銀杏の並木
ならんで歩いたのはいつの日か
木洩れ日落ちる夕方に誓った愛
 
人の心は天気予報 ....
   1
野原を駈け抜ける
モノクロテレビの遙かうえ
空が上手に飛んでいく
秋だな
と誰も ....
 
 
 
 
 
 
左目を飛ぶ小さな蝶は、私を影だと呼んだ。光は誰か。
 
 
 ....



長いことほったらかしていた
自転車のハンドルとサドルを拭いて
空っぽのタイヤに空気入 ....
夜明駅過ぐればじきに夜明ダム鏡のごとき水面眺めつ日田を去りけり 美術館前の石畳は冷たい雨に濡れ
慌てて開く折り畳み傘は
夢のなかから引き摺りだされたのを
ごね ....
しろい指と遊ぶ君のさらさらとした前髪に惚れた ほねつぎから帰った祖母が 
我家の壊れたインターフォンに 
「故障中」を貼ってくれと 
ガムテ ....
大地と空が
触れ合い
お互いを確かめ合って
一つに溶けている

横たわる夜は
静かな寝息 ....
このスレッドは、2004年の4月1日が、第777回エイプリルフールとなることを記念して作成するもので .... 秋の空は澄んでいる
そう思ったら
澄んでいたのは
わたしの方だった

あのひとは今
春な ....
雨の日にモーツァルトの{ルビ弾=ひ}く 
ピアノの単音を背後に聞きながら 
今頃声をかけあい 
 ....
月曜日
わたしには仕事などない
だけど、うちにばかりいると叱られるから
とりあえず、仕事に行く ....
往生際にしゃがみこみ
手鏡に覗く ためらいが
すうーっと横を 過ぎる気配      /よぎる
 ....

まるで難破船が発信したモールスのように


   大きな不安に
  小さな勇気。

 ....
ほかのひとはだめ

でも
待ってるひとは

なかなか来ないの
この雨が
濁りきったこの瞳を
くすみきったこの心を
汚れきったこの体を
洗い流してくれないか ....
靄が立ち込めて
息を止めるほど
鈍く 濁った 沼

曇りの空を
正確に映し出す
水の留ま ....
ねぇ、きこえる?


風が吹き抜ける音が

川の流れる音が。

海の波しぶきの音が。
 ....
パパ、ママ、あたし、弟。どこにでもありそうな構成。
それぞれの役割を演じながら赤い繋がりを営む。
 ....
手ぶらボーイがゼブラで交差点
明け方の町

わたしの足長おじさんコンドームの中で死んだ
ヘイ ....
プラトンは言った

愛は創造者である

あらゆる生物が生まれ

成長させるのは愛で ....

つなぎ忘れた何かを探そうとして
それすら不意に
忘れてしまう

星空は
いつでもその名 ....
冷たい空気は


一人佇む


この、時の流れを


少し切なくさせる。


 ....



そこに ここに
くちびるを置き
すぎゆくものの湿り気を視る
まぶしく消える音を視る ....
あのひとを探して

森の中を歩いた

暗い枝から見下ろす鳥たち

夜陰のなかで
ひそひ ....
救急病院

年配の女性

無理な笑顔で処置室を出てきたそのひとと

隣り合ったレストラン ....
ボトル開けてください
マスターは無口で気楽
狭い店内は薄暗く
窓の外にだけ鮮やかな色彩

 ....
日蝕があった
月蝕があった

地震があった
飢饉があった

父方は山賊
母方は海賊
 ....
冷やしこの夜氏の「RE:ぼくが数時間前に投稿した」を読む。おそらく、これで打ち止めになるだろう。
 ....
青空にぶらさがっていた天使が地上に降りて
ポケットのなかでふるえている
半端にちぎられたコードは ....
去年の今日。
2006年の10月26日 昼過ぎに、祖父が他界しました。
祖父が亡くなって、ちょう ....
大切なものがすり替えられている
軽薄なお前の上でも鳥は囀るだろう
猟師に間違って撃たれるがい ....
欺瞞だろう。
罪は償うのか贖うのか誤魔化すのか忘れるのか。

僕が輪廻を否定するのは喩え生まれ ....
地震で潰れたのはお菓子の家だって
1976年に何が暴かれてしまったのか
その皺の無い脳ミソで考え ....
届かぬと 知りて歌うも 痴れた事 取るに足らぬを 嘆けど虚し

罪と罰 好きの埋むるを 月もせず ....
逃れんと 緩しを乞うに 兵の 踏み越ゆ骸 想うが如し

時として 矢刺しき人ぞ 道と化す 踊り疲 ....
鈍器って鈍器

鈍器の中の鈍器

これぞ鈍器って鈍器を

見てみたい
ベランダと猫



ある事情のために
彼は夏の終わりの
しばらくの間
川の近くにある
 ....
俺の女は新手のビッチ
日替わり亭主みたいに男を招き
歓楽の一時を過ごす それだけが人生
へヴィ ....
同じ言葉に

たどり着いてしまうにしても

過程というものは

それなりに 大事で

 ....
言葉が 無い

あてはまる言葉

囲い込む 境界が 無い

ここから あそこまで と
 ....
こわれている

こわれていること

そのことは

ただ こわれてしまったこと

かい ....
             071026


今年の夏は暑かった
どれだけ暑かったかというと
 ....
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2007年10月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
山崎 風雅自由詩207-10-26 23:41
人間、その他大勢Tsu-Yo自由詩407-10-26 23:36
創書日和「酒」 fiction山中 烏流短歌6*07-10-26 23:17
よく判らないけどうまくない気分と幸か不幸かはたぶん関係がないホロウ・シカ...自由詩3*07-10-26 22:53
影 四A-29短歌1*07-10-26 22:46
秋、さすらい恋月 ぴの自由詩25*07-10-26 22:40
(しろ)ねお短歌007-10-26 22:29
上司のくしゃみ 服部 剛自由詩207-10-26 22:16
横たわる夜アハウ自由詩807-10-26 22:07
嘘専用スレッド過去ログ倉庫07-10-26 22:04
秋の空小川 葉自由詩307-10-26 21:54
モーツァルトの指 服部 剛自由詩4*07-10-26 21:46
なんでもない一週間小原あき自由詩36*07-10-26 20:13
手鏡九鬼ゑ女自由詩307-10-26 17:52
   コイビ 。Sa;自由詩107-10-26 17:14
立ち入り禁止風音携帯写真+...1*07-10-26 17:05
ameこころゆくま...自由詩1*07-10-26 17:04
釣り糸を垂れるアハウ自由詩6*07-10-26 16:39
From.GODスターリット...自由詩107-10-26 16:22
『ままごと』東雲 李葉自由詩007-10-26 15:14
シングルマザー狩心自由詩3*07-10-26 14:01
愛のカケラmaynar...未詩・独白007-10-26 14:00
ステラ千波 一也自由詩13*07-10-26 11:48
愛しさと冬の優しさスターリット...自由詩107-10-26 11:35
夜と水木立 悟自由詩307-10-26 9:50
童話のような月風音携帯写真+...3*07-10-26 8:16
そのひとは泣いていた自由詩3*07-10-26 7:50
創書日和。酒 【ねえマスター?】佐々宝砂自由詩4*07-10-26 6:48
歴史yo-yo自由詩5*07-10-26 6:27
連続で投稿するのは気がひけるのだが、んなこたーな...散文(批評...007-10-26 5:47
ユビキタスしゅう自由詩407-10-26 5:02
おじいちゃんへ北大路京介未詩・独白21*07-10-26 4:38
A denialmaynar...自由詩207-10-26 3:34
しない善よりする偽善★氷吐自由詩007-10-26 3:17
Don't sulk, baby.自由詩107-10-26 3:12
道化ごっこ短歌007-10-26 2:19
雑歌短歌107-10-26 2:17
影 三A-29自由詩007-10-26 1:39
「ベランダと猫」ソティロ自由詩4*07-10-26 1:33
技術の棒 マシュマロを聴きながら影山影司自由詩107-10-26 1:30
ことばこむ自由詩1*07-10-26 1:18
喪失自由詩0*07-10-26 1:17
風景自由詩2*07-10-26 1:16
ビールがうまいあおば自由詩4*07-10-26 0:11

加筆訂正:
そのひとは泣いていた/風音[07:57]
Lucy.M.千鶴さんの「かわいい女性(ひと)」を読ませていただき、過去のことを思い出して書きました。Lucy.M.千鶴さんに感謝。
44rows, 1.02sec.