少し眠れなくて
涙が伝う夜
私を見て
悲しいよりもひどい有り様
何もないの
あなたが去った ....




年寄りの冷や水空に撒いてくる



歯ならびの悪い家から歌いだす


 ....
目の前にあるガラスを割れば
あなたのところに行けるのね
だけど手を怪我してしまいそう
じゃあ軍 ....
その舌の根の
乾かぬうちに
あやしく
くるしく 
はじまる わたし
ふわり
ふわり
そして君は見えなくなった
甘い香りを残して
苦い思い出を残して
切ないこの ....
街は静か
車の中には甘酸っぱい芳香剤の香り
夏を告げる音楽
じりじりと焼け焦げていく人を知らな ....
小さな子どものように
我が儘を言って
あなたの手を握った
ただ触れていたくて
温かさを欲して ....
恋というものにすがる
わたしたちは最大のかなしみだと思い込む
あなたが私を救ってくれるとおもって ....
もう二週間も風邪を飼っています
金柑の蜂蜜漬けをなめながら
喉を宥めたい希望も
親もなければ
 ....
簡単に
消せるだけの記憶なら
この手から
こぼれ落ちて
さっさと消えてしまえばいい
だから ....
私はまだ
この場所から動けない
日が沈み
また日が昇り
そうしてつちかった
歴史のひずみに ....
あぁ、こんなにも愛していたのだ

零れ落ちてしまった言葉
繋いで離れた手の隙間
水面に ....


あなたがあまりにも大きく樹をゆらしたので
花びらが落ちているのだった
色とりどりのかみふ ....
ぼくは詩人

何かのために走ることも
走って何かを求めることも
人としての営み

今日も ....
月の夜道を行ったって
どこに辿りつく訳でもない
ただ
視線を先へと伸ばしても
あの光は遠すぎ ....
嗚呼もう
栗の花が咲く時期なんだろうか さくらは
もう終わったんだっけ
そう 5月だ
鯉のぼ ....
あなたは私のことを迷惑だという。
私の頭がおかしいという。
だから私は笑う。
おかしいからじゃ ....
香りのいいお茶を差し出されて 意識朦朧

何度も頭を打つのはわたしの不注意

胸の奥の水たま ....
つめたいひかりでさえ

あたたかい
小鳥ちゃん 謎の民族の踊りする

小鳥ちゃん おしりに黄色の ひらひらフリル

小鳥ちゃん  ....
  

どうしてガラス張りなんだろう
とその向こうを眺めながら
そうつぶやいてしまうと
な ....

寂しさに身を任せて
誰かの肩にもたれるのはもうやめよう
頬に触れた肩のぬくもりは
いつかは ....
 ネオンが瞬き始める夕暮れに
 あの娘は小さな部屋でもがいてる
 
  すぐ行かなきゃ

 ....
深き森に眠る姫は

子どもの頃の夢を見る

夢に堕ちたアリスは

眠る姫にほんのりと頬を ....
いい友達関係にはそろそろうんざりしてきた。僕は彼女が好きだ。自分から告白するのが恥かしくて、僕が何気 .... 祝日 新宿の午後は人波に{ルビ溢=あふ}れて 
逃れるように僕は古びた細い路地に入る 

道の ....
母は優しい
兄貴より遥かに出来が悪い俺は、
絵が好きで詩が好きで、なんだかいろいろ中途半端で、
 ....
かよわい乙女


一:「か」なり「よ」しざ「わい」い「乙女」
   ↓
   かなり吉澤い ....
雨雨雨

春の別れだ

図々しい夏がやってきた

今年の夏も赤ん坊が殺される

炎天 ....




空も水も花も
君が話す途端に
死んでいる

空は空でなく水もなく
花はもう ....
目を瞑りましょう。

先に何が見えるの?

暗い
暗い
廊下を辿って

夢の中の貴方 ....
人魚姫が溶け出した泡は

深く深く沈み宝石となって

燕が哀れな王子に

運んで行く…
 ....
届かない言葉は要らない

吐き落とした粒がふきだまって…

苦した痛みの愛しささえも

 ....
僕が生きている人生は

悲しみに満ちたストーリーだった

泣きながら倒れ

夜空を見上げ ....
花のあるところに 埋まってください
日向の多いところで 眠ってください
淋しくないように 小鳥が ....
 なんでもみている筈なのに黙っている
               大樹ょ
 あなたの望む空をわ ....
GOサインを出せるのは自分だけだ
何故だ? 私の ふがいなさは 死を 越えた
何故かと言えば
チョコレートの 変わりに
ガムを  ....

あなたにも

嬉しい気持ちを

おすそわけ


そして
夜を捨てる
先天的な



あの子が死んだらしい
あの子ってダレ
どれくらい ....
つまさき立ちで

小鳥を真似て

高い空に知らしめす

両手を広げ

澄んだ少年の瞳で



遠い昔
おさないときに
咲かせた一輪おぼえている
ブリキのジョウロ
みずのいれすぎで
西日 ....
砂漠の上空を泳ぎ回る真夜中のたまごっちのように
という言葉がある。
(ないとは言わせない。)
 ....
夏に向けて走り出す
青々しくなる木々の葉
春の温もりを残す
蒲公英の綿毛

公園で子供達は ....
言いたいことは
なにもなかった
ことばがそんなにえらいのかい
ことばでそんなにいえるのかい
 ....
冷たい頬に 届かない温もり 伝わる悲しみ
抱きしめられることにも 疲れているみたい

寒くなっ ....
ぼくは詩人

広大なマクロの世界
繊細なミクロの世界

今日もまた

朝の散歩をしてい ....
最近知人から「孝治さんっていつも優しいよね」って言われた。
自分は本当に優しいのだろうか?
優し ....
ピアノバーで
その男は
いまでも
ピアノを弾いているらしい

アップライトピアノが
備え ....

ホット・ペッパーください
く、くださいませんか
クーポンついてますから
剥いたブルー・チー ....
目が覚めた

まるで機械仕掛け

無機的な朝食

拭い去ることの出来ない憂鬱

プラ ....
夜はどんなに暗くても
わずかな光を失うことはなく

たとえば混沌を鎮めるために喜怒哀楽があるように
 ....
 ガチれ バトれ 潰して壊せ
 始めましては苦手でございましょ
 押忍VS押忍の雄バトル所望でし ....
 まだ少しひんやりす深夜の公園に吸い込まれるように出向いた
 暗く街灯のともらぬ疏水沿いを誰にも会 ....
東武線隣に居てし婆さんが話しながら寝てしまうなり

爺さんがケータイ持って婆さんに写メ見せるなり ....
忘れる前に振り向いて
氾濫した川に飲み込ませて流させて
嗚呼 今日は月が明るい
だなんて呑気に ....


今日も
回転木馬に乗って
走ってゆきたい
どんなに揺れても
どんなに遠くても
木 ....
求められるがままに
仮面を貼り付けて

毎日
踊っていたんだ
世界の上で

時々
泣 ....
今日も太陽が落ちていく


いつものように


今日も帰宅ラッシュに揉まれながら

 ....
小さい、部屋。手を伸ばせば窓になれるし、空を少し撫でることだって、出来る。秋がくる、それまでにまだ、 ....
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2006年5月6日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不安ANN自由詩006-5-6 23:41
年寄りの冷や水木立 悟川柳506-5-6 23:27
ガラスの壁壺内モモ子自由詩1*06-5-6 23:22
そろもん(カルマの話)みつべえ自由詩206-5-6 23:18
そして君は見えなくなった命鈴自由詩106-5-6 23:17
なつki自由詩306-5-6 23:11
手をつなぐ蓮見自由詩006-5-6 23:11
シロップki自由詩4*06-5-6 23:10
口にしない言葉蒼木りん未詩・独白306-5-6 23:09
記憶蓮見自由詩106-5-6 23:09
呼吸自由詩206-5-6 23:08
緩やかに紐解かれる休日の午後朽木 裕自由詩5*06-5-6 23:00
パレードフユナ自由詩22*06-5-6 22:59
ぽえむ君−疾風−ぽえむ君自由詩5*06-5-6 22:54
月の夜道をひとりで行けば(うさぎに出会う)、夕凪ここあ自由詩10*06-5-6 22:42
こよみ 皐月蒼木りん未詩・独白106-5-6 22:29
普通のこころ美味自由詩1*06-5-6 22:16
ティーパーティーアサリナ自由詩2*06-5-6 22:03
蛍光灯のfuchsi...携帯写真+...406-5-6 21:54
小鳥ちゃんアサリナ自由詩4*06-5-6 21:38
浴室密閉ブルーチーズタイムAB(なかほ...自由詩406-5-6 20:44
耳をすませば砦希(ユキ)自由詩006-5-6 20:38
行かなきゃならぬ山崎 風雅自由詩1*06-5-6 20:35
童話Ⅰ胡蝶自由詩206-5-6 20:15
長い告白Rin K散文(批評...13*06-5-6 20:08
「夢」 〜 新宿にて 〜 服部 剛自由詩14*06-5-6 19:29
no-title士狼(銀)自由詩20*06-5-6 19:04
あの日、かよわさを脱ぎすてた乙女。加藤泰清未詩・独白106-5-6 18:11
立夏三州生桑自由詩106-5-6 18:10
星空時代ヨルノテガム自由詩4*06-5-6 17:27
ほほえみのあくま胡蝶自由詩206-5-6 17:01
童話Ⅱ短歌006-5-6 16:48
〜きみどり〜自由詩006-5-6 16:40
虹の種をまきましたこめ自由詩7*06-5-6 16:07
茉莉咲くきりえしふみ自由詩10*06-5-6 16:04
わたくしごと信天翁自由詩106-5-6 15:58
_小鳥遊儚未詩・独白106-5-6 15:58
東京の女「とんでもございません、白石かずこ様は凄い詩人なのです奥津 強自由詩106-5-6 15:12
happyLEO携帯写真+...15*06-5-6 15:09
ごず−Revisionシャーロット自由詩006-5-6 14:16
口笛LEO携帯写真+...10*06-5-6 14:15
まつりのあと明日殻笑子自由詩3*06-5-6 13:58
砂漠の上空を泳ぎ回る真夜中のたまごっちのようにTommy未詩・独白106-5-6 13:30
家出少年海月自由詩0*06-5-6 12:40
ことばのあとはZUZU自由詩206-5-6 12:32
泣いていいんだよ蒼穹自由詩1*06-5-6 11:53
ぽえむ君−窓枠−ぽえむ君自由詩7*06-5-6 11:39
「優しさ」についての論考広川 孝治散文(批評...3+06-5-6 10:49
夕焼けが眠る川mina自由詩206-5-6 10:08
浴室密閉ブルーチーズタイムたもつ自由詩8*06-5-6 8:22
月曜の朝ジム・プリマ...自由詩2*06-5-6 6:43
銀河の海ベンジャミン自由詩4*06-5-6 3:30
挨拶影山影司自由詩206-5-6 3:00
深夜の公園山崎 風雅自由詩2*06-5-6 2:54
【短歌】東武東上線壺内モモ子短歌3*06-5-6 2:47
それはいつか消えゆくのだから春日響自由詩1+06-5-6 2:11
浴室密閉ブルーチーズタイムあおば未詩・独白5*06-5-6 1:16
僕=僕えりす未詩・独白2*06-5-6 0:34
なんにもない大城 小町自由詩006-5-6 0:32
明日、いつも通りに霜天自由詩606-5-6 0:16

加筆訂正:
「夢」 〜 新宿にて 〜 /服部 剛[21:56]
最後の2連も書き直しました。 
「夢」 〜 新宿にて 〜 /服部 剛[21:40]
8連目を直しました。 
60rows, 1.07sec.