ん?
うん
ん
ん
ううん
ん
お蚕ぐるみの
コバンザメに
たかられたんだぁ〜
....
ピンポン。
宅配便です。
ピンポン。
ドンドン。
宅配便です。
科学的見地に立てば
推し ....
仕事帰りの274号線
携帯電話のテレビ機能で
日ハムが優勝を決める その
しゅんかんをもくげき ....
今日の空が知りたくて
朝から空を見上げれば
昨日と同じ秋の空
でもどこかが違う
昨日はつ ....
そらにもよ
でっかいそらが まつんだと
まんずだまって みあげてみれ
そっだらここちが す ....
ドアを一枚隔てて夜と昼がありまして
月夜の晩にウサギの着ぐるみを着た狼が
こんこんこん ....
★調整中
苦しみの果てに何が見える?
真夏のアスファルトからの熱気に倒れそうだった
僕自身を映 ....
{引用=
青と蒼のはざまに
すれ違う風
伝言は儚く
雲は 日常を
虚 ....
乾きたてのネグリジェーは柔らかく
僅かに生臭いにおいがした
貝のぼたんが付いている
それを
....
しらないものが多すぎて
わたしたちはいつも
上手におぼれる
陽射しとは
なにを探し出 ....
回る回る
メリーゴーランドが
回る。
夢を乗せて回る
警戒音が鳴る
ベルが鳴って
停 ....
めぐり めぐる時と共に
あの花の香薫る 季節
甘く むせる 思い出の色も
今は { ....
十月の
夕刻にしては
あたたかい風が
秋の
冬の
装いを始めた草の
乾いた匂いを運んでく ....
想い出は焦げ茶色
今は 今すぎて
昔は 昔すぎて
アキ
....
あなたをね
叩いたらティーンって
鳴いたのね
あなたをね
撫でてもティーンって
鳴いた ....
今夜
世界中の
すべての大阪弁の女の子が
ただ
しあわせでありますように
流れ星ひとつ
....
浴室に腰掛けて身体を洗っていると
虫の声が
地面を敷き詰めるように湧きあがって
ワッシ ....
その爺が傘を持っている時は
必ず雨が降るので
わたしは爺が通る
朝7:42の窓を
「天気予報 ....
ビイ玉のまるみには
ひろい海があった
王珠水の波にたゆたう
憧れがあった
退屈なリゾ ....
満員電車を疑え
毎朝毎夕当たり前になっている満員電車を疑え
変わりようのない日常でもこれぐらいは ....
コスモスや順光よりも逆光の
めざめては指に生まれし水かきで午後の終わりを泳ぎゆくひと
ゆきずりの他人の ....
怖いほどの輝きを纏った
一日遅れの待ち人が来る
懐かしさに言葉をなくす…
私はすでに空 ....
今日、あなたのことがわかるかもしれない。
あなたを通して、私を通して
乱反射の果て
生まれたころを過ぎても
生まれなかった子は
やっぱり
私が殺したんだろうか
私の生まれた ....
詩の中に
僕もいなければ君もいない
いるのは僕と君
今
僕の前には
大きな壁が立ちはだ ....
りんごは優しく指を濡らし
珈琲は
のどぼとけを笑わせながら
そっとすべりこんでくる
....
街の猛犬が
路地猫を追ひかける
猫の尻尾に
口が届くばかりに接近した
その時
目 ....
夕方。
昼過ぎから降り続いた雨は思い出したように止み
濡れたアスファルトに朝日のような夕日が ....
恋さえしなければ
わたしは幸せだったのよ
恋なんかすると
必ず泣いちゃうから
哀しくて? ....
それで
どこまでいけるのか
なにがうしなわれて
なにをこのてにして
いつわらえて
いつくや ....
城を見るのも 悪くはないけど ....
にせ薔薇のにせのしずくのまことめきつど眺むれどふるることなくて
抱いて抱いて このまま君と
快楽の海に身をゆだねよう
愛し愛され
君のためな ....
露草がぽつんと畦道に咲いておりました
宇宙まで大きく口を開けていそうな
高く澄み切った空 ....
ひとりきりで終りはないと真空で泡立つの
そんな風に青く生らないで
わたくしのけじめ
ま ....
コップの中
流れを止めた水源
下りの道の続きにある
渇いた喉へ
飛ぶのは 鳥
咲く ....
静かに夜が明けるまで
隣にいてね そっと 触れたまま
この世のしがらみなど
全て消えてしま ....
大都会
夜を歩くよ
根無し草
ふわりふわふわ
漂うように
煙草の煙は真っ青で
空の彼方に ....
うそつきが夜を歩くよ
煙草の煙とても白くて
思わず笑った
思わず泣いた
それは嘘
泣いてな ....
手の平に握った
マッチ箱と
....
夜半過ぎ
虫取り網を振り回す男から
「とうとう星を捕まえた」
との打電がありま ....
あなたの涙が溢れたら
サラサラ、サラサラ流れたら
....
どこかで気づいてくれたら
そんな思いで綴る
こちら側の僕は
決して
誰にも
姿を見せな ....
淡いグレイの海を静かに泳ぐ
誰かの寝息をかき混ぜないように
息継ぎには特に、気を使って
暖 ....
果てしなく続く道
果てることなき夢の断片
遠ざかる夏の声
訪れるのは冬の足音
....
宛・モラリスト有識者諸兄
1・腐りきった水を湛えた水槽に男の四肢が浮いている。
....
「みんな、まじめだなぁ。」
そんなこと言ったら、失礼だけどそう思った。みんな、詩人としての立場 ....
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