けれども (しかし)
長い達  (その十分括弧は靴が鳴く
すこと  (鳴る) 

彼歩行準備 ....

ええと、言うまでもないことですが、この鉄道は実在します。京蘭線という路線で、1958年に全線開通 ....
時にいじめられるようになってから
ぼくはずっと生きる方法を考えていた
道ばたのカエルのように
 ....

張り付いた顔でお絵かき
その指についているジャムは食べたくないよ
甘く赤いのは誰のせい?
 ....
昨日の記憶は新しいけれど
たくさんありすぎて
何が美しかったのか
すぐには見つからない

 ....

僕らは縄跳びをします
回数はとっくに僕らの歳を超えて
縄の外、日が暮れていきます
僕らは縄 ....
着物を纏い
おしろいをはたき
紅い紅をひく
あとは道を行きかう男どもに
色目を使い やさしく ....
猫を飼えない代わりに、木の苗を買ってきた。

シンクの上に置きたかったから、鉢は百均の小さなのに ....



あめ、いつからふってるの?
めをとじてあなたのこえをきいてると
じかんのかんかくがくるってく
 ....
■do{
  printf("Hello world");
  prin ....
「夜空の星の数が素数であることをこの天体望遠鏡で首尾良く証明し得てもさ、結局ぼくが星になったり、ある .... 流れ星は、
突き詰めれば宇宙のごみですから、

あああたしもせめて、
きらりと光るごみになり ....
天井がずいぶん高いなって思ったら空だった
わたしはいろいろ忘れてしまった
エレピの音が恋しい
 ....
水面に 乱反射
オレンジと 銀色と
さらさらと風
きらきらと揺れ
浮かび上がる
水鳥のシル ....
一日の疲れを 
シャワーで洗い流していた 

湯舟には 
二本の髪の毛が組み合わされ 
「 ....

紡ぎだされる現実は苦しくも
様々な色を添える

深紅が飛び散れば
花となり やがて枯れゆ ....
学校の階段を
えらそうに前転しながら降りていくわたし(わたしたちは)
新品の
たわしをいつも持 ....
     
     苦しかった

     つらかった
  
     我慢してた

 ....

どんなに カッコよく
靴を鳴らして歩いても
右手に 長ネギ
左手に トイレットペーパーじゃ
ちっと ....
十六夜の月は浅葱染まり 色恋の欠片埋める
薄明かり {ルビ髻華=うず}似た簪を照らし微笑む{ルビ郎 ....
あたしはその昔
シェヘラザードという名の娘でした

アラブの乱暴な王様に
命がけで気を張って ....
紅葉の気配が深くなった
山の端も入れず
ただ 高くなる青の中に
馴染めないこの身の
煩わしさ ....
ユビワ

ささやかな未来
セピアとモノクロが混じった過去

つなぎ止めるひとつの環

未来と過去の向 ....
Land and sea
Vehicle and view
Valentine and ....
はずされてからは 机に
並んだままのコルク

昔いた場所には
白と黄色の花が
さし込まれて ....
覚えている?
遠い遠いあの昔
あなたもわたしも 一人残らず
(胸を張っても良いわ) 皆裸のビー ....
雨が止んだので
図書館に行きました
誰が書いたのか
忘れてしまいましたが
旅行記に読み耽って ....
楔形文字で時を刻んでみた
シュメール人ではなかったことに気がついた
なので
時を楔形にすること ....
◇コスモス


炭鉱の閉山跡を

コスモスが埋め尽くして


炭鉱夫の青春が還つてき ....
走るスピードを刻むように
街の広葉樹に遮られ明滅する
青と黄色ときみどりの
太陽の光を
めち ....
どこにいるの

あなたは

どこにいるの

かすかに残る

匂いだけで

正気を ....
時の数だけ 愛が生まれ
  幾つもの 物語がつづられる


 俺の傍から君の笑顔が消えて
 ....
ひとりの時も私は
うつくしく
うつくしく
している

鏡を何度も見て
うつくしく
うつ ....
夜明け前 ぼくらの宇宙(そら)では
屋根ではじけた流星が うるおいの濃紺に飛び散るんだ
プレアデ ....
巡りあわせ 人と 人は
縫うように 生きて
ゆく宛てを描きながら 暮れながら
語りながら 夜も ....
たいそうな代物ではないけれど

ちょっと見てくれないか

つんと清ましたその顔で

 ....
閉じていく今日
光の輪郭を形成する自由な太陽が
緑色の淡い円を発光させながら
次第に抽象に移り ....
私へのそんなもの

日常の発生

その人たち
主張している希望と自然に打ち合せをする

 ....

あなたが大きな声をはりあげるたび
僕は嬉しい そして安らか
何かをさらけ出す悲しさを知ってい ....
覚えているでしょうか
始まりはとても深い海の底
それよりも少しだけ明るい窓辺の椅子
の上に、小 ....
煽る役
煽られて
炎が立って
こんにちは
ご機嫌よう
では、では
なんて
曖昧なことを ....
褐色の髪の毛が柔らかに浮かび
回転したあなたを見つめた手を止めた時
言葉は何もないために作られる ....
白い風船が
闇色の空に 吸い込まれて
赤い 月が
次第に 膨れてく

ぼぅっと 見上げていた
その  ....
 もはや、部屋の中にあるのは蝋燭だけ。
溶け出した蝋に固められていく、僕の頭蓋骨。
 最初に火を ....
赤と書かずに赤。
青と書かずに青。
海と書かずに海。
太陽と書かずに太陽を!
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2006年10月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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Parkペポパンプ自由詩1*06-10-29 17:15
花瓶とコルク砂木自由詩11*06-10-29 15:22
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どこ?水平線自由詩1*06-10-29 11:50
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(メモ)「ま」の字未詩・独白006-10-29 0:01

加筆訂正:
52、さざなみ/雨宮 之人[21:30]
2006.09.28初出。少しだけ改変。
糸桜/ルーファウス=フレデリカ[19:47]
難解的字にルビふり。
無と言うこと/恋月 ぴの[12:02]
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