樹木のふりしたブロンズの支柱から
つり下げられた
仄かな風にそよそよと揺れるシルク

柔らか ....
 水の中をただよう雪に視界を塞がれた
 ちいさなちいさな世界
 舞い上がる光のカケラは静かに 足 ....
こんなにも苦しいとは
まるで、恋に焦がれる少女のよう


彼女は私を好いてくれている
とて ....








窓を開け


思い出すだけ







窓の ....
借りる宿の

畳が泣いている

ジージェンレイ ジージェンレイと


わたしは生後2か ....
えこなと別れるときはいつも
私はまた、えこなに会えることを確信している
それはとても漠然とした理 ....
閉じたまぶたの裏側
流行のカフェ
野球場
交差点
カーテンを開けて見た窓枠の景色
ピースサ ....
私がえこなに出会ったのは18の冬だった
牛乳を初めて飲んだのよりは後のことだった

えこなは黄 ....


かなしいですか
かなしいです

したにりぼんをゆわえてまってる

みんなかわいいお ....
初秋の風が吹くころ
フレンチトーストが食べたくなる
あたたかいカフェオレをともにして
愛 ....
あのひとのお勤めする
ひんやり白い建物を
思い描いている
あのひとの好きな
歯の痛くなる甘い ....
きっかけなんてないままに
特別な理由には目もくれず
ただ夢中で積み上げていく
行けるところまで ....
感謝しない人
暴言を吐く人
命を大切に
しない人

暴力を振う人
威圧する人
仕事が丁 ....
モンスター
現る

怖くはない

ひたひたと
近づいて来る

私は逃げない

握 ....
秋雨や恋は流れて猫の糞
長き夜に蜘蛛一匹の弱りかな
恋もせで何が詩人ぞ虫時雨
今日は
朝から
小雨が振っていた

病院への帰りみち、
電車で人身事故のアナウンスが流 ....
またあの娘の夢を見た


中学か高校の薄暗い教室で、みんながやがや喋っていた
私もある女の子 ....
手の甲ではぜる、雨粒の
ふれた先から
鈍い痛みをかかえだす
埋もれる町並み

 *

 ....
ぼくは 生きています
なんとなく 生きています
いいえ ほんとは
生きたいと思って 生きていま ....
グロテスクがある
グロテスク・デスマスク付けて
徘徊する
徘徊しても気にならない
グロテスク ....
朝がくる
今生きる日を照らしながら
遠いどこかの仄めく闇から
それを私は今日と呼ぶ

それ ....
石を蹴ったら靴が脱げて

靴を拾いに行ったら国境を越えた

そんな風に僕はあいさつをして
 ....


はんぶん機械のようなものだ





コーヒーの無機的な味
オーソドックスに ....
僕は見失うことを考える
中に君を考えさせられて
暗闇の
いる僕は
雨が降っている

鳥よりも飛行機よりもくもの巣が空を舞う街
ギターよりも歌よりも破裂音が響く街

何度もパソコン ....
 
僕が見上げた あの日の空は

とても綺麗に 輝いていて

こんな僕にも 微笑んでいた ....
傘もって君が歩くそのつつましさ はなもかけれぬ誰もが阿呆さ 思いのすべてを投げ出して

あなたに抱かれたあの日の夜

微笑みの影に気づかないふりして
 ....
空の青さを集めれば
胸に芽吹いた
白が
私の体をいつか覆い
そのまま溶けてしまうのかしら
 ....
学生の頃 日本はバブルの全盛で
就職できないなんて考えもしなかったよ
授業も出ないでバイトして、 ....
雨 降り始めの音 聞き洩らさず


寝室で眠っている犀を起こさぬように


音楽がそう聴 ....
 
 
こびとの ふねが
ちいさな おおきな ふねが
たそがれの
うみへ きえてゆく

 ....








           あの子とつなぐ手
           ま ....
今朝鳴いたカラスは死神だったかもしれない
昼間通り過ぎたおばあちゃんは天使だったかもしれない
目 ....

どういうわけかうちのごみぶくろだけ
いつもあけられてしまって
中身がまき散らされているの
 ....


ここにいれば安全なのです
ここを出なくても 生きていける
そう、それならば…

違う ....
んでそのメル友の女の子と電話しててんけど、どこ住んでんの?ってその子に聞いても適当なことばっかゆって .... 「 赤イ羽根共同募金ノ御協力、オ願イイタシマス 」 
後輩ふたりを左右に、僕はまん中で募金箱を首か ....
中ではない言葉の
音楽にいた 湖を探して 
音楽はあるというそこに手を
探していた 僕に上を  ....
何だったの
さっきまでの手続き
色を合わせたワインカクテル
タクシーで装ったクール
 ....
言葉にすると陳腐になるもの
例えば「愛してる」
一晩中煮込まれたビーフシチューのように
あらゆ ....
森に行こうよ
そんな口約束覚えていますか


桜の花が広げた両手
こぼれる夕陽
つくられ ....
大きな回遊魚が買い物に来て言う
「服はなるべく大人な方がいい」
静かに掴んだ胸ビレで
僕 ....
苦木をかじろうとも
人に会わない
怨憎会苦
会うのが辛い

毎日楽しく
生きたい
毎日 ....
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2009年10月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不可侵領域kauzak自由詩5*09-10-2 23:18
スノードーム湖月自由詩109-10-2 22:32
独断と偏見愛の嗚咽自由詩009-10-2 22:19
能 力北星三天自由詩009-10-2 22:15
ヤドカリアキラメラマオ自由詩209-10-2 22:12
えこなからの手紙人 さわこ自由詩109-10-2 21:55
えこながいた自由詩609-10-2 21:55
えこなとの出会い自由詩209-10-2 21:54
いぬミゼット自由詩2*09-10-2 21:44
フレンチトースト百瀬朝子自由詩6*09-10-2 21:28
ぱっぱかはしるとうどうせい...自由詩809-10-2 20:58
積木崩し中原 那由多自由詩9*09-10-2 20:52
許せない人ペポパンプ自由詩5*09-10-2 20:50
モンスター未完自由詩2*09-10-2 20:06
虫時雨三州生桑俳句109-10-2 20:00
こんな雨の日風音携帯写真+...209-10-2 19:44
YOU ARE MY NIGHTMAREゆりあ自由詩1*09-10-2 19:37
浮舟ことこ自由詩2*09-10-2 19:01
ぼくは どこへも行けないyo-yo自由詩6*09-10-2 18:17
この街のグロゴースト(無...自由詩1*09-10-2 18:04
おとずれる時soft_m...自由詩2*09-10-2 14:53
家族水町綜助自由詩809-10-2 14:49
確証のないこうふくのなかでねことら自由詩209-10-2 14:18
見つける雨の中に番田 自由詩009-10-2 14:04
Everlastingブロッコリー...自由詩009-10-2 13:24
‐空‐‐弘‐自由詩409-10-2 12:14
ひきこもり短歌その4udegeu...短歌009-10-2 11:47
十六夜橘祐介自由詩309-10-2 11:25
青い空ミツバチ自由詩5*09-10-2 10:38
ごめんリーフレイン自由詩4*09-10-2 10:19
雨の部屋でアハウ俳句609-10-2 9:25
浮舟小川 葉自由詩4*09-10-2 5:15
長谷川智子自由詩2*09-10-2 4:22
もうもうカチキ自由詩109-10-2 3:55
世の中がどんなに変化しても、人生は家族で始まり、家族で終わる吉田ぐんじょ...自由詩53+*09-10-2 2:51
well/井戸月乃助自由詩7*09-10-2 2:13
One Thousand 20th Century Chairs捨て彦散文(批評...209-10-2 1:53
赤い羽音共同募金 服部 剛自由詩5*09-10-2 1:33
僕として金魚は死んだ番田 自由詩009-10-2 1:28
クールを通すならsnowwo...自由詩109-10-2 1:09
「想いと言葉」広川 孝治自由詩009-10-2 0:21
遥か奈々携帯写真+...6+09-10-2 0:19
回遊魚シンメトリー相田 九龍自由詩309-10-2 0:17
ミートミーペポパンプ自由詩3*09-10-2 0:00
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