右の手の中指左薬指プラチナふたつ窓の夕月 鉄塔が濡れています
月の飴玉のせいでしょうか
秋の星の下
スニーカーで
シャリシャリと恋石を ....
 
みわたすかぎりの草原でした
一頭二頭と牛が産まれると
そこは牧場とよばれました
牛は子供 ....
風と距離がない

星と距離がない

波と距離がない

鳥と距離がない

あなたと距離 ....
羽根を汚した天使が
苦悶の表情で此方を見ている
汗に混じる紅は
幾千もの痛みを受けた証  ....
体の硬い猫はいないけど
耳の硬い猫ならいる

そんな猫の耳ほど
裏返されて戻るときに
ピン ....
自転車のライトが少し前まで壊れていた
まぁいいやとそのままに夜道も走っていた

少し前に後輪が ....
長期的な不満都市国家時代の戦争を戦争遂行の外交的・内政的な問題の発生は喰う完全に消さない
目覚めの ....
青の濃淡の美しい空
左斜め上には太陽が輝く

その餌が一人の男を鳥にした

非日常の世界に ....
お金でない
心の
キャッチボール
快感だ

気持ちのやり取り
人がつながる
そこには愛 ....

全てが無意味に見えて

傷付くだけの無意味に見えて

いつの間にか… 自分を閉ざし ....
日没


『境界』
春の砂浜にも眠気がありました
くるぶしあたりを行き来します
つめ ....

竟にバラバラの少年給水塔轉がりて全自動卵割機の中に紐

 十二相大工絵圖の父仔逆立

慈 ....

彼女を

彼女の生きた証を

彼女の存在を

世界の記憶から消さないで下さい

 ....
外へ出ると
いつもキョロキョロしています
誰かが僕を殺してくれるかもしれないと
いつもキョロキ ....
時間が
僕を追い立てるんだ
人の気持ちも知らないで
先へ先へと追い立てるんだ
もう少 ....
かちかちと鳴らされる奥歯
雄弁な皮膚が翼を得て飛びたつ
積もる雪を見るとたかぶりが生まれた
そ ....
星は巡る
遥かな宇宙の揺らぎとともに

僕は痛みを抱えた穴ぼこを
埋めるように
光を見つめる

やが ....
うろたえ、戸惑い、日が暮れました。

昼は、バーガーセットを買う時に
お金を出すのに手間取った ....
病棟の
もっさり八兵衛 我が道を行く
すかっと刈った髪 背筋をすっと伸ばし
九九の暗唱の次は
 ....
これが最後の挨拶だ 
もうここに戻ることはない
旅立つ準備はできた 
喉の裏を空気が入り込む
 ....
おっす生きてるか?
俺はよく分からねえ
飽きもせず、墓標みたいなのを背負ってとぼとぼ歩いてるから ....
君との愛を冷凍しておけばよかった
そしたら欲しい時にチンして手元におけたのに
だけど想いは儚く
 ....
午前零時のもやもや月明かりの先に
お猿のシンバル リズムを刻む

 シャンシャン

  シ ....
これを歩いてけば

あなたの住む

あの町に

行けるかな?



無理だよ
 ....
ウチのそばには割と大きなお寺がある。

そのお寺を写生しているジーサンがいた。

買い物帰り ....



嬉しい事や哀しい事がいっぺんに詰まって

ボクの心は急スピードできない

時間と ....
眠りは浅い
でもソコソコ満足してる

新しいモノにあまり興味はない
アンテナはアッチとコッチ ....
夜の海で鳥の嘴が風を食った
 
海賊旗を掲げた僕達の船
 
嵐の夜も月の雲も
 
いつか ....
しんどいっていって、こころとからだがしびれるようなの、みすごしてね
 
たのしいことわすれて、し ....
あったかいと
 
きもちがきれて
 
またあったかいと
 
ゆるやかにいたみなんてわすれ ....
 
そういえば
結婚式しなかったね
ときどき妻が言う
僕は聴こえないふりをする

本当に ....
1 岐阜

(斎藤道三、織田信長ゆかりの岐阜城を訪れて)


難攻の城四度落ちなお聳え
 ....

さびしくなるようなことばかりしている
ずっとずっとねむりたいのに
じぶんじゃないひとと つな ....
ひとはかわることができる
そのしょうこにぼくたちはちょくちょく堕落する
蛾を供えにいく/
かつての田んぼを新古書店にかえてしまったため
記憶のモザイクをひっぺはがしに
 ....
町をくりぬく動物園は
真っ先に命の営みを捨て去って、
太陽、ポンと放り投げる
イメージを垂れ流 ....

ずっとこういうことばかりしていたい。
ずっとこういうことばかりは、していられない。
げんじつ ....
我が偏頭痛は
シリウスへと羽ばたいて
ディラックの海が
泡立っている

くるぶしは水晶で
 ....
吸う空気も青く滲む
朝はやってこない

黒の牢獄で
冤罪の者も、変わらず
皆と窓を眺める
 ....

  境界線の向こう
  息苦しさで
  誰かのため息のための感想文
  見知らぬ町の役場に ....
無数の 魚たちが 沈みゆく
月光を 浴びて 銀色に 輝いて
すーっと 静かに 落ちて ゆく
ぎ ....
            081017


横を向いて歩いていった
強者達が
立ち止まり
 ....
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2008年10月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
A-29短歌1*08-10-17 23:29
新しいスニーカーをススメ自由詩008-10-17 23:07
牧場小川 葉自由詩8*08-10-17 22:49
誠実ボーイudegeu...自由詩008-10-17 22:26
僕の天使AKiHiC...自由詩108-10-17 22:09
耳の硬い猫海里自由詩208-10-17 22:04
意識真紅自由詩208-10-17 22:02
点描《81》柴田...自由詩208-10-17 21:59
飛んで墜ちて知って忘れて高橋魚自由詩108-10-17 21:40
人に喜ばれてペポパンプ自由詩5*08-10-17 21:26
全てが無意味康英自由詩008-10-17 21:21
日没 鯨 勇魚自由詩808-10-17 21:17
無題御眼穢し短歌108-10-17 21:11
プログラミング・オレンジセルフレーム自由詩108-10-17 19:51
外内自由詩008-10-17 19:47
時間波大木円盤自由詩2*08-10-17 19:13
雪の日いっと自由詩008-10-17 18:34
朝光ヒロシ自由詩108-10-17 17:47
小銭入れと札入れうめバア自由詩308-10-17 17:39
もっさり八兵衛 我が道を行くけんご自由詩3*08-10-17 17:28
9時前のトーストcrowd自由詩108-10-17 16:16
生きてるサナギ自由詩208-10-17 15:37
Bon Voyageゆきこ自由詩308-10-17 15:13
聴こえないふり紫音自由詩3*08-10-17 12:26
羨路愛心携帯写真+...5*08-10-17 12:00
最初の角ひだりBOOKEN...散文(批評...008-10-17 9:57
バスがまだ来ない。LOW自由詩008-10-17 9:26
フツーでいいんじゃんBOOKEN...自由詩2*08-10-17 8:39
『鳥の歌』緑茶塵自由詩008-10-17 4:41
あるこうね自由詩108-10-17 4:41
ねぅ自由詩008-10-17 4:39
聴こえないふり小川 葉自由詩12+08-10-17 4:25
岐阜から大垣、伊吹山へ(歴史を歩いて) 寺岡純広俳句008-10-17 3:24
まよなかゆうと自由詩1*08-10-17 3:17
_夢頭制作委員...自由詩108-10-17 3:11
わたしが蛾ふもと 鈴自由詩008-10-17 3:05
冷たい柵自由詩008-10-17 2:51
いつかのジョークゆうと自由詩0*08-10-17 2:45
量子の夜ぎよ自由詩308-10-17 2:24
ヴァイオリン夜恋自由詩108-10-17 1:54
脅迫たりぽん(大...自由詩1*08-10-17 0:58
沈魂guchi_...自由詩008-10-17 0:49
聴こえないふりあおば自由詩5*08-10-17 0:34
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