スクラップにはなりたくなかった
けれど
気付いた時にはスクラップになった後だった
人 ....
山の中の道端
雨に濡れ
ひっそりと咲く
小さな花
誰にも気づかれなくても
楽しげに
空を見上げて ....
青々微のアラン・ギット青年は、側女のヘンリエッタ・イワノア嬢に昨晩、手の甲を噛まれ負傷しました。
....
僕では君を幸せに出来ない
だから
君の暖かい優しさを抱いたまま
キラキラした思い出 ....
鮮やかな原色が
夜の暗闇に明るく浮かんで
いざない続ける営みの明るさが
原始の本能を、ふと思い ....
ぼんやりと見つめる先は
時に鮮明、時に不鮮明
過去が哀しんで現在の僕を憎んでるのが見えた
....
暮れてゆく空に
消えていった電車
曲がり角の先にある想像上の一点を
祈るようにして見つめ ....
やまいに古びる骨
白壁につるされた花
しずかに風に捕まる虫と虫
泣かない男の孤独な ....
ガードレールの
かすかなすり傷から
少しずつ、ずるり
赤錆と化して ....
陰鬱に晴れた岩場に
大きなバッタがしんでいる
白雲飄々と去来し 大地は黙し
どうにも
雲間の ....
君がいるから僕は存在する
誰もが羨望する
誰もが欲しがる君の姿
ショーウインドの特等席で
い ....
二〇〇七年一月七日〇時三十一分
にわかに風が吹き始めた
ごわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ ....
以前詠んだ短歌200〜215からいくつか
追おうとも追いつけなかった美少女も今見てみれば線が太 ....
大陸東岸の島嶼では、なんとも夥しい数の
言葉が浜辺に堆積し続ける。行き先を持たぬ
者らは、最後 ....
風が走る
土が舞う
水が震える
枝が軋む
風は思うままに
その力を誇示するかのように
....
職場にとても変わった人が入社してきた。
出張者の手配をする仕事。
ひたすらJRや飛行機の発券をす ....
もし全然違う状況で
出会うことができたのなら
あなたに何も迷わず恋をすることが
できたのに
....
日本人の魂
日本人の心
日本人の謙虚さ
日本人の淡い心
短い命
短い楽しみ
短い生涯 ....
おでんを
初めて食べたのは
あなたの家の
ばんごはん
半透明の大根に
皮のや ....
其の純白が
花嫁衣装の様だった
『純白般若』
祖母は
小さい頃に
骨を食べ ....
昔からうちには神が住んでいる
会社で景色のいい席に移ってから
その存在を確認できるようになった
....
詩を書く時、詩を詩たらしめるために、韻律という要素は欠かすことの出来ない大きな要素となる。頭韻や脚 ....
僕の心臓から生まれた鳥は
灰色の雲に追われ
君の掌から咲き出した花は
昏い出窓でうなだれて ....
三度の飯より
縮こまったハートを暖めて
寒風吹きつける
北風が吹きぬける
まばらに ....
「死んだら楽になんてならないよ!
第一、両親がくれた命を君は粗末にするの?
一度死んだら生き返れ ....
身のまわりのひとところが
なんだか前よりも
がらんとあかるくなった気がするのは
そこに虚無がひ ....
この胸の中が貴方にみえればいいのに。
貴方を愛しくおもう私の心が貴方に伝わればいいのに。
....
どうやら先日から
天井裏に
ねずみよりも大きくて
鳥よりも小さい何かの動物が住みついたらしい
....
めだまやきよりも
おおきいの
と
あなたは
首を傾げながら
尋ねるから
うさぎは ....
小さな呼吸で空気を振るわせて
目の前の背中に当たり 返る
真っさらな少女に
闇を吹きかけ
....
■ ■
年末年始限定です。
今年一年の ....
自然のものは
花でさえ それを悟っているのに
嗚呼 何故ヒトだけが
運命(さだめ) ....
あれから
何度も同じような冬が過ぎ
薄桃色の春も
常緑の夏も
深紅の秋も
あ ....
雨宿りなんだか
雪宿りなんだか
ただわかるのは
ぼくときみとあなたは
....
わたしは多分、
きみの優しさのハンガーに
ぶら下がっているだけなんだ
タンスにたたんで仕舞 ....
リボンひとつで
あなたの気をひけるなんて
信じてやしない
けれど
リボンひとつでもしない ....
いつも未完成だから
いつも明日がある
そしてそれは
いつとして同じではない
どれも未完成 ....
私ってなんだろう
ふと そうつぶやいた
なんでここにいて どこにいけばいいのか
わ ....
まあるい卵にうさぎの眠り
たゆたう袖から
虎のまなざし
いつかは還る最果ての灯へ
の ....
悲しみの後に消えていく
そっと手をのせて
一枚の風に夢を描き
先へと羽ばたけ
「夢は ....
澄み切った夜の
雪山の上を 峻坂を
流れていく ぼんやりと 光と
見上げた空に
張るよう ....
僕が短歌を詠み始めたのは二年前。ブログに載せてるのですが、そのブログに来てくれる人は短歌なんて詠ま ....
ぴん、と張ったタイトロープ
真っ直ぐ眼差して渡れ
ただひとつ成すことを決めて
....
http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/
重くて痛い ....
世界が希薄になっていく
高い高い、高い場所で
不純な核にとらわれて連れ戻された
綺麗なだけの名 ....
或る者は 発信し続け
或る者は 受信し続け
彼の行為は 果たして
相互となりうるや ....
洋服を着せられたマルチーズが
貴婦人の腕に抱かれている
デブの貴婦人。何を食べたらそんなに太る? ....
僕はまだ人に愛される感覚をしらないのです
胸を焦がす様な恋心はいつも一人で完結しています
....
久しぶりに雪が降った
今年の冬はどうも暖冬らしく
例年東京にお裾分けしてあげたいほどに
雪が降 ....
ポツリポツリと雫があたり
パラパラ雨が降ってきて
一時はザーザーどしゃ降りに ....
彼女はきっと
宇宙を知る為に
隕石に乗って
やって来たんだよ
my swee ....
{引用=** みすてられしつるばらの軌跡より
はるかとおき地にさくもうひとつの
....
綺麗と汚いの双子
胸の内側に居て溶ける
どちらも本当で、善も悪もなし
優も劣も ....
まばたきの またたきの 恋 これは衝動
ほんとうはそんな音じゃないんだよ ほんとうは ....
恩着せられても返さない
救いの手は振り払う
褒め言葉は相手にせず
負の感情のみ共鳴する
....
白い壁の、階段の、連続していく景色
寒い手を賑わせる文字、投げる言葉の
飛び越えた繋がる線の上の ....
只 なんとなく
ただ なんとなく
そっと手を
伸ばしたんだ
一
今日は一月三日で正月休み最後の日なので、昼食に餅を食べた後、
毎年必ず初詣に行く寺へ ....
酒は止めよう
テンション上げて
暴れて楽しい夜もあったが
最近は愚痴率がかなり高くなった
....
(嗚咽とともに吐き出される骨
まだ形を留めていたかった)
少年は自分の領域を侵された
....
亀が永遠にいきていくのを
最後まで世話をしたいと願う
彼はもうすぐしんでしまう
でも×月 ....
みどりいろの家に住んだ
みどりいろのぼくたちは
みどりいろの生活をした
みどりいろの ....
コンクリートの壁にもたれかかって
ひとつ、息を整える
ツメを噛む癖 戻ってしまったけど
こ ....
やさしいけもの
おんなじ日に生まれて
いつでも一緒
やさしいけものは
決して箱の中から出 ....
詩で食ってゆく、とは、必ずしも詩集を売ることじゃない。俳句で食ってるヒトは詩で食ってるヒトより多いけ ....
2007年1月7日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
PigPiggerPiggest
虹村 凌
自由詩
5*
07-1-7 23:40
雨だね
weed &...
携帯写真+...
0*
07-1-7 23:37
獣、然としてアイラインを引く
ミゼット
自由詩
4*
07-1-7 23:15
眠るよ
愛心
自由詩
5*
07-1-7 23:05
65、ネオン 【ねおん】
雨宮 之人
自由詩
6*
07-1-7 23:02
過去と現在と未来と
し ん
携帯写真+...
7*
07-1-7 22:51
夜にかけた梯子
しめじ
自由詩
3
07-1-7 22:48
Sketch of Pain
soft_m...
自由詩
5*
07-1-7 22:46
赤錆わずらい
A道化
自由詩
16
07-1-7 22:44
冬 一
「ま」の字
自由詩
2*
07-1-7 22:19
Face 2 Fake
恋月 ぴの
自由詩
36*
07-1-7 22:06
グリセリン
肉食のすずめ
自由詩
1
07-1-7 22:03
③慣れてきた頃です
歌乱亭カラス
短歌
1*
07-1-7 22:03
僕はいつもあの浜辺で継ぎはぎの夢を見つづける
「ま」の字
自由詩
3*
07-1-7 21:52
風が走る
ぽえむ君
自由詩
12*
07-1-7 21:43
トーマス
ごまたれ
自由詩
69+*
07-1-7 21:42
2pm
野薔薇
自由詩
4*
07-1-7 21:41
さくら〜ケツメイシを聞きながら〜
ペポパンプ
自由詩
6*
07-1-7 21:41
鍋の底
とうどうせい...
自由詩
19*
07-1-7 20:39
純白般若
蒸発王
自由詩
14*
07-1-7 20:30
みてみぬふり
キセル
自由詩
1*
07-1-7 20:30
■批評祭参加作品■日本の詩における韻律の歴史
岡部淳太郎
散文(批評...
3*
07-1-7 19:43
蒼い雪原のどこかに
佐羽美乃利
自由詩
4
07-1-7 19:40
将軍
山崎 風雅
自由詩
9
07-1-7 19:29
そんなこと
一絵
自由詩
2*
07-1-7 19:08
虚無をめぐる予測
塔野夏子
自由詩
9*
07-1-7 18:06
ねがい
ちぇしゃ猫
自由詩
3*
07-1-7 17:58
かまいたちを一匹。
吉田ぐんじょ...
自由詩
12
07-1-7 17:40
品種
彰
自由詩
6*
07-1-7 17:30
宵待ち
藤原有絵
自由詩
7
07-1-7 17:07
年末年始限定!賀詞交換スレ2007年ver.
過去ログ倉庫
07-1-7 16:54
無題
ちぇしゃ猫
未詩・独白
0*
07-1-7 16:30
冬の人
なかがわひろ...
自由詩
4*
07-1-7 15:56
・ヤドリ・
はち
自由詩
0
07-1-7 15:06
ワンピース
ユメアト
自由詩
4
07-1-7 14:31
リボン
砂木
未詩・独白
8*
07-1-7 13:57
未完成だから
ぽえむ君
自由詩
9*
07-1-7 13:44
ケチんぼの神さま
朱桜天 遊雨
自由詩
2
07-1-7 12:43
雪月花
千波 一也
自由詩
13*
07-1-7 12:02
夢はララ
流希-Яuk...
自由詩
3
07-1-7 11:38
雪上の滑車
結城 森士
自由詩
3*
07-1-7 11:36
短歌について(独白)
歌乱亭カラス
未詩・独白
1+*
07-1-7 11:27
『タイトロープ』
しろいぬ
自由詩
2*
07-1-7 10:32
■批評祭参加作品■ 誰も知らない
いとう
散文(批評...
2
07-1-7 10:26
結晶核、とらわれて
たりぽん(大...
自由詩
15*
07-1-7 10:25
或る者たちへ
実夜
自由詩
3*
07-1-7 9:19
マルチーズ
一絵
自由詩
5
07-1-7 8:45
童貞
〃
自由詩
4
07-1-7 8:14
「氷上のアーティスト」
404 no...
自由詩
5*
07-1-7 5:54
雨が降る日は天気が悪い
優飛
自由詩
3*
07-1-7 4:54
moon honey
山中 烏流
自由詩
2*
07-1-7 3:39
*ミリィの風車小屋**
知風
自由詩
4
07-1-7 3:25
『双子』
しろいぬ
自由詩
6*
07-1-7 3:20
しろしろし
白雨パル
自由詩
5
07-1-7 2:59
この女薄情につき
さえ
自由詩
6*
07-1-7 2:30
息のある場所
霜天
自由詩
5
07-1-7 1:49
本音
來稚
自由詩
4*
07-1-7 1:42
■批評祭参加作品■ 「 無言の遺書 」
服部 剛
散文(批評...
5
07-1-7 1:05
エール(4次会の帰り)
mac
自由詩
5*
07-1-7 1:02
同じ遺言
室生
自由詩
0
07-1-7 0:48
近道
砧 和日
自由詩
6
07-1-7 0:22
みどりいろの生活
なかがわひろ...
自由詩
3*
07-1-7 0:20
F
蒼依
自由詩
2
07-1-7 0:15
はぐ
夕凪ここあ
自由詩
8*
07-1-7 0:12
■批評祭不参加作品■ノン・レトリックより■この文章は古いから祭には不参加!
佐々宝砂
散文(批評...
6*
07-1-7 0:08
加筆訂正:
65、ネオン 【ねおん】
/
雨宮 之人
[23:03]
2006.12.04初出。少し改変。
光の水槽
/
下門鮎子
[15:54]
不規則→ランダム
雪上の滑車
/
結城 森士
[15:54]
別作品になった
雪上の滑車
/
結城 森士
[15:42]
大きく改訂
65rows, 1.04sec.