うす水色の蚊帳のなかで
ふたりの鮎が戯れ
明日を探している、今日
稲妻が
震度6の現実を
 ....
揺れる景色を歩いてく
騒がしい蝉の声が
胸の音と重なった午後

逢いたい気持ちだけで
記憶 ....
別れ際
ふっと寂しさ
しみてくる
またねの響き
友達みたいで

なぜ泣くの
答えられず ....
わたし
わたし
わたし
わたがし
溶けるとベタベタするよね

わたし
わたし
わたし ....
私 あ の 娘 の 中 に
眠 る 少 年 に
ハ ー ト を 刺 さ れ た
痛 い よ
 ....
 
 
二週間前と同じように
針金ハンガーが
屋上のフェンスにひっかかってる
そこにあって ....
あんたはよっぽど
別の男と
一緒になっていればよかったのにね
俺みたい

くだらない男と ....
図書館へ行くと
いつも
てのひらに
穴が空けばよいのに

思う。

エラリー・クイー ....
銀色に耀く世界で
今宵月とダンス
幾重にも重なる歌は
足に絡んで
一つの旋律を紡ぎだす
星 ....
風船に気体が込められていくように、
期待で想いが膨らんでいく。

一時間半のフライトが済み、
 ....
立ち尽くす、夕暮れ
雷の鳴く頃


傷口を縫い付けた鋼鉄の糸を噛み切り
雷の鳴く頃
沈黙 ....
あの夜空に瞬く星は 
僕が生まれるより 
遥かな昔に、消えている 

幾十億光年の{ルビ宇宙 ....
安売りした自分
零れた落ちた時
笑われる
必然に
呪われる
必然に


親の愛情貯ま ....
(大人になった)と思う時 
すでに楽園は、消えています 

幼子のこころそのもので 
世界に ....
さっき食べたケーキが
もう喉まできてる

おいしいおいしいママのお菓子
過剰摂取した糖分が
 ....
蝉時雨たまねぎ小屋のポーンてなって

            佐賀 白石弁
ラッキーなことに、虫歯が出来た

私には砂糖をおつまみのように手掴みで貪る習慣があるので
 ....
ねえ
今僕が話すこと全部忘れる
数になって苦しめる
苦い日毎の道具も

位置を理解しない
 ....
私は事実に戦く
あふれでる悪霊に
どんな名前をつければいい
晩夏の夕日の中に見たあれは
途方 ....
駅のホームから
見上げた丘の絶壁に 
ひとりの{ルビ向日葵=ひまわり}はまっすぐに立ち 
遠く ....
お皿の上の
丸く盛った海老ピラフに妹は
グリンピースと人参をのっけて顔を描いた
半分食べて欠け ....
   {引用=ぼくたちの未来は いつも、さよならで終わっていくの?}


地球儀をまわしすぎた ....
戻れるのだろうか 
土を踏みしめて歩く
背の低い草に
皮膚を破られながら裸で
今にも雨が降り ....
享楽に耳を盗られて金と銀
クククざわざわ命より思い

携帯に携帯されて乙る哉
星の金貨は何処 ....
川っ縁のベンチに座りながら、父は鼻毛を抜き、息子は顎鬚を抜いている。
昼間っから開いている呑み屋を ....
 海に階段が見えたらのぼりましょうか。 つきとほしの光をふんだんに使った階段はとてもきれいですよ。  ....
おまえは自分でかわいらしいなどと思ってはいなかった。
まわりはかわいいという
しかし、おまえ ....
俺は基本的には何も信じない

信じていることに背く人間を許せなくなるからだ

俺は人間が罪を ....
     そ
    の
   う
  ち
 飛
  び
   立
    て
   ....
虚ろなひとみ
おぼろなあなた

しだいに視界は闇へと旅立つ


ゆらゆらゆら
くらくら ....
ねぇ、ママ

硝子の靴は
彼女にしか
履けないんだよ

暗闇は
僕らを照らしては
く ....
野性らに歌謳わすほどに強くある


コロニーの都市満ち足りて自然なり


乱れたる人心が ....
「もう大丈夫」
これほど安心する
言葉はない
「隣にいるから」

「私はいつも貴方の味方よ ....
どんなに遠く離れていても想いが二人を繋いでいる
同じ星空を見上げてみれば愛する人に想いは届く

 ....
愛する人が500人ほど集まって
陸上競技大会をやっているから
ちょっと見に行きましょうかと
全 ....
尿道から練馬までの切符を買って
わたしのお金は尽き果てた
明日からどうやって暮らせばいいの
生 ....

死んだ僕を
続けるように
信じて眠り
明日を向いている

死なないことを
ぼんやりと ....
言葉を、
知っているように、
つかむ、白、そこにつかむ、
黄色、
風景、
水色や、赤や、
 ....
 
 
土曜の朝から
日曜の夕方まで仕事をして
家に帰ると
妻と息子が家の前で
途方に暮 ....
 
 
 
【残】



 蛹は繭の中でドロドロに溶けて

 美しい蝶に ....
使い慣れた携帯電話
真夜中に新規作成の画面を開いてる

『結婚します』その一言を
知らせるべ ....


こうして同じ形の月を見るのは何度目だろう。

コンクリートでできたこの部屋には灯りひとつ ....
夜中に
急にきみのにおいを思い出して
困ってしまった

ほら、
あれ、
なんだったかな? ....
夜に開く花々に茎を突き刺し続けた男は死後
手の生えた花に、その肢体の隅々まで鉄の茎で刺され続ける
 ....

真夜中タクシー、ランドマークは、レンタカーショップ。


跳寝ル。


シュワって熱 ....
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2009年8月11日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
草野大悟自由詩1*09-8-11 23:41
記憶海 猫自由詩109-8-11 23:41
愛しき人。。。Fxxxxx...短歌009-8-11 23:30
自由詩な葉っぱ緑/わたしたちのアルフ・ライラ・ワ・ライラ海里自由詩009-8-11 23:25
君を殺したいゆりあ自由詩2*09-8-11 23:16
針金ハンガーたもつ自由詩909-8-11 23:08
別の男ふくだわらま...自由詩009-8-11 22:43
紙魚の眠り亜樹自由詩609-8-11 22:41
月夜に見た夢ミツバチ自由詩1*09-8-11 22:19
and I love youを聴く風船邦秋自由詩1*09-8-11 22:08
サイクロンゴースト(無...自由詩1*09-8-11 21:26
風のなかに 服部 剛自由詩509-8-11 21:02
新宿ゴースト(無...自由詩1*09-8-11 21:00
eden服部 剛自由詩209-8-11 20:54
楽園の味愛の嗚咽自由詩109-8-11 20:52
郷里A-29俳句1*09-8-11 20:19
ホワイトスノーひとなつ自由詩4*09-8-11 19:54
あなたに話すならチャイ自由詩109-8-11 19:30
ある晩夏渡辺亘自由詩009-8-11 19:18
ドリームハイツ行きのバスに乗って 服部 剛自由詩0*09-8-11 18:12
ピラフと粥照留 セレン自由詩7*09-8-11 17:48
孕む、風を、未来を望月 ゆき自由詩24*09-8-11 17:30
今はただ水が飲みたい瀬崎 虎彦自由詩5*09-8-11 15:54
利根川法子zihan短歌0*09-8-11 15:50
かつての夏BOOKEN...散文(批評...5*09-8-11 15:23
えいえんをえんえんと。志賀羽音自由詩409-8-11 11:55
三歳のおまえ……とある蛙自由詩13*09-8-11 11:51
罪についてudegeu...自由詩009-8-11 11:34
羽ばたきあだっち自由詩109-8-11 9:54
たゆたう自由詩009-8-11 9:51
旅に出ようか小岩井祐子自由詩309-8-11 9:40
コロニーアハウ俳句4*09-8-11 8:24
大丈夫ペポパンプ自由詩5*09-8-11 5:18
フォーエバーラブセガール、ご...自由詩309-8-11 3:47
愛する人自由詩209-8-11 3:46
練馬自由詩109-8-11 3:46
歩く番田 自由詩009-8-11 3:28
未来を思う自由詩209-8-11 3:27
愛鍵小川 葉自由詩709-8-11 3:18
綾瀬たかし自由詩309-8-11 1:59
白い車と黒い車智哉自由詩009-8-11 1:45
籠のなかの三日月mayuki自由詩109-8-11 1:25
のいちごと袖まぁや自由詩309-8-11 1:14
性と死と血と果実とクーラーの箱木屋 亞万自由詩2*09-8-11 1:10
プレゼント。自由詩109-8-11 0:03

加筆訂正:
夢みればいつも〜満月とスバルがなかよく散歩する深夜/草野大悟[23:05]
題の変更です
利根川法子/zihan[16:51]
45rows, 1.05sec.