口語の時代はさむいがその寒さの中に　　　　　　　　　　　　　　　※2
自分の裸をさらすほかない時代　.... コーヒーの乾いたカスがこびりつく
カップに何度目かのコーヒーを注ぐ。

知ってるさ

そう　.... 天の窓辺
指先の遥かに
兜率の天からのマリンスノウ

よくわからないけど
かわらないものた　.... 「あ、」

読み掛けの本が閉じたことすら
気にも留めずにに下を見た

床に落ちたのは灰皿と　.... 　
あなたはセーラー服であらわれた
わたしも学生服であらわれた
もう高校生ではなかったけれど
　.... コンテナハウスすき間から吹き込んで来る砂防ぐガムテーム欲しい


焼けるみたいな喉の痛さに慣れて　.... 人間の骨と魚の骨
灰にして混ぜ合わせれば
人魚の遺灰
海に{ルビ孵＝かえ}そう
水面の粒子が　.... 始めに朝があった
僕たちは扉を開けて
靴音鳴らして別れてった



「自分に自信が　.... 東京タワーに陽が刺さる時分に煌々と輝く
窓から漏れる明かり　色とりどりの街灯　魅惑のネオン
徹底　.... 挑むなら。


どこまでだろう。

見えるものは見てるから。
見えないものは感じてるから　.... 勉強は、木版画に似ていないだろうか。


学習する内容。教育委員会が決めた内容。これが板。
　.... 　石をみている
　石の奥に映る光をみている
　石の奥に映るわたしをみている
　石の奥に映るわた　.... ながれていく
　　（しずかに）
その潜行する鼓動を
ききわけて
よりわけて
乾く冬のために　....
自由の翼が手に
入ったとしても
額縁の絵の中を
飛ぶことぐらい
しかできないし

お　.... 帰って来なければいいのに！
死んでくるといい！
ああ、なんと華やかな餞｛ルビ＝はなむけ｝のことば　.... 例えば
柵があるとして

気軽に助走をつけて
ひらり、と跳ぶひともいると思うんだ

でも　.... --------------------------------------------------　.... 血のかよう夕焼けを深海魚がよこぎる
ひたり
ひたり
と
胸びれを動かすたびに
その下で　.... 石けんの香り
ゆらいで
沐浴

朔日、
娘が生まれました。

張りつめる乳房の
端か　.... 眠り続けるあなたは、齢をとらない。
あなたは、いつまでも少女のまま。
ときどき、ほんの片時目覚め　.... ひとりにしてください

綺麗にカーテンを閉めた
皺ひとつ残さず閉じこもった途端
カンバスに降　.... 霜降りて　虫の音消ゆる　冬野原
虫の音に　笛の音乗りて　吹き渡る
虫の音に　包まれ見上ぐ　満ち月　....
この手がなくても、この耳が聞こえなくても、この目が見えなくても

この足がなくとも　この唇が　.... 舟、
から落ちた
青年の眼は
右往左往し
私に助けを求めた

私は
まるで彼だった私を　.... 車道を行く
ひたすら行く
迎えは居ないが
歩く、ただただ道程をたどって

後頭部からカット　.... ｛引用＝彷徨うお前のたましいからもしも右手が差し出されるのならば、｝

泣いたり笑ったり
他愛　.... 冷たくなってく星の輝き
流れる命を忘れないで
今は見えないミルキー・ウェイ
結ばれる二人を待っ　.... マンションの影に蔓草枯れて垂る


蔓草の枯れ頼りたるフェンス錆び


崖　背にしモズ鳴　.... 靄に晴れ間に
溶けだしたのは
枯れた山

梅の僅かな温かみ
鼻を刺す北風が
少しおいしい　.... 空は
広いから

協力して
いっしょに

塗ろう

白く

青く

もっと
　.... あなたとはもう何回も
っていう気がするから
しない
例えば三年前
あなた会社の後輩だったわ
　....
見とれてみたり
奪われてみたり
抱きしめてみたり
キズ付けてみたり
そうやってボクは人生　.... ぼくはもう駄目だからあとは頼んだ。このゲームがいつまで続くのかはわからないけど、行けるとこまで行って　.... もう長いこと
ここで漂っています

聞こえるのは
絶え間ない波の音
時々通る渡り鳥の羽音
　.... 研究「緑川びの」（２）


　デビュー作３作に続いて３作を考えてみたい。研究といっても、個人的　.... やることがないからネットしてる
何時間もクリックとスクロールを繰り返している
途切れたリンク先で　.... 忘れているつもりは、なかった
ちょっとうっかりしていたのだと思う
言い訳がましいね、何だか
本　.... 「わたしたちのテーブル
なめらかなはだかの木目
そこに並べられた食器、グラスたち
ずっと交わら　....

氷の川を
停められるのは
時の流れにせせらぐ命


　つめたさを
　うたう刹那が　....
揺れ続ける
揺らすものは止まない
だから揺れ続けている

揺れながらも見ている
止まっ　.... 背伸びして
履いた高靴
近づきたくて
 ぺかぺか

あなたは最初にそう言いました




指折り数えることは嫌いだと言っていた　.... 　　地天空海



淵の無い
ただ透明な心の地上に
経験を飾り付けても
溢れることの無　.... 爪の先だけ
宇宙へと飛んでいく

あなたが何度も触りたがるから
爪先以外は東武東上線沿いに
　.... 繊細な細い君の人差し指であたしはまるで少女のように動かされる

｢いちばんすき｣とはなんて残酷な　.... 生まれる前の僕は壁に囲まれていた
生まれると同時に天井で蓋をされ
それからここはただの暗闇
立　.... 貴方の写真の撮り方は気持が悪いから
ベッカムないしディカプリオと代わって頂戴
そういう無茶を言う　.... 熟れたトマトを股間に挟んで
ふざけながら歩いているお前と
熟れたマンゴーを小脇に抱えて
京浜東　.... 管制塔の制止を無視して月面に降り立った艦長以下五名は
サムがこっそりと持ち込んでいたB5サイズのオ　.... 愛のある女たち
おまえに捧げたものを
荒土から拾い
違うものに変えてわたしの胸に刺す
(これがわたし　.... 困ったことだった
一張羅をまとった毛ばりが
根掛かって外れない
偶然授かった
二本目の無い
　....


あらゆる成功が、もう
起こりえない予感に冒されて、
そのために、もう
赤茶けてしま　.... カルミアのカルアミルクが
妖精たちのエール

もっと強くてもいいなら
クライミングローズのカ　.... 新しい季節へと
かわっていくなにか
さがすように風を嗅ぐ
子犬になれそう

　　正しいとか　.... ける
すぎゆきつゆき
ふにゃりこら
すくりをくり、

めちゃつかひめ
ゆめにひくゆる
　.... 親子であったり

夫婦であったり

友であったり

天使たちの遊戯

声のない

　.... 　散文では少しばかりお久ぶりですね。
かと言ってこの散文を正座して待っているような人はいらっしゃる　....
前日　Home　翌日
2009年2月16日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
満足厳禁大村　浩一自由詩28*09-2-16 23:47
クジラと世界の親和性Anonym...自由詩009-2-16 23:39
88鍵のためのエチュード/雪の日海里自由詩009-2-16 23:29
転 -ten-邦秋自由詩109-2-16 23:19
〔草稿〕人形の季節小川 葉自由詩3*09-2-16 23:10
冬くぼた短歌109-2-16 22:56
骨/ボーンズ・リターン百瀬朝子自由詩1*09-2-16 22:49
革命前夜手乗川文鳥自由詩16*09-2-16 21:36
light the light紫音自由詩5*09-2-16 21:27
宿命の部屋にてまきちぇり自由詩009-2-16 21:13
懐かしの木版画エルメス散文(批評...1*09-2-16 20:42
『石の鼓動』あおい満月自由詩7*09-2-16 20:27
冬の静脈岡部淳太郎自由詩809-2-16 20:18
枠枠nonya自由詩11*09-2-16 20:16
旅立ちGiton自由詩0*09-2-16 20:07
あの柵（跳べ）風音自由詩409-2-16 19:41
火の森音阿弥花三郎自由詩209-2-16 19:30
夕焼けことこ自由詩2*09-2-16 19:20
葉女〃自由詩4*09-2-16 19:17
時を翔ける少女Giton自由詩2*09-2-16 19:06
つよがり氷魚自由詩3*09-2-16 18:58
音　　(2003.11)guchi_...俳句109-2-16 18:58
divedeeply48『終わり』satyri自由詩009-2-16 18:13
無力化高橋魚自由詩2*09-2-16 18:02
ハイウェイを走るaidani...自由詩6*09-2-16 17:48
sonorité〃自由詩709-2-16 17:25
『ハリーのしっぽ』東雲 李葉自由詩2*09-2-16 17:05
マンション近景アハウ俳句109-2-16 16:45
千鳥の影しべ自由詩009-2-16 16:38
空つばさ自由詩1*09-2-16 16:28
あなたとはもう何回もチアーヌ自由詩609-2-16 16:27
ゼリークラシックBOOKEN...自由詩5*09-2-16 15:47
リリーフれつら自由詩409-2-16 15:25
漂流きりはらいを...自由詩209-2-16 15:17
研究「緑川びの」（２）生田　稔散文(批評...009-2-16 14:34
秘密基地（草稿）れつら自由詩109-2-16 14:26
空の青さを見つめていたからあ。自由詩3*09-2-16 13:30
水槽アングラ少女自由詩209-2-16 12:55
氷の川千波 一也自由詩5*09-2-16 12:23
吹いて道草ふるみ自由詩009-2-16 9:57
よいしょつゆ俳句1*09-2-16 8:46
light the light因子自由詩1*09-2-16 8:10
地天空海北星三天自由詩0*09-2-16 4:46
銀色ゆきちゃん。自由詩209-2-16 4:12
0214。〃自由詩109-2-16 3:35
light the light木屋 亞万自由詩2*09-2-16 3:19
寂寞セガール、ご...自由詩109-2-16 2:09
残夢〃自由詩209-2-16 2:08
月面帰省サトタロ自由詩009-2-16 1:59
愛のある女たちkawa自由詩009-2-16 1:33
ある渓流の淵にて北村　守通自由詩2+*09-2-16 1:03
屋内　暖色灯鎖骨自由詩209-2-16 0:45
88鍵のためのエチュード/ナイトキャップ海里自由詩009-2-16 0:25
ライカ・シンドロームたりぽん（大...自由詩14*09-2-16 0:08
record_090122_2355-58@jisituもしゅ自由詩0*09-2-16 0:06
天使たちの遊戯吉岡ペペロ自由詩309-2-16 0:05
自己紹介しながら詩を語る！？その４〜私の血が赤い理由〜そらの　とこ散文(批評...2*09-2-16 0:00
加筆訂正：
だまされた　…会社より、も、不動産、屋に…/K.SATO[09:58]
失業保撃→失業保険
57rows, 1.07sec.