温かい、涙を誘う詩も、

悲しくて、綺麗な詩も、

どれもこれも、うまく表せなくて。

 ....

東風吹いて

「 松や竹より梅が好き 」


     上七軒に  水色の華

二人で歩いたこの道
独りだと涙で前が見えなくて
後を振り返る
手を伸ばしても触れるものは無 ....
北風が公園の遊具を
カラカラと転経するかのようで
あわてて耳をふさぐと
もう名前も忘れたあのひ ....
雄大な空に抱かれた

自由の羽を纏いし鳥達が

ひらりひらりと舞い遊び

空に溶け込み風 ....
今、ぼくのPCデスクには、国語辞典と、二冊の詩集が置いてある。
国語辞典は、わかんないことばがあっ ....
100年未来を想像するより
100年昔を想像する方が
遙かに容易い

立ち止まり 過去を振り ....
何回も聞き返されてしゃべれない 「遠い親戚です」と呟きながら
脂ののった秋刀魚を食べる
身を骨から器用に削いで
大根おろしをち ....
こんなに空が綺麗だと

あなたを思い出します





お願いがあります

私もあと何十年かしたら
 ....
孤独な夜の狭間に
行き場を失った
言葉たちが
ゆらゆらと
哀しく宙を拡散していく


 ....
あの時と
まさに同じ暮らし
同じような暮らし

どことなく赤茶けた色が
町全体に漂っている ....

澄み渡る冷たい黒い日です。
ひとり森の中を駆け回る僕が歩いてる。
生きるために肺が酸素を取り ....
あ、マナーモードにしたまんまだった
そう思って携帯開くと不在着信

昔、長いこと付き合った人か ....

いまとなっては

あなたを愛していたのかすら
曖昧。





モノクロの世界 ....
偽物の夜がきて
偽物の星空のした
仄暗い記憶の海に
釣り糸を一本垂らすと
偽物の魚がかかる
 ....
あなたがつけた
キスマークがかゆい
ぽりぽりかいていたら
血が出たの
今日は晴れる と誰かが
声 高らかに

肉食のうさぎは
人参 口にし 雪が降る
と頑なに
 ....
きょうはちゅうしゅうのめいげつ。

まんまるなおつきさま。

ぼくがそこまでたどりつくのにあ ....





ねえ、何見てるの?

何考えているの?

え? ワ・タ・シ・のこと?
 ....
小さな
天窓から
刺す光

この光が
こころを
蘇えらせてくれるのか

この
切り取られた空が


オレンジの塊が最果てに沈む頃
世界は固まり焼き付けられた

君の頬を染め 僕の耳を ....





あるAV女優は十以上の顔を持つ
それは最初、軽い興味と嫌気と
ちょっとした怖 ....
 国鳥である雉は、一般的に「ケンケン」と鳴くといわれる。平地のような開けた場所に巣を構える。夜は木の .... たくさんの
シャボン玉が
飛んでるよ
ねえ
泣かないで
いま
あの日、に立っている


右手をのばし
空の高さを測るきみ
手招く左手は
薄の穂 ....
誰にでも優しい君
いつも笑っている君

そんな君はもちろん
クラスの人気者


だけど ....
蛍光灯で白く照らされた車内。対峙して座る女性は、淡いベージュのパンツを履いていた。
手には黒いハン ....
馴れ合いでニコニコマーク苦笑い
温もりと面影残して
 ...さようなら

小さな小瓶に花を飾って
 ...さようなら
 ....
夜明け前
神々の気配が
冷えた大地をわたり
静かな{ルビ洞=うろ}に届けられると
指さした方 ....
歯が ぐらぐらしてきた
これはきっと 抜ける前兆

朝起きたら 昨日よりぐらぐらしてた
指で ....

ちょっとだけ涼しくなったね君は言うまだ信用はできないんだ、僕



 春です
 あなたは誰かを愛していますか?
 小さな命を大切に
 大きな命と寄り添い
  ....
ゆき子は手に生命を宿した

ある冬の日だった 
ゆき子は凍えながらも 
大好きな白粉につつま ....
踏み入れたのは無限の限界
ありとあらゆる瓦礫に埋もれた現実の前で
ボクらはウズクマル       ....
うちにきたころの あなたは
  ちっちゃなころの わたし そのもの

世の中におもしろいものが ....
私は10年冬眠していた

 走って 走って 疲れてしまったから

 目を開けると

 良 ....
削るように冷たい風景は重いし楽しい 午前2時。

テレビの光、煙草の煙。

色んなことを思い浮かべる。

夢見心地。

 ....
手紙を書くときの始まりは
どうしてもこうなってしまう

「お久しぶりです」

大変便利な世 ....
  冬の雨が 雪に変わりつつあった午後

  凍る寸前の雨は

  テラスの さみし ....
チンザノロッソバック頂戴な

寂しさとか虚しさとか
そのようなものが
グルグルぐるぐる
ア ....
見慣れた鳥が私の前をかすめて
心の影をくわえました
鳥は私の上の枝に止まり
影を飲み込みじっと ....
よし、いくぞと手のひらを結んで、云ったはなから
溶けてゆく落胆の月光。饒舌な千条の筋が、微星の
 ....
親戚のおばさんが
欠片になった
親戚のおじさんが
欠片みたいな顔をして
おしえてくれた
お ....
オレンジジュースを買う。

嗚呼、わくわくするぜ。この世は全く無意味だが、俺はオレンジジュースを ....



神様

あの子に想いを伝える勇気を

半分だけ、下さい


残りの半分は
 ....
ペダル漕ぐ脚  少しずつ速くなる 弾む吐息に弛む焦燥 

輪転するタイヤ  からからと唸りをあげ ....
感動の深さを伝えるよりも 

感動の在りかを伝えたいの




それ以上の理由はないわ ....
君を縛りつけるのに
5ヶ月という時間は短すぎただろうか

永遠を誓った
そんなすべてが ....
住吉公園でボーっとしていて、
やはりこの公園に特別さを覚えた。
小川に見立てた水路から
湖に見 ....
雪のように
北の国から降り
都会の空を卑小だと罵ったり
(氷花は枯れ
また、狭苦しい檻の内側 ....
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2007年9月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
例えば情けない夜に短角牛自由詩7*07-9-26 23:39
平安ブルー 06北大路京介短歌3*07-9-26 23:29
止まった時間@ショコラ自由詩307-9-26 23:18
夏の望遠鏡たりぽん(大...自由詩11*07-9-26 22:57
ひらりせいちろ自由詩007-9-26 22:38
詩集が売れない理由。角田寿星散文(批評...3*07-9-26 22:32
あしたのなまえLucy.M...自由詩007-9-26 21:21
何回もささき川柳6*07-9-26 20:25
親戚の欠片Tsu-Yo自由詩5*07-9-26 20:07
泣き雨の主にプロポーズを愛心携帯写真+...6*07-9-26 19:57
満ちていく孤独渡 ひろこ自由詩7*07-9-26 19:54
trunkイツリ自由詩207-9-26 19:47
今日も夢の中に沈んでしまうんだね。し ん携帯写真+...2*07-9-26 19:22
あしあとこころゆくま...自由詩6*07-9-26 18:53
白黒ハート。Sa;自由詩207-9-26 18:41
偽物についてTsu-Yo自由詩407-9-26 17:39
キスマーク2壺内モモ子自由詩007-9-26 17:19
うさぎの予報水口わする自由詩007-9-26 15:57
ちゅうしゅうのめいげつ。小都自由詩307-9-26 14:59
心々童話ヨルノテガム自由詩2*07-9-26 14:32
切り取られた空風音携帯写真+...4*07-9-26 14:26
■■■    オランイェ  その最果てに    ■■■じゃんじゃっ...自由詩007-9-26 14:16
ヨルノテガム自由詩007-9-26 14:04
ブライアン散文(批評...007-9-26 13:38
シャボン玉チアーヌ自由詩207-9-26 12:50
彼方LEO自由詩19*07-9-26 12:30
君へamor自由詩007-9-26 12:16
地下鉄ブライアン自由詩1*07-9-26 12:13
ニコニコマークhasuni...川柳2*07-9-26 11:46
旅のあしあとリュウセイ自由詩107-9-26 11:32
フォルクローレ佐野権太自由詩20*07-9-26 10:41
まりも自由詩3*07-9-26 10:24
あきアイバ シュ...短歌107-9-26 8:46
初恋の人へdoon自由詩207-9-26 8:07
池中茉莉花自由詩1*07-9-26 6:41
思春期九鬼ゑ女自由詩007-9-26 6:36
わたしのイルカちゃん池中茉莉花自由詩0*07-9-26 6:30
ぬくもり自由詩2*07-9-26 6:24
夢題汰介自由詩007-9-26 4:35
_黒牛乳自由詩207-9-26 3:42
「お久しぶりです」ベンジャミン自由詩407-9-26 3:16
純白ae96自由詩107-9-26 2:26
チンザノロッソバックライチ自由詩4*07-9-26 2:13
予感宮市菜央自由詩0*07-9-26 2:03
clef未詩・独白0*07-9-26 1:50
親戚の欠片小川 葉自由詩0*07-9-26 1:44
無題1黒牛乳自由詩1*07-9-26 1:44
残りの半分むむ自由詩407-9-26 1:34
小さな秋白川水自由詩007-9-26 1:10
この体と この色と この声と この温もりで相良ゆう自由詩1*07-9-26 1:07
別れれるむ自由詩007-9-26 0:35
住吉公園たけ いたけ散文(批評...107-9-26 0:35
雪別れ結城 森士自由詩1*07-9-26 0:02
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