見えない風に震えていた
あの時
柔らかな時間に浸蝕された白い花弁のささくれ
鬱金香
が 首を ....
 モデルガンだと思って撃ったら、実は本物の銃だったって気分だ。
まさか、こんなに批判やら意見やらが ....

やさしいんだね
と、言われれば
悲しそうに首を
横に振る
君には



四月なら ....
あいしあっあっちゃだめですか
わたしたち いま あいしあってるんです
だめですか
あなたには  ....




孤独はある種の病である

別にうつりはしない

うつりはしないが

放置 ....
暇なので
バスを見ていた
空は青い絵の具の垂れるよう
たんぽぽ柄の車体が走る

砂利道に揺 ....
いつか行こうね


約束を果たされぬまま

いつしかあなたは

私のもとを去って

 ....
 
英会話学校のパーティで知り合ったバーナードは
JICAの研修生として来日していた獣医のエリー ....
“escape”
当たり前になった日々
わずかばかりの傷と
大げさな被害妄想を
繰り返し繰り ....
この味を知るのに20年以上かかりました。

「嫌よだってあなたって、何か臭うし、好みじゃない」
 ....
青い鳥は疾走する
ひとたび潜水しても その翼は 微塵も濡れず
ふたたび空に現れたとき その飛 ....
川沿いの道を 
からんころんと下駄鳴らし 
着物姿で{ルビ闊歩=かっぽ}する 
5才の姪のかほ ....
 あなたがベランダで飛ばすホタルがどうしようもなく愛おしい
 わがままを言うのならばもう一度、あの ....


英単語帳の表紙を飾る茶色い犬の目が
わたしを見ているようで
たまらない気持ちになって
 ....
そうやって欺こうとしている。
知らない顔で口ぶりだって素っ気なくて
そういう態度、見え見えだ ....
1秒1秒・・・――
 
 
そんなの一瞬で過ぎるからって
 
 
見てみぬ振りするの?
 ....
ふわふわ
まんまる

真っ白な
チーズケーキ

フォークがゆっくり
沈んで

私の ....
言葉はそれ以外の何かだ、と昔、朝日新聞が言っていた。
コンビニエンスを麦芽たっぷりのパンズで挟んだ ....
駆け抜けよう
五月の新緑の中を
駆け抜けよう
あなたの中にダイブ

一瞬の
萌え立ち
 ....
ワディ,

その涙を、舌で拭うのは僕の喜び。

涙の味は変わらない。午後も、夕暮れ時でも。
 ....
強く
優しく
滑らかに
側にいる

天使の伝令
鐘をならし
流れ
滞り、又流れ

 ....
車の免許を取るときに
人間が優先です、と習う

それが頭に刻まれて
信号のない道を走る車や
 ....

 老人が馬に乗ってすれ違っても
 別に驚かないような、日だ。

 薄暗く、降ったり止んだり ....
今日父と帽子を買いに行った。それでも父は満足しなかった。
大きい帽子は壱万円もした。
小さな帽子 ....
音のない世界に堕とされた
何も響かなくて消えてゆく灯火
どこに在るのだろう
私の声
指の間を ....
しょっぱい雨が降った朝
空に魚が泳いでた
ピチピチの魚

しょっぱい雨は降りやまず
陸で人 ....
雨が降ってきたようだ。
誰もが、傘を差している。
ぎらついた欲望で財布を握り締めている。

 ....
             08/05/02



空気と水は
相性が悪いので
接着で ....


回転する立方体を○○せ!
生きているクワガタムシを○○せ!
愉快な地球を転がしている田中 ....
昨日からの鎖が千切れていくのがわかりますか。
俺はいま、緊張感をもってびしびしと実感しているのです ....

「猫を探しています」

と書かれた手製のチラシが
郵便受けに入っていた

「名前 小 ....

まむ
ぎゃべり 

まむ
ぎゃ 
べげ
べ 
まぎゃゆろ。

しゃくゆつから  ....
ぴたっとくっつきたい

君の温度を感じたい

手を繋ぐのも好き
でもね
背中にくっつくの ....

人がいた
音を立てていた
枯れて崩れる葉を踏み
枝を折って歩いていた
いらつく声を
口 ....
「ふわりとうかびたい。」





わたしに真っ赤なルージュはにあわ
ないから。
 ....
彼は、わずか17歳でテントにガスを充満させて自殺した。あまりにも計画的な死の、報道では知り得ない事実 .... 一生懸命なマスカラ下地を振り払うように
君のまつげはとても長い

男の子にとって
長いまつげ ....
欠けたピースは

故障していて

だから

覗ける

希望があった

白い帽子被 ....
クジラが歌う

地球が姿を変えてゆく

GWを確信している

闘病は人相を変えてしまうけ ....
長雨をもたらした群雲の涯にかかる桟橋

漕ぎ出せば容赦無い光の海原

破線の僕の輪郭はより不 ....
くびがぬれているから
くびに
おしめ


ぼく
くびがぬれている から
くびに
くび ....
ぶらぶらと

行くあてもなく


ぶらぶらと

輝く夜景を眺めながら

なんとなく ....
飲みながら近況を話しても五下りほどで終わってしまうのだった

いかに平凡であるかを思い
いかに ....
今は未来と過去の間だから
今は一瞬と一瞬の間だから
薄っぺらだと言われればそれは仕方がない
反 ....
いつの頃だっただろう

明日が来るのを恐れていたのは

思い通りの毎日に充実して

君が ....
窓を閉め忘れて出かけてしまって
冷え切った暗い部屋は他人の所有物のよう
冷たくなるというのは き ....
 
 
 
 
羽の音が、する
 
飛び立った男の子と
手を引かれながら
つたなく飛 ....
お父さん様とお母さん様の全力暴力こみの命令には逆らえないいい子を演じていた僕でも、一時期、小学校には ....
くれない色の夕暮れに
細い三日月針にして

なにを釣ろうか
おつきさま

下界はこん ....
僕の目の前に金魚が浮かんでいる

別に食べたいわけでもないのだが

別に触れたいわけでもない ....
黒く流れる髪
しだれて
横からでは
目と鼻しか
見えない
睫毛と瞳
鋭い鼻の線
瞳は陽 ....
こわかった
けれど
こわいということが
どういうことなのかは
わからなかった
それは真昼
 ....



さみしさを 紛らわすもの

よるの片隅で さがしつづける

ないていることには  ....
ヒデコとふたりで校庭から抜け出た
生垣の隙間を抜けて沿道へ出た

そして自転車で下校するサチヒ ....
中央の樹が鬼の顔に見えることで有名な雷雨公園

土砂降りの中 何十人もの人達が
傘も差さずに遊 ....
近くの。通勤の途中にラブホテルが3軒、軒を並べてるんだけど。

まわりがふつうの住宅街なのでおか ....
眩いばかりの、障子の向こうを染めた光
君が閉めた切り取るような音
断片的な記憶は、まだこの胸に色 ....
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2008年5月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鬱金香(ウッコンコウ)フクスケ自由詩108-5-5 23:46
 モデルガンつぐこ散文(批評...2*08-5-5 23:45
むずかしい散歩道RT自由詩708-5-5 23:43
密会ki自由詩108-5-5 23:37
抗孤独処方六九郎自由詩3*08-5-5 23:11
たんぽぽのバスjin自由詩408-5-5 23:02
いつか自由詩108-5-5 22:56
クレヨン石畑由紀子自由詩9*08-5-5 22:52
チャレンジ見崎 光自由詩108-5-5 22:49
ミルクティー酸素の枷自由詩108-5-5 21:42
呼吸する椅子るるりら自由詩11*08-5-5 21:12
犬のさんぽ 服部 剛自由詩408-5-5 21:08
ホタルchick散文(批評...0*08-5-5 20:53
そうして大人になる春日自由詩2*08-5-5 19:50
「泪の先」菊尾自由詩008-5-5 19:01
【1秒】sayuri自由詩108-5-5 18:30
チーズケーキ風音携帯写真+...608-5-5 18:06
超人パワー5000万・乳白色の憂いキリギリ自由詩208-5-5 18:05
五月蜃気楼由志キョウス...自由詩108-5-5 17:50
ワディ(枯れ川)rabbit...自由詩14*08-5-5 17:34
ベール(覆い隠す物)ペポパンプ自由詩7*08-5-5 17:33
死んでいくパターン木葉 揺自由詩2*08-5-5 17:18
ピンク、マニア、ストラテジOhatu自由詩4*08-5-5 17:07
水色のにおいとあやふやな僕。すぬかんなが...自由詩108-5-5 16:45
シャングリラAKiHiC...自由詩508-5-5 16:43
あめそらの とこ自由詩3*08-5-5 16:02
「諸君、この国は最悪だ」ブライアン自由詩2+*08-5-5 14:59
むずかしい散歩道あおば自由詩8*08-5-5 14:51
グーチョキパー自由詩2*08-5-5 14:45
はげしい粘着質の告白、榊 慧自由詩808-5-5 14:32
「猫を探しています」ベンジャミン自由詩11*08-5-5 14:31
「まぎゃり さくし」もしゅ自由詩2*08-5-5 14:12
せなか朱華自由詩1*08-5-5 13:37
人音(ひとおと)楢山孝介自由詩408-5-5 12:47
とんでみせたら榊 慧自由詩408-5-5 12:44
現実西日 茜散文(批評...3*08-5-5 12:36
なりたいchick自由詩0*08-5-5 12:26
いのちのパズル吉岡ペペロ自由詩1008-5-5 9:10
五月自由詩208-5-5 9:06
沙虹自由詩608-5-5 8:21
くびおしめさわ田マヨネ自由詩408-5-5 8:15
なんとなく舞狐自由詩8*08-5-5 6:14
同窓会よしおかさく...自由詩5*08-5-5 6:00
戒途自由詩008-5-5 5:21
眠りテルテル坊主自由詩0*08-5-5 5:11
透徹するフレームワーク高島津諦自由詩308-5-5 4:11
ひぐらし山中 烏流自由詩808-5-5 4:04
リセットボタン連打勢!!うおくきん自由詩1*08-5-5 3:44
針の月オレンジ自由詩508-5-5 2:46
人間についてNOEL自由詩008-5-5 1:16
裂いた咲いた木屋 亞万自由詩2*08-5-5 1:14
海へいこうよ君の、自由詩408-5-5 1:05
さよなら。北条未香自由詩108-5-5 0:56
3zefA-29自由詩0*08-5-5 0:20
雷雨公園1486 1...自由詩4*08-5-5 0:18
花という花をあなたにあげようuminek...自由詩8*08-5-5 0:11
柔らかな残像水島芳野自由詩108-5-5 0:01

加筆訂正:
/沙虹[08:22]
もう立夏だし。
57rows, 1.07sec.