寝室に、あなたの髪の毛が落ちている。

それだけで毎日、布団は暖かい。

あなたは今、幾つに ....
なんと言う時代に生まれてしまったんだ
この先の人間もそう言うのだろうか?
先人たちもそう嘆い ....
靴に足を入れて爪先をとんとん。
空からの階段を何かが駆け下りてくる。
ガラス瓶の中の住所から
 ....
いつの間にか
大人になっていた
少年の終りが
大人への裏返しみたいな
知らぬ間の不意打ち
 ....
強い風が
いろんなガラクタを
吹き飛ばして残ったのは
からっぽの青空

どこまでも視線を
 ....

人はどこへゆくのだろう
このまま このまま
みえないところまでゆくの、

こころが
ふ ....
太陽よりも
強く輝きたい
もし運命というものがあるのなら
運命なんぞ
張り倒してしまいたい
 ....


悲しみやら
目につけば
水に腕をくぐらせ
滴のきらきらと落ちかがやくさまが
この雨降 ....


好いた女に逆立ちさせて
床を舐め取らせる
女はみんな子宮にサイクロンを飼っている
そい ....
寂しい日には鏡の前でうずくまる
そこには彼が必ずいるから

やあ
僕は手をあげる
彼は黙っ ....
雑居ビルの中にある小さなライブハウス
彼女が鍵盤に指先を下ろした瞬間
スタインウェイは真っ直ぐに ....
氷の中でも
トビムシと藻は
生きている。
春を諦めない。

熱には弱いが
寒さに強い
 ....

 悩むことは苦しい
 出来たらいつも美味しいもの食べて
 美しい衣装纏って仲間と愉快に
  ....
 
夏至、直射する日光の中
未熟な暴力によって踏み潰された草花と
心音だけのその小さな弔い
 ....
私たちはいきているだけで

土を汚し
空を汚し
海や川を汚し

人のせいにして
わらつ ....
さめたスープを
なべに戻してはいけません
いけません
あたためなおすとき
すぐに沸騰してしま ....
  今夜も薔薇の刺に気絶しそう

  土深く沈む場所に

  根を伸ばして

  真っ暗 ....
好きとか嫌いとか
そのような感情と同じ速度で
五月の空はわたしのこころを蝕んでゆく

そして ....
彼は怒っている
子供の頃から怒っている
彼の父も怒っていた
彼の怒りは彼の父やそのまた父が灯し ....
朗読会の司会を終えて 
{ルビ塒=ねぐら}となったネットカフェの個室で 
目覚めた朝 
古びた ....
わたしはたぶんかなり疲れていて
これ以上1ミリグラムだって溶けない
飽和寸前の塩水のようにぎりぎ ....
臨み込んだ剣士 飲み込んだ欠児
傾れ込んだ食物 腹のなかで もう二度通す

痒いんだ身体  ....
音もなく
密やかに
こころがひび割れていく

絶望じゃない
そんなわけない

でも
 ....
ささら
降る雨は
きらり
きらり
あたたかい
曲線を
なぞって
温度を
中和する
 ....
ちらきらぴかり

あふれだす

甘くて

カラフル

こんぺいとう

きみの口に ....
「ここは秘密の特等席なのさ。
 嫌なことや考え事がありゃやってきて、
 仕事サボって、プカプカく ....
伸ばした手
ふと止め音に
首傾げ
君の名、慌てて
押すミドリボタン


君が来た♪
 ....
都市伝説の革命が毎秒誰かを殺めている。
リモコンの電池が切れたから僕はそれを見つめている。
ハイ ....
やまのてせん新宿でおろして乗り換え口がいまだみつからない
わらいかたをわすれたどうけたちのぱれーど ....
 ネアンデルタール人はホモサピエンスにブチ殺された。原因がなんだったかは知らないが、曰くネアンデルタ .... 罪をゆるすことなどは出来ないが

腹を撫でさせてやる

癒されるがいい
忘れるために楽しんで

楽しむために忘れない

チックの消えぬ心の傷を

少しほじくり血 ....
鼓動する
線路上の心臓の
信号ではじまる旅
信号で終わる旅

点滅する
信号の果てにあ ....
僕の無くした帰るとこで
くずおれるほど夢に熟れる

「迷ったままで いたかったんだ
 ふたり ....
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2008年5月19日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
布団恭二自由詩108-5-19 23:57
I'm not worth itmaynar...自由詩008-5-19 23:30
とんとん。海里自由詩208-5-19 23:19
いつも同じフクスケ自由詩208-5-19 23:02
青空kauzak自由詩9*08-5-19 22:57
たましいゆうと自由詩1*08-5-19 22:29
ギラギラ渡辺亘自由詩108-5-19 21:59
らくじつ水町綜助自由詩708-5-19 21:56
掃除機ミゼット自由詩0*08-5-19 21:51
1ピクセルの境界プル式自由詩3*08-5-19 21:21
音の回廊渡 ひろこ自由詩22+*08-5-19 20:57
氷中でもペポパンプ自由詩11*08-5-19 20:22
ほっとする時山崎 風雅自由詩2+*08-5-19 20:20
鼓動する信号たもつ自由詩6*08-5-19 20:13
汚染彌月自由詩1*08-5-19 20:08
前提に従うことHitots...自由詩108-5-19 20:06
「薔薇 ☆。」白い羽根自由詩008-5-19 20:01
五月のひと恋月 ぴの自由詩34*08-5-19 19:49
聖なる火六九郎自由詩0+*08-5-19 19:39
便所の花 服部 剛自由詩108-5-19 17:44
塩水大覚アキラ自由詩308-5-19 17:01
衣摩 浮季十二支蝶自由詩208-5-19 16:44
ひび割れていく風音携帯写真+...408-5-19 15:49
regretゆきのかけら...自由詩108-5-19 13:48
星屑こんぺいとう自由詩008-5-19 13:43
マドイホタルのはなしあすくれかお...散文(批評...3*08-5-19 13:36
奇襲☆ユメサキハル短歌2*08-5-19 13:24
『チャンネル』東雲 李葉自由詩1*08-5-19 13:16
“I'm already quit human.”aidani...自由詩208-5-19 12:33
かつていちどは人間だったもの影山影司散文(批評...308-5-19 11:53
愚民どもfuchsi...携帯写真+...1008-5-19 10:25
日曜は遊ぼうよ短角牛自由詩108-5-19 0:16
鼓動する信号小川 葉自由詩4+*08-5-19 0:09
真夏の夜の奇妙な果実クリ自由詩008-5-19 0:08

加筆訂正:
かつていちどは人間だったもの/影山影司[23:37]
一日経って、ちょっぴり手直ししました。
34rows, 1.03sec.