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わたしといっしょにしんでくれないか。 嘘。 by 光冨郁也 音楽を終わらせて そして灯りを消してください 電話しないでください ううん 電話に出ないでください メールしないでください ううん 返信しないでください でなければ どうか 私の火を消してください そして 音楽を終わらせて 灯りを消してください 私はもう墓場の灰になりたい by 佐々宝砂 未来への参照
わたし自身が生まれたころのヒット曲を聴いている それはつまり あなたが生まれたころのヒット曲でもあるのだけれど わたしの誕生日はわたしのもので あなたのものじゃない たとえ 同年同月同日同時刻だとしたって うんざりするような偶然が どかどかと胸におちてくるので 大きな穴ができてしまった むろんあなたのせいにはしない 偶然がわるいのだ偶然が 夜勤のある日はすこし警戒する 混み合う朝の通勤電車ならいい でも 夜勤のとき電車はあんまり空いている わたし自身が生まれたころのヒット曲を聴いている 眼を閉ざして 夜の田舎町を走る 空席だらけの電車のなかで あなたのことが好きだ それはちっともかわらないけれど これ以上穴の開く偶然は もういらない ねぇ 電話 して いい? そんな質問頭の中で繰り返し届くことなくあなたが知るはずもなく。 あとおの区別はいつのまにか 愛と恋の区別は分からないまま あたたかな胸に抱かれ 何もかも捨ててしまう 最後のパズルのピースはみつかったかな? ひとつだけぽつねんと空いている1ピース。 確か、君のうちに忘れてきたと思うんだけど。 なんでも心配してください かなりの確率で僕らの未来は心配だらけやからね メシ、何食べます? 君と暮らして十年 良くも悪くもお互いに慣れた 記念日の嫌いな君は 特別なことをしたがらない 今更何かを確かめなくてもいいと 切り取られることもない日常のまま 花やカードを贈らなくても それでいいとさえ思うようになって 君がそばにいる風景は あまりにも当たり前になりすぎた 同じ時間を共有するかわりに 君は何をあきらめたのだろう 歳をとるたびにひとつずつ 夢も野心も薄れて消えてゆく 寂しさをあきらめに匂わせながらも 選んだ結果を後悔してはいないはずだ 少なくとも僕は 君と過ごした日々を誇りに思っている 「お付き合い」をしていけば 理不尽も不都合もいくらだってでるのだから あなたが遠くへ行くと決まった後だったけれど 理不尽な事も不都合な事も いくらだってあるのだからと 気分は風の前の塵みたいだけど よろしく って言ったのよ 何週間かぶりに聞いた声は 気持ちを確かめたくてかけた電話で 無かった事にしようかとも あたしは気持ちをちらつかせたけど 「どっちかというと 待ってて欲しい気持ちが強い」って がくりときそうな返事でも あたしは待とうと思ったの 大丈夫だよ 待ってるよ 次に聞く声が 別れでも 落ち着いた? 恋文なんて 忘れたー あの夏休みに書いた わたしの手紙燃やした? あなたはね、 自分の手紙は燃やしてくれっていったのよ ずるい人 ひねくれ者 わたしなんて塵 ラブレター やぶれたー ふられたー もうすぐバレンタイン 何度も書き直したんだけど 何度も頭を掻いたんだけど 全然書けそうにないから 山田詠美を送ります おまえなんか 大嫌いだ そう言えたら どれだけ楽な事でせう 雪降る中で 血を吐く口を押さえながら 肩で息をしながら 「僕と一緒に死んで呉れないか」 と言えたら どれだけ美しいでせう 結局 口に出せたのは 「だりぃ」 の一言 おまえなんか 忘れたりなんて できない 嫌いになんて なれない でも その方がいいよね あなた とても ずるい人だから 変なところで ごめんなさい 寒いのに ありがとう 周りはうるさいかな ぼくも きみにとって 雑音なのかな? この からだを つらぬき すきとおる 風が きみからのものだと 思ったよ なんでやろ なんでかな わかるまで となりに いても いい? くるくる回って どこまでも落ちていく そんな予感が何故かした。 あの日の私はきっとどうかしてた。 いいや、その日の一週間前から 行動不審に陥ってた。 だってどうしようもなかった。 何かしないと叫びが、思いが、 胸の中で腐ってくような気がして。 林檎熱におかされた患者みたいに あの日の私はあの人を思ってさ迷ってた。 待ちあぐね 繰り返す だいきらい だいきらい だいきらい なかったことにしよう。 私は3日間意識を失い 遠い空で 夢を見ていただけなのだと。 そう思うことにしよう。 楽しい楽しい 夢だったなぁ。 ええ! どういうことっすか? といいながら ぼく 手をにぎっちゃった りしたいだろう ごめん いやいや ありがとう 立派なセクハラニヤミスです ええ! さらに 顔のしたのほうに ああ 口紅というのですか! 唇がさみしくならない? 恋なんかしていないのが一目瞭然 が 大多数 自分に恋してるのがむんむんする は 仮性近視 私はもう 喋らない 眺めるだけにする 前者にも 後者にも なれないから 嗚呼 また君と 恋し逢いたい 大好き 大嫌い 愛してる 愛してない 声が聞きたい 死んでしまえ たぶん そんな感じ 愛してる愛してる愛してる好きすき 愛してる愛してる 愛してる好き好き好き好き好き好き 愛してる愛してる 愛してる 愛して 非日常が恋の醍醐味だとしたら それをしてみたかったのかもしれないね 彼方と私は 悟ってしまうと 味も半減するけれど 飽きてしまうまで 二人だけの秘密にしよう 美味しかったときのことを思い出せたら たぶん正解だったんだよ なかなか食べられないものだし また欲しくなるかもしれない 私だけが甘かったのかな それも味付けのつもり 言わないけど おやすみ ねえ 好き 知ってる おやすみ ねえ 好き 知ってる 私も大好き 知ってる くっそー おやすみ うーん 遠くから 会えない夜でも お互いを想って 濡れよう わたしに触れないで わたしはあなたに害をなすばかりだから だけど、ああ あなたがわたしの傷口を洗ってくれなかったら わたしはこのまま死んでゆくでしょう だからわたしの声が聞こえないところにいて あなたに、生きて、いて、欲しい 男が目を醒ましたとき 刑はすでに宣告されていた 黒曜石であればまだよかった 鋭利な石は長い苦しみを与えない しかし石英であった それはやや摩滅していた 川のほとりには寝台のように大きな石 裸の男はそこに横たえられ 石英で肉をえぐられ 聖セバスチャンのように 何の抵抗もせず ただ恍惚の表情を浮かべて死に そして血に染まった石英がここにあり 私はあなたにそれを贈る あなたもまた 刑を宣告されている 毎朝 実家にいる夢を見る 私には ぬいぐるみしかいない夜なんだ 早く一緒に暮らそう 結婚は墓場だって言うけれど、そうかもね。 だってあたし、天国にいるみたいに幸せだもの。 俺の声が聞こえるかい? 世の中は背徳の刹那に切り裂かれそうだ 狂おしく燃える炎の闇 都会の雑踏 一秒ごとに移り変わる街並み 目的を失った人々の重い足取りに 飲み込まれそうになる こんな世の中だけど 俺は忘れないよ アスファルトの隙間から顔をだす 一輪の小さな美しい花 その花は君の花さ 俺は一人たたずみ タバコにそっと火をつけて 君のことを見つめているよ この傷だらけの心を 癒してくれないか ナイフのような 俺だけど 君の胸で傷だらけの羽根を休めていいかい? まだ生まれて間もない 赤子のように 薔薇に埋もれながら 愛を 抱きしめて 君だけを 抱きしめて 伝えたかった I love you バラ色の人生だったと言える たとえ会えなくなろうとも あなたに会えた バラ色の人生だったと言える なにもきめんといて でも 決まってる いつかいなくなること どちらも だから ぜんぶ 暖めて 二人が一人になって ふたりが おなじ カラダになるまで そしたら あなたの柔らかさが 私と溶けて ん よわい白菜35 きみバナナ21 ダーリン 指輪を付け合っていること 君の 鍵の 奥深くまで、 あたし ダーリン バナナ 21世紀までね 恋のできる日を決めましょう 恋を育てるタイムテーブルを考えましょう それから 恋の目覚まし時計をセットしましょう どんな音で起こそうか 昨日までの薄っぺらペら 消えてなくなるよう ちょっとショックな音がいいかしら? 君の言葉は風船みたい せめて紙飛行機のようにささやいてくれたら 僕は矢のようなスピードで好きと返せるのに 笑わないでいいから もう少しそこにいてください そして僕が泣くのを待っていてください わがままですか? 先端にゆくほど細くなる指 薄いちいさな つめの先 くちびるは キスすれば無くなりそうなほど白くて清潔 彼女に化粧はいらない お人形さんですか 本当は 人間じゃないでしょう 花や木や 聖霊か妖精か何か そんな女と暮らしてて 尖った爪に荒れた手をして 身体中で呼吸している私を 欲しがるなんてあなた 馬鹿ね ふり向くなんて 私 馬鹿ね 忘れることができたから いい恋だったと思う もし僕がアルファベットを組み替える事が出来たら、U と I をくっつけるよ。 (女の子をナンパする時に言う。成功率100%) 隙間に挟まる 胸のまるみはあなたになぞられたい 触れたらこんなにも痛いのを知る 恥じらいは溢れて 先端からこぼれ落ちそう 脱力して 乱れはじめる呼吸 谷間に汗が滲む 奥に封じた熱を アルコールで血液に溶かしだして カラダはサーモンになる 一瞬の急流を泳ぎたくてたまらない たまらない 唇に髪を挟んだまま 細めた眼差しは あなただけにしか見せないから 「束縛したい気持ちを抑えられない」と言ったら 「じゃあ、束縛していいよ」と言ったのが 前の彼 「そんなのはまっぴらごめんだ」と言ったのが 前の前の彼 「気晴らしに飯でも食いに出掛けるか」と言ったのが 今の旦那 あなたを聞くと 煮すぎた野菜のように ぐずぐずになってしまう。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。
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