Night's sleep.蒼穹自由詩3*09-11-15 15:58
スナノユメ草野春心自由詩109-11-15 14:00
たくさんの語り手が世界の大切さを教えてくれる詩集 覚和歌子『海のような大人になる』イダヅカマコ...散文(批評...2*09-11-15 13:58
狐の眼アハウ俳句209-11-15 13:28
Dolly facemarica...自由詩2*09-11-15 13:09
硬度7瀬崎 虎彦自由詩209-11-15 12:52
償い中原 那由多自由詩6*09-11-15 12:48
I wish you were here.瀬崎 虎彦自由詩2*09-11-15 12:46
空の下の私風景月乃助自由詩7*09-11-15 12:27
一人遊び朧月自由詩209-11-15 11:20
硬質なつらなりこしごえ自由詩5*09-11-15 11:05
冬糸木立 悟自由詩109-11-15 11:04
冬の日ばんざわ く...自由詩2*09-11-15 10:35
左手の傷攝津正短歌109-11-15 8:54
ささくれるタマムシ自由詩4*09-11-15 3:31
人間は始まりと終わりの繰り返しばかりあらら自由詩209-11-15 3:15
徒労snowwo...自由詩109-11-15 2:50
水銀キッチン短歌209-11-15 2:10
春告げ鳥三奈自由詩9*09-11-15 1:30
中身は犬か魚智哉自由詩209-11-15 1:05
清眠。aokage自由詩2*09-11-15 0:49
こころと永遠とひかり吉岡ペペロ自由詩809-11-15 0:27
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