技術の棒 マシュマロを聴きながら
影山影司

俺の女は新手のビッチ
日替わり亭主みたいに男を招き
歓楽の一時を過ごす それだけが人生
へヴィーローテーション メイビィ、もうハイテンション

俺の名前は新手のバイブ
日替わり定職代わりに女に尽し
歓楽の一時を目指す それだけで大金
へヴィーバイブレーション ベイビィ、モウパイダンジョン

良いんだ 誰かが裸で傍にいてくれるならそれで
俺の名前は新手のバイブ
最先端科学の粋は心を揺らす 体も揺らす
ガード決壊 大洪水であります いやいやいやいやまだまだまだ
突撃 城門開門 「欲しい」染み出す声。もっと言えよ。
「欲しい」満たされる。貯水池は? 満タンだ。
くっつく人肌。蕩ける境界線。微細な振動が隙間を埋め尽くす。

人は俺をデクノボーと呼ぶんだ
俺は人にデクノボーと呼ばれるんだ
でも俺は新手のバイブ
テクノ棒は今日も震えているんだぜ


自由詩 技術の棒 マシュマロを聴きながら Copyright 影山影司 2007-10-26 01:30:22
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