妻の腹 しわにはさまれ 蚊がもがく
秋さびし 猫の声にも 堅くなり

 沼は待っていてくれた。ホテイアオイは相変わらず所狭しと繁殖し、岸際を覆っていたが昨日ほどではなく、 .... ことばカタパルト

秋には空が高くなる
魚たちもぽんぽん跳ねる

ぴちぴちと
身をくねら ....
インフルエンザの{ルビ影響=インフルーエンス}でしょうか
秋風に風邪をひきました
夕方になると熱 ....
二週間に一度
電車に揺られ
ヘッドフォンで耳を塞いでもうなんにも余計な物は聞かないように

 ....
変われなくて悲しい?
楽しくなくて寂しい?
誰もいなくて孤独?

君は17才
生きてるって ....
こみどり待たせた道路の白線
丸い木の輪に赤い手のびる
二本の足に根の指下がり
みじんぎりの水  ....

はたしてそれは

恋だったのでしょうか


はたしてそれは

愛だったのでしょうか ....
揚げたてのエビなら隣テーブルで男が食ってるよ

おいしそうにね
『顔を売れ』というアドバイスは、セールスなら一度は耳にしたことがあるだろう
『顔を売れ』とは、『 ....
珈琲を二つ注文昼過ぎのサンエバーに二人来てみし

薄暗きコーヒ・スタンド今日も来て伝道終えしたま ....
俺は放とうとする
微かな 狭間は
巡られていないのだろうかと 部屋に
投げ捨てようとする 自分 ....

  さよならの日は 風の日だ
  けれど 怖がらなくていい
  雲はいつだって自分を壊してゆ ....
書物に手を伸ばす 善行


坐したままのAV行為が業となり


昏い体に妙法は良薬

 ....
七年ぐらい土にいて
一週間だけ空にいて
今は何処を飛んでいるんだろう

部屋に落ちていた蝉の ....
ゴミ箱に詰め込んで火をつける
灰になったらそのうち土に還る

巡り巡って僕になる
白くて深い雲の色
ゆらゆら揺れて流れていった

カラカラカラと鳴り響く
雲の音あれは色

 ....
客体の僕と主体の僕がゆらゆら揺れる日和見主義きれいな言葉にくるまれている嫌いなキャンディ砂鉄の匂い少 .... 思い通りに行かない事
沢山あるけど
結果その方が良かったと
後になって思う事もある
時には見 ....
詰まる所さ
自分が一番可愛くて
優先順位が頂点なのさ
奇麗事を謂う輩
お前も自分が一番可愛い ....
帰ります。
否、もう今すぐに。

もどれないなんていうんだったらぼくはすぐにかえってみせるさ/とんで ....





見失った起点をとりもどすための儀式。なぜそれが必要なのかはわからないけれど。ホー ....

光がとまどってばかりいるから
しずかに カーテンをひらいて
部屋にいれてあげた

よろこ ....


 演台に
 原稿用紙を広げ
 子どもたちは声の限りに叫ぶ


「笑顔の
あふれる ....
ランボー読めば青い焦燥


空気との接触 半裸の肌


風のない日向にブンブン現れ
砂漠にぽつんと

壁がある。
黒い壁がある。
大きな黒い壁がある。

その前でぶつぶつ呟 ....
きのう
遠い夕暮れから
やって来る
潮風が
暗い林を
揺らす

今日
秋の雨にぬれて ....
「僕は悪魔の子なんです。」
と、彼は言った。

彼の両親は教師で
彼の弟も頭が良かった。
 ....
誰かが言った
真っ赤な夕焼け空を見上げて
すごいなこりゃ
天変地異でも来るのかな
明日は地球 ....
利用される側の私がぐっすり寝たふりをした中二人の若い男女は水音を部屋に響かせた

筋肉がもう限界 ....
朝 居室に入ったら
大きな声で おはよう
それだけで 一日の関係が和らぐ

昼 ひと段落着い ....
ごめんなさい
私の存在など忘れて下さい
お願いします

私を見ないで
私に話しかけ ....
さよなら さよなら
僕はさよならします

彼は手を振って
去っていった

追いかけるの? ....

いつのまにか消えてしまったいくつかのことの、そのどれかを鏡の隙間に見つけてしまい

それは私 ....
なんだって1万時間もやれば
その道のプロになれるもんだって
アメリカの誰かが言ってたっけ

 ....


明け方近くに咲く花をキスマークと名づけた
女の子の秘密を隠す紐は痕を残す。なまめかしく。 ....
ケータイで
挟んで潰したカナブンの
そのおやを持つこの気持ち
おいで
ほら、
ここだ

ちかくに
音無し瀧がおち、
とおくで
水晶のぶつかる音のする ....
 
見ていたいのは夕焼けとか朝焼けとか霜焼けとか日焼けとかニューヨークのマンホールガールズとか死に ....
今日は神様がパウロに手紙を渡した日

B組のあの娘が自殺した日

雨の降りそうな灰色の空
 ....
いつの間にか冷めたスープ
食べられなくはないけれど
温め直して飲みたくはない

いつになく不 ....


心待った家路の果てに
ゴールデン・プラムの たわわな枝の
くちびるを這わす 実は あまく ....
きみはわたしを見ると
いじわるばかりを言うので
わたしはきみを見ると
いつも動揺してしまうの
 ....
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2009年9月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の終わり西尾川柳109-9-13 22:04
帰ってきた沼でフライロッドを継ぐ北村 守通自由詩109-9-13 21:33
傀儡使い師たち/ことばカタパルト海里自由詩109-9-13 21:22
傀儡使い師たち/風邪の色自由詩109-9-13 21:21
おくすりはあなたにひつようだろうあぐり自由詩8*09-9-13 21:20
悲しみのセーラー服ゆりあ自由詩1*09-9-13 20:20
くすりすりくすり砂木自由詩4*09-9-13 20:13
はたしてそれはセルフレーム自由詩209-9-13 20:07
フライヤーしべ自由詩009-9-13 19:33
人間性を売る吉岡ペペロ散文(批評...309-9-13 19:19
芸術の至上生田 稔短歌109-9-13 19:08
自分の外から番田 自由詩109-9-13 18:44
秋の日は風の日西尾自由詩209-9-13 18:43
悪魔天使アハウ俳句209-9-13 17:00
蝉の抜け殻風見鶏自由詩309-9-13 16:31
いらないもの自由詩209-9-13 16:25
雲の色自由詩109-9-13 16:09
ブランニューモール自由詩109-9-13 15:22
点+点=線加羅自由詩1*09-9-13 14:35
自己愛AKiHiC...自由詩5*09-9-13 14:24
きみはなんにもしらないあぐり自由詩4*09-9-13 13:41
あふれるキキ自由詩1309-9-13 13:31
光のなかで・・・月乃助自由詩2*09-9-13 11:50
子どもの宝千波 一也自由詩10+*09-9-13 11:24
青い焦燥アハウ俳句109-9-13 11:20
……とある蛙自由詩8*09-9-13 10:49
きのう・今日・あしたフクスケ自由詩109-9-13 9:08
悪魔の子ツキミサキ自由詩109-9-13 7:53
頼もしい救世主テシノ自由詩5*09-9-13 7:21
天使の居ない夜ゆりあ自由詩2*09-9-13 5:11
挨拶短角牛自由詩109-9-13 3:46
むだい自由詩009-9-13 3:06
さよならツキミサキ自由詩109-9-13 2:42
震える猫のひたい撫...自由詩109-9-13 2:05
いちまんじかん水中原動機自由詩1*09-9-13 1:55
創書日和「紅」 じゅう。ゆるこ自由詩509-9-13 1:09
二つ折りサトタロ短歌109-9-13 1:06
ランチスポット草野大悟自由詩1*09-9-13 0:51
絶望は腐らないミラクルアップルパイわだち彩子自由詩209-9-13 0:41
LOST GIRLゆりあ自由詩5*09-9-13 0:38
冷めたスープ葛西曹達自由詩209-9-13 0:33
golden plums/家路月乃助自由詩9*09-9-13 0:31
なきがらまぁや自由詩109-9-13 0:00

加筆訂正:
/……とある蛙[21:03]
行がえ1カ所
43rows, 1.05sec.