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際限のない
繰り言の後、
深い眠りの中で、
暗い ....
はにかむ四角い箱を見つめて僕は妄想する
世界中に素敵な音楽を乗せた電波が飛んでいって
派 ....
寂しくて 寂しくて寒くて
待ち続ける私から 白いため息がひとつ
「いくら待っても来ないの ....
もう6年も前の事ですが、仕事で縁あってニュージーランドに行きました。
そこでとても印象深かった話で ....
隠さなくてはいけない部分まで
「さらけ出さなくてはいけない」
そんな強迫観念に囚われている
行 ....
故郷の中学校に
古墳があった
体育館に
おばけが出ると噂があった
体育館の中央に
....
管制官、飛びます、どうぞ。---------------そう残し春のブルーと着床をした
....
ぼっかり空いたこころの隙間に
あなたの優しさが忍び込む
そのひとに騙されているのではと
友 ....
薄っぺらい夢を宝石のように抱きかかえて
空虚な真白さに目は眩む
振り返ればそこに横た ....
海のおもてはエメラルドグリーンで
絶えまなく変化する指紋のように見えた
そこには
....
自宅から追い出されるようにして、予備校の自習室に行く。
テキストとノートを開いて、ノートにテキスト ....
きょうもまた
むごたらしくも
花が咲き
そして散り
音もなく
忘却はととのえられ
かるく ....
なんだかむしゃくしゃして
自転車と一緒に飛び出した
雨なんか降ってきてそれでも懸命に足動 ....
例えば僕に
とんでもない不幸が襲ったとして
これはこれは
誰よりも辛いことだ。
そう思い ....
階段をふみはずしたとたん
ガラガラと足元からくずれていく
ころがる立方体
白い平面につぎつぎと ....
潔く
呼ぶ名前。
連絡、くれたら嬉しいです。
アナタを想い ....
営業の途中
ビルの谷間から空を見上げてしまうのは
あのころ空に向かって投げたボールが
いま ....
僕の頭の上に
女王様が巣をつくった
重みに耐えていると
紅茶の良い香りがする
きっと紅 ....
何かが転がっていた
転がってきた
柔らかい何かを踏んだ
羽だらけの塊
小さな翼なのだった
....
出口に中指を添え
Tシャツとジャージ 石鹸に座ってよろめく
壁を蹴ると滲む 気化した感情
....
現代詩フォーラム創作系スレッド「○現代詩フォーラム短歌部○」の「第6回 短歌祭」は参加が31作品と、 ....
春、という実感もないまま
海を泳ぐ
わずかに持ちあがった
二の腕から滴る光に
戸惑う
掻き ....
誘ったわけじゃないけど
そうなったらいいなって思ってた
そう思っていたらそうなった
それだけで ....
メイクにケチつけるあいつを殴るため婚約指輪はめ直すのよ
剥ぎ取った「あたしの分身」付け爪を ....
眠るのが嫌なのは昨日の私を置き去りにしてしまうから
一緒に連れてってあげてよ、と理由付k
....
さらり 落ちてく 雫
見えないけど しょっぱいな
春の夜更けに 声も出ない 君の肩
探 ....
080326
懐中時計の
くさりです
懐中時計の
うらぶたに
....
時間の音がする
何かと思ったら
雨漏りだった
いつのまに
雨が降ったんだろう
....
君のことを、書き表わそうとしてみたけれど
なびく という字が 書けないの。
ひだりての
おやゆびの
あかいあと
ふたつある
なんだろう
ふりかえる ....
空席と指定席の区別はなかった。真夜中だった。
列車の座席の上を
紋白蝶が、泊まり歩いていた。
....
青年が彷徨う場所はあのトンネルの中なのか
ド
....
赤い鉄筋の橋をわたり
360度くるりとまわる
軸足がずれてよろけても
雨上がりの空は青い
....
私はよくモノを書く
自分なりに
捻りを加えて
それでも最後は
伝えたい事を、 ....
無機質な白い瞬きから
開放される
鳥の群れ
きらきらと羽ばたく所へ
ざざざ・・・、ざざざ・・ ....
いつも同じものを追い求めていると
歩行者天国で迷子になってしまう
だから、星を見に行こう
....
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