帰り道
雨宿り。
雨、雨、雨。
降れ降れ
もっともっと降れ。
....
気まぐれに硝子の冬は燃えあがり舌先の火に顔ちかづける
....
降る棘や石の路咬む火花かな
午後の背を読み仮名のよにすぎる ....
人生も英検も我二級なり
二つしか選択肢無く二級なり
....
氷の女の子がすき
輪郭
が凍てついていても
じょうずにあいすることができなかったよね
いつも ....
この十字路は侵されない
土を敷き詰めた箱庭
べろを食みながら、本を読む
スミレを植えて、季節を ....
だいたいニッポン人は
マグロ食いすぎなんだよね
もう猫も杓子も
トロ、トロ、トロ、トロって
....
人類の最強の武器は
言葉であり
音楽であり
ダンスであり
レコードであり
....
めったにないことだが、仕事で都市部にでなければならないことがある。そんなとき交差点を歩いていると、 ....
廃墟 と呼ぶ 騒がしい 時間は 鎮まる わかってしまいたく ....
いっしゅんのうち瓦礫の小さな季節は短い
ラジオを潜在意識のプロトコルのあらすじを快晴のわれわれの中 ....
台風
過ぎ去って
残った停電
信号機一つ
止まればまるで異国のようで
(映画、見てるみたい) ....
君が
誰も
信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで
君が
....
家に帰ってまで電気の光を浴びるのは嫌いだ。夜は夜らしく、暗くあるべきだと考えている。部屋の隅の卓上 ....
ジュリアーノ・ジェンマって俳優が好きだった
目深にカウボーイハット被り腰のコルトに手をやる刹那
....
{ルビ嘗=かつ}ての僕は頼りなく
些細なことで今にも崩れ落ちそうな
不安な、不安な
青白い ....
*
群れから{ルビ逸=はぐ}れた独りぼっちのちっちゃな猿を見たんだろう
{ルビ無 ....
母が縁の下から引っ張り出してきたびんは
レトロでポップな橙の花が描かれていて
若い頃の彼女の趣味 ....
おじいちゃん
もう半分
呆けちゃってるから
自分に回覧板まわして
そうやって忘れないようにし ....
終電のすいてる車内の空席に
リュックサックを放り投げ
{ルビ転寝=うたたね}をする僕に
....
ぽかり ぽかり
夜のしじまに打ち捨てられた浮子
私たちは空っぽで
球殻状の胴と ....
車椅子のお婆ちゃんの
トイレ介助にゆこうとしたら
誕生会の司会者さんに
(ひとことを・・ ....
{引用=
水色やピンクのパステルカラーが
溢れる街に暮らしてるから
お前がどんなに腹を空かして ....
星降る夜、
貴方の隣りで夢を見る。
温かくて、
静かで ....
「つまらない話」
そんな他愛のない台詞を
君が言う。
ただそれだけで私は君が
きらいになる。 ....
不思議な夢を見た。
夜の話らしかった。
なんだか良く解らない人達と
なんだか良く解らな ....
薄情な黄色信号が回れ右して
今夜は空に麒麟が泳ぐ
街の宝石の輝きの中、
エルヴィンのビート ....
あの蔦やクローバーがしげった奥には宮殿がありそうなきがする
きらきらと風がおぼれていく
....
湯をもとめ
山林にはいる
猪か、獣の臭いがする
腐葉土を踏み
靴底を滑らせて ....
冷える朝 皿を洗って 湯気昇る
名も知らぬ 虫の{ルビ薄羽=うすば}が 透きとおる
....
名工は名利を求めず己を知りただ足るのみにしありせば
秋の明け方
貴方を思いながら部屋を飛び出した
逢いたくて逢いたくて
堪らなかったから
寒さ何て感じな ....
私はおそるおそる事を成し遂げた
安堵の息は空腹を教えた
それほどまでに熱中していたのだ
イキテ ....
時の棘が蒼い
硝子窓は中空で沈黙している
ゆっくりと沁みとおる夜の重量
稀薄な我の裏側 ....
今あたし男の人と住んでる
あんたじゃない男の人と
店から帰ってきたあたしに
彼 ....
8日、一日中作句モード、朝から断続的に10句ほど書いた。
西東三鬼、ぱらぱら読み、エリッククラプト ....
チョコレートパフェに 押しつけてやれば
だらだらと生きてる ずるずると喋ってる
生クリーム地 ....
北極の机で白熊の母が経理伝票をつくっているとき
広い机の端ではトルコ美人がベリーダンスを踊っていた ....
あんた、うれしいね あたしにかい?
沖縄いったんかい?暑かったろうまだ 泳いできたかい?
ああ、 ....
胴体のまんなか、繰りぬかれた胸にはジェンガが積んである。人間とはそういう風に出来ている。例え服を着 ....
空色にそまる
秋の天蓋の幕をあければ
プラタナスの黄葉の並木
衣擦れの人影
{引用= ....
生きている花には
泣き叫びながら、赤い血を
死んでいる花には
微笑みながら、綺麗な水を
....
それは
口づけをせがむときの仕草で
そらに生まれたのでした
ふわふわと漂うようままに
虹 ....
俺に知らない道は 誰も
存在したのだ
体をさせられて 喜びのような
苦しみでもなく つけて 地 ....
夜は水面下で様々な日常があります。僕は驚きあきれながら友人の不貞、息子の足の大きさの変化、昔恋人だっ ....
ああ
僕は引き裂かれる
林檎がみるみる熟れて破裂する
僕の爬虫類の目つきが変わる
す ....
一人目をつぶり
幻想の世界
無の境地
落ち着く
全てを忘れ
息をする
苦しみが
湧 ....
2009年10月13日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨
ユダ
自由詩
1
09-10-13 23:55
冬と水
木立 悟
短歌
5
09-10-13 23:44
ふる そそぐ
〃
俳句
2
09-10-13 23:42
二級首
〃
川柳
3
09-10-13 23:40
パラレルワールド
マナ
自由詩
2
09-10-13 23:39
交差点には白い箱
しゅう
自由詩
2
09-10-13 23:34
泳げおしゃべりマグロくん
ネット詩の悪...
自由詩
2
09-10-13 23:33
最強の武器
葛西曹達
自由詩
1
09-10-13 23:33
花は女の匂いがする
亜樹
散文(批評...
4
09-10-13 23:18
がれきの工作
《81》柴田...
自由詩
12*
09-10-13 22:44
がれきの交錯Ⅰ
〃
自由詩
4*
09-10-13 22:17
台風一過
瑠音
携帯写真+...
2
09-10-13 20:53
戻っておいで
そよ風さん
自由詩
6*
09-10-13 20:45
無題
影山影司
散文(批評...
1
09-10-13 20:39
ジェンマなひと
恋月 ぴの
自由詩
31*
09-10-13 20:29
炎の鳥 ー雪の降る、家持の庭と夜空に響く、コルトレーンー
服部 剛
自由詩
6
09-10-13 20:24
「泥色の陽溜まり」
Leaf
自由詩
2*
09-10-13 20:05
梅酒
あ。
自由詩
10*
09-10-13 19:57
おじいちゃんの回覧板
小原あき
自由詩
5*
09-10-13 19:35
月夜の口笛
服部 剛
自由詩
5
09-10-13 19:12
シェル
ゆえづ
自由詩
6
09-10-13 19:02
はっとりんの誕生会演説ー職場の老人ホームにてー
服部 剛
自由詩
1
09-10-13 18:47
エナ
鈴木陽一レモ...
自由詩
2*
09-10-13 18:46
優しい夜。
aokage
自由詩
1*
09-10-13 18:45
時と場合にかかわらず
空都
自由詩
2*
09-10-13 17:43
現はさみし
〃
自由詩
1*
09-10-13 17:31
アフロブルー
都志雄
自由詩
2
09-10-13 17:21
スウィミングプール
コーリャ
自由詩
5
09-10-13 15:45
久しく忘れず
吉岡ペペロ
自由詩
8
09-10-13 15:33
十月、都会の景色
小林 柳
俳句
1+*
09-10-13 15:10
名工
生田 稔
短歌
1
09-10-13 14:26
秋空
楼
携帯写真+...
1
09-10-13 13:21
イキルための行事
朧月
自由詩
2
09-10-13 11:31
夜の意識
塔野夏子
自由詩
2*
09-10-13 11:22
深夜二時いちごパフェの味
ゆきちゃん。
自由詩
7
09-10-13 9:01
情報隔離週間Ⅲ
アハウ
俳句
3
09-10-13 8:27
はいぱー☆てぃーたいむ
黒乃 桜
自由詩
1
09-10-13 8:27
北極の机
リーフレイン
自由詩
0
09-10-13 6:28
ちんすこう
〃
自由詩
1
09-10-13 6:24
ジェンガング
影山影司
散文(批評...
1
09-10-13 3:17
道化/◇◆◇◆の秋
月乃助
自由詩
8*
09-10-13 1:38
狂った道化師の愛情表現
花音
自由詩
1
09-10-13 1:23
そらの果実ははじけても
たりぽん(大...
自由詩
6
09-10-13 1:06
台風の池を
番田
自由詩
0
09-10-13 0:39
海中布団
snowwo...
自由詩
0
09-10-13 0:36
お寺の娘の君がそんな格好してくるから僕は・・・
都志雄
自由詩
1
09-10-13 0:00
黙
ペポパンプ
自由詩
5*
09-10-13 0:00
47rows, 1.02sec.