心の中に灰色の部分がある

それがどうした
生きてるんだから仕方のないこと

違うのかな
 ....
涼しげなアルゲ・バムの遺跡も
――今は、もうない。
たとえビールや焼酎を十杯飲んだって
大酒豪 ....
 
春が死んでいた
花びらもない
あたたかな光もない
ゼニゴケの群生する
庭の片隅で

 ....
ケルトの白馬のように
ナスカのハチドリたちのように
空を巻き込むように
海と陸とで波が白いよ
 ....
いろいろなものに唆かされて
波は
いつも
陸にかけあがりたい

風や月や
海そのものの呼 ....
 指先でたどる
 過去の先端
 二股にわかれ
 ぼろぼろに
 とけるように
 消えていく
 ....

まぶたを閉じると幾重ものプレパラアトが幾重もの君を幾重にもして
毎晩夢の中へ押し込んでくる
 ....


がやがやと騒がしい声 
私の部屋は 
あの人やあの人やあの人たちといった
懐かしい面々 ....
あなたは随分遠い所に住んでいるんですね、
どこ?
あなたがどこに行きたくても、俺がそれを知ること ....
カーテンに
風がそよいでるけど
時は止まって
ネオンが見え隠れ

微生物のかくれんぼ
日 ....
本を読みながら
封印のように
しおりをはさむ
思いが
揺らがないように

感動という声が ....






   「忍者えんぴつくん」  作 鉛筆くん



 ボクが赤ペンでマ ....
不眠症のカラスは
その静寂に耐えきれず
今日も密かに音を生み出す


カァ カァ  ....
DM宇宙からの音 大地射る
          不協和音は邪悪撃つ


輪廻遠く霊樹の森に降 ....
祈ることしかできないと言った
君の傷ついた指先の白さと潔白が
フリージアの訪れで、彩られればいい ....
・世の中は記号により成り立っていて、それらの中には映像、音楽、匂い、…等も含まれる

・言語は記 ....
右手、左手、右足、左足
頭部、胸部、腹部

その全てに五寸釘を打ち付けた
ついでに手と足は千 ....
たとえば
私が小学生の女の子でも
あなたは愛してくれますか?


いつのまにか
ポプラ並 ....
                   090426



くじ運が悪い
クジを引く度に思う ....
気の滅入る私と
居なければならぬ君と
優しい冷静さと
鬱陶しさ



外から雨の ....
十九、までは数えた
そこから先は途切れがちになった
よく躓いてしまう君の後ろで僕は
ありふれた ....
風のにおいが愛の記憶を
ふいにくすぐる
手探りみたいにひろい夜を
小さなサーチライトひとつで
 ....
鏡は反対にうつるから
鏡の中なら、ほら
私はとってもビューティフル

素直な私
かわいい私 ....
君が僕に嘘をついた
僕は気づかぬふりをして
騙されていてあげよう
それでも僕は君を信じる
君 ....
 すべて取り違えてみた声と体  水町綜助さん
 http://po-m.com/forum/sho ....




時計が再生を告げれば
僕の水色の時刻





アロマに誘われ



青くも ....

一針
また一針
言葉の
日向と日陰を
縫い合わせる

一針
また一針
自分の
 ....
かみさま、が、寝たふりをしている世界。

僕の空っぽに穴が開いた場所にレールが敷かれて電車が通る ....
早起きして朝の空気を吸う

いつもと同じ道なのに
いつもと違う時間

人に寄りかかりしのぐ揺れも、ガ ....
素直、素直と言われて育ってきた


そう言われてきたからそう信じてきたけど、近年はどちらかと ....
年を化かし
人をおどし
天然ボケか?
マイペース?

どうだっていいじゃん
ミャンマー
 ....
千の天使がオーバードーズする。
ヒャハッ!

クリアな眼球でピストルを扱ってる。
飯にありつ ....
 
 
ごめんな
と言う

ただ
ひたすら

ごめんな
と言う

あやまる
 ....
 
 
あんたなんかね
あの時あたしを
見捨てればよかったんだよ

三十半ばを過ぎていた ....
歌舞伎町
変わらないのは開け放たれた門戸だけ
以前何度も往復した場所

歌舞伎町
銘打たれ ....
昨夜みた夜空を游ぐ三日月をみた

君は今硝子の壁ごしから何かを伝えたくて

吐息を吐いて窓に ....
世界を爆破しようと言って
銃火器を想像したならあなたは私の敵です
世界は勝手に爆発していると
 ....
****
魚類微笑
軽やかに昇る月
四月
*****
なきそうになる
アスファルトから葉 ....
思うから現れるのです
幻視であれ
見てしまうから

桜の木の下には
死体が埋まっているとい ....
きょう友達の披露宴があった
二十年来の友達だ
数字にすればそんなに経つのだ
東京はあいにくの雨 ....
夜空の色彩

輝く星々が

空に溶けていく


それが、“消えた”ということを

 ....
君が君であり続けられるように
僕は僕の詩を歌いつづけよう。

君が君であり続けられるように
 ....
何かが動き出しそうで

でもやっぱり動けなくて


自分の世界はなんてちっちゃいんだ、って ....
半世紀も祈り続けて
鳩が太っていく
公園の木は
故郷から引き離された子供のように
ぽつん、ぽ ....
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2009年4月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
灰色の心とゆでたまご自由詩009-4-26 23:02
死の街atsuch...自由詩4*09-4-26 22:58
ゼニゴケたもつ自由詩1509-4-26 22:39
砂漠の中の砂時計/海岸前線Ⅰ海里自由詩309-4-26 22:33
砂漠の中の砂時計/海岸前線Ⅱ自由詩209-4-26 22:16
『眠る前』あおい満月自由詩4*09-4-26 22:10
目蓋沸騰寸前夜或る女の子自由詩109-4-26 21:49
煙のように自由詩009-4-26 21:38
恋と吐き気キタノ自由詩109-4-26 21:37
日曜日の体育館ゆうさく自由詩009-4-26 20:16
しおりフクスケ自由詩109-4-26 20:01
鉛筆くん。。ヨルノテガム自由詩409-4-26 18:44
東京カラス東京カラス自由詩109-4-26 18:34
ディペッシュ モードアハウ短歌109-4-26 18:27
ファンタジア水島芳野自由詩5*09-4-26 18:07
記号結城 森士散文(批評...009-4-26 17:49
無限ループ至希自由詩009-4-26 17:34
たとえばルナ自由詩509-4-26 16:33
くじ運あおば自由詩12*09-4-26 16:10
雨女雨男蝶澤自由詩209-4-26 15:49
スモールタウン霜天自由詩709-4-26 15:41
風ひとつフミタケ自由詩11*09-4-26 14:44
ルナ自由詩609-4-26 14:41
柊 恵自由詩6*09-4-26 13:02
SRS7  すべて取り違えてみた声と体/水町綜助さん露崎散文(批評...4*09-4-26 10:20
水色の刻オリーヴ携帯写真+...709-4-26 10:17
詩作nonya自由詩14*09-4-26 10:01
神様と心臓。菊池ナントカ自由詩509-4-26 7:56
うよ、はお。つゆ自由詩1*09-4-26 7:07
「赤い城 黒い砂」猫のひたい撫...散文(批評...109-4-26 6:25
君は狸か狼か?ペポパンプ自由詩5*09-4-26 6:22
千の天使はバスケットボールをしない。菊池ナントカ自由詩209-4-26 6:21
理由小川 葉自由詩109-4-26 5:00
愛の言葉自由詩609-4-26 4:45
歌舞伎町佐々木妖精自由詩4*09-4-26 4:09
ガラスの壁越しの愛こめ自由詩809-4-26 2:20
出口も入口もないところにいる木屋 亞万自由詩1+*09-4-26 2:13
戯れ句集瀬崎 虎彦俳句0*09-4-26 1:50
砂漠の中の砂時計/詩人に口なし海里自由詩109-4-26 1:10
雨の披露宴吉岡ペペロ自由詩309-4-26 0:51
ママ至希自由詩109-4-26 0:51
君が君であり続けられるように草野大悟自由詩109-4-26 0:37
年輪知恵自由詩009-4-26 0:30
駅・紙屋町たりぽん(大...自由詩12*09-4-26 0:00

加筆訂正:
歌舞伎町/佐々木妖精[04:11]
酒入ってます
44rows, 1.1sec.