黒頭巾ちゃんのところに、赤頭巾ちゃんがやってきました。
「あら、お久しぶり。どうしたの?」
「そ ....
君に伝えたいことがあって
けど言えなくて

この気持ち・・・

笑い声が聞こえてる この時 ....
子供の時 車の後部座席から
夜空を見上げた
月がいた
小さな星がいるものの
ほとんど真っ黒に ....
わたしは歌っていない。
わたしは呪文を持っていないの。

あの子が勝手に毒入り林檎に手を伸ばし ....
潮の匂いのする河口で
きみが釣り上げた秋は
きらきらと
ヴァーミリオンの鱗を煌めかせ
すっぽ ....
 スカスカのはずの財布に
 
 レシートだけが
 のしかかる

 

 染み付いた脂
 ....
メールでは返信を促しているようで
そんなことを期待しない今日の私は
便箋に走らせてみようと思うの ....
    
古びた待合室に西日が射して
喉が乾いてやりきれない
安物の扇風機、ぶんぶんと回転し
 ....

存在の黒い影に向かって石投げた
人の姿になって起きあがり
黙ってこちらを見た

怖くなっ ....
            
なにもないところから
水を汲み出す作業は
大変きついことです

 ....
手さげ袋の紐は
ぶらさがったまま
ずっと重さに耐えていた

手に
さげてみてわかった

 ....
何もかも投げ捨てて

荷物もほとんど持たず

「それでは、」もそこそこに

少女は家を飛 ....
あるところに王様がいて
誰もが幸せになるよう祈ってた
高いところで右手を振って
誰もが幸せにな ....

よく世の中では「人生の勝ち組・負け組み」だとか
幸せになれる数は決まっているだとか、不幸な人の ....
きのうはそばの日なので
家族でおそばを食べにいきました。
お父さんは五杯食べました。
お母さん ....
もう何も信じられない気がしてる天気予報も君の涙も

貼り紙でボーカル以外を募集して出来たバンドが ....


足足
 足足
  足足
   足足
    足足
     足足
何も知らずに歩いている
何も知 ....
 ごみ箱の部屋のなかでまどろむ時間の中
 明日を占う煙草のけむりの紫煙をぼんやり見つめる
 時を ....
 まあなんですかねえ、もうあれは何年前のことになるんでしょうかねえ。
 私が24の時でした。
  ....
出会い 別れ
別れ 出会い
出会う 別れる
別れる 出会う
出会って 別れて
別れて 出会 ....
母が零した水がテーブルに広がる
その小さな湖にナプキンペーパーを投げ込むと
木の葉みたくひらりと ....


手に触れるすべての
温度と湿度が
いつもより優しく感じられる
マリオをやれば
たくさ ....
おいおい、もう寝ちゃうの
ねこのてパンチ
ふにっと肉球
起きないなら知らないよ
こっそりお布 ....
知らなくていいよ
知らなくていいの
お前はずっと清いままで
心がずっと幼い日のままで
ずっと ....
夢の中でバァさんから貰った手紙
みんなばらばら
その次の日、父は行方不明になった
妹は独りあの ....
昨日の晩空を飛んだよ
久しぶりにね
夢じゃないよ
嘘じゃないよ
ほんとは飛べるんだ
隠して ....
かみさまようちえんはお空の上にあります
今日は楽しい運動会
お母さんもお父さんもいませんが
こ ....
 
 などろむ午後
 なまぬるい雨に打たれて
 心模様もしめりがち

 そう 
 僕はひ ....
満員電車の中で溜息をつく
人の間をすり抜けてゆく生暖かい空気

すみません、おります、という声 ....
なにも見ない
なにも聞かない
なにも言えない

いつから見ない様にしたのだろう?
ちいさな ....
独り寝のうみをザブンと打ち捨てて我は遠くの彼方にこそあり 。

  
つきあかり テラサレテ 何ほどの コワイモノトテ さらに なし 。        ほんものの はとに なり むすめは 王子に 会いに行く なり 。                 むすめは なきました 。 おおじさまの ことを 想って なきました 。おおじさまは 独りでは 活きら .... 雨よ 振ってくれ わたしの こころを けしてくれ あのひとに 渡した こころを けしてくれ 。 そし .... おうさまは お妃に むかって 呟いた 。 このモノをとつがせよ 。 コノモノハ 言った 。 いやです .... あなたをAIしています
結ばれることがなくとも

あなたをAIし続けています

あなたが他 ....




遅い月に
空は揺れ
鳥は眠り
朝の川を夢みる
冷たい光の下の水
 ....
海の向こうにいるあなたよ。

私が隣にいないことに慣れないでほしい。

私の歯ブラシもそのま ....
あなたが いなくなって

わたしは あなたの前から いなくなって

そうしたら 世界が変わっ ....
肌にふれる
ざわめきの波に
もういいよ
さすらうため息

とまどうことなく消した
たばこ ....

  僕は
  子供の頃
  父と母を見て
  はやく
  はやく
  大人になりたかっ ....
ぴりか ぴりか いつかの空の あなたは知らない
敷き詰められて 赤い木の実
啄んだ日に 消えた
 ....

せんせい、私バツイチです
いまも減点ばかりでごめんなさい

ひとり残されて
校庭で逆立ち ....

 小学校の、ニ、三年位の頃。どっちだったかすっかり忘れてしまったが、ある時担任の先生から、
「 ....

よこねっていいな
よこよこよこね
よこよこね

うつぶせよりいーな
あおむけより ....

のーみそはんぶん。
ちょきーん。
ろぼとみぃ。ふぃろそふぃ。

ネアンデルタール メルク ....

職業訓練で何年かぶりの学校なのだ
Webマスター科とやらに行くことになったのだ

たった3 ....
Melody, am I hanging on to memories too long?
Do  ....

銀木犀、銀木犀
どこで咲いてますか? 
金木犀の香りにまぎれてひっそりと?

 「あなた ....
ちかごろ 私の 目が わるくて

あなたの 像を 上手に 結べないのです


十月の だん ....
殺してしまった

今日、何の罪もない
言葉を

奥歯で
噛み殺してしまった

悔しか ....
噛みしめた砂に零れしひとすじの涙は見ないことにするから

震えてる広い背中が小刻みに お休みしよ ....





シリンダーから彗星がほとばしり
縄跳びの軽便鉄道は
宵の明星を目指すんだ
 ....

めくるめく展開する青
それは淡い水彩画で描かれた
青いヌードだった

彼女のくれた画集の ....
プレゼントの
箱のリボンを解くと
中には世界が入っていた
逆さまにして振り落とすと
すべてが ....
争いが世界から消えたら
と考えると
恐ろしい

そこには生気の感じられない
町があるだろう ....
干からびた時間を笑ってすごす。

白い幕に閉ざされた窓の向こうに
僕の行けなかった黄昏が潜んで ....
前日 Home 翌日
2005年10月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
赤頭巾ちゃんの訪問。そして、黒頭巾ちゃんとおおかみの電話チアーヌ散文(批評...705-10-10 23:44
思いsaya自由詩005-10-10 23:43
月に行くんだ徒歩5分自由詩105-10-10 23:41
黒い傘を持って浅野 すみれ自由詩5*05-10-10 23:27
秋釣草野大悟自由詩12*05-10-10 23:08
我に歴史あり北村 守通自由詩105-10-10 23:07
星空の宛先たりぽん(大...自由詩20*05-10-10 22:58
主体あおば自由詩2*05-10-10 22:51
存在自由詩3*05-10-10 22:49
井戸自由詩3*05-10-10 22:45
知らなかった蒼木りん未詩・独白305-10-10 22:40
少女と云う名の影に捧ぐ菊月 燦自由詩0+05-10-10 21:47
王様の話自由詩305-10-10 21:28
しあわせのありか。仲本いすら散文(批評...6*05-10-10 20:49
家族対抗紅白歌合戦ZUZU自由詩2*05-10-10 20:35
ワールドワイド・ラヴシアン短歌505-10-10 20:25
「そしてKillersは歩く」又一携帯写真+...105-10-10 19:45
鐘が告げる炭本 樹宏自由詩205-10-10 18:07
明治神宮の思い出日雇いくん◆...散文(批評...4*05-10-10 17:33
逢原FUBAR自由詩1*05-10-10 17:13
母と木の葉士狼(銀)自由詩7*05-10-10 17:06
小詩集「書置き」(五十一〜六十)たもつ自由詩1205-10-10 16:55
ねこにんげん(5)暗闇れもん自由詩0*05-10-10 16:43
清い妹自由詩005-10-10 16:35
世界には神様がいて自由詩1*05-10-10 16:24
ブロックの街チアーヌ自由詩205-10-10 16:19
かみさまようちえん自由詩405-10-10 16:05
ずぶ濡れ炭本 樹宏自由詩305-10-10 15:51
「街波」【やったよ連詩!やっぱり連詩は楽しいね!】ベンジャミン自由詩6*05-10-10 15:46
狂った世界月の音色自由詩205-10-10 15:41
独り寝の 。 すぬかんなが...短歌205-10-10 15:25
つきあかり 。 川柳105-10-10 15:22
ほんものの はと 。 川柳105-10-10 15:20
むすめ 。ⅱ       自由詩105-10-10 15:02
あめ 。 自由詩005-10-10 14:51
むすめ 。 自由詩005-10-10 14:22
AIsaya自由詩1*05-10-10 13:47
腕ひらき 微笑む木立 悟自由詩605-10-10 13:43
痛みという愛情spice自由詩005-10-10 13:31
スパーク蝶番 灯自由詩105-10-10 12:35
かくれんぼこしごえ自由詩15*05-10-10 10:53
おとな沢村 俊輔自由詩405-10-10 7:20
えとぴりか ひより未詩・独白5*05-10-10 6:31
運動会の、空へyo-yo自由詩605-10-10 6:20
ホステスの母日雇いくん◆...散文(批評...15*05-10-10 4:21
よこねっていいな自由詩2*05-10-10 4:18
なーすりぃ・らいむクリ自由詩205-10-10 3:59
Webマスター日雇いくん◆...自由詩4*05-10-10 3:58
Melody (歌詞)クリ未詩・独白1*05-10-10 3:30
スター・チャイルドへ自由詩4*05-10-10 3:09
こころが溶け込むときアザラシと戦...自由詩3*05-10-10 1:48
殺してしまったベンジャミン自由詩8*05-10-10 1:14
涙路一代 歩短歌3*05-10-10 0:54
銀河 鉄道たりぽん(大...未詩・独白6*05-10-10 0:51
彼女は青いヌードだったけんご自由詩805-10-10 0:42
重心霜天自由詩605-10-10 0:37
共感する恐ろしさ自由詩1*05-10-10 0:27
砂浜佐藤伊織自由詩1*05-10-10 0:17

加筆訂正:
ずぶ濡れ/炭本 樹宏[18:30]
たくさんを数少ないに変えました
こころが溶け込むとき/アザラシと戦うんだ[05:23]
模様替え
58rows, 1.09sec.