恋文[362]
2004 11/22 00:16
蒼木りん
隙間に挟まる
胸のまるみはあなたになぞられたい
触れたらこんなにも痛いのを知る
恥じらいは溢れて
先端からこぼれ落ちそう
脱力して
乱れはじめる呼吸
谷間に汗が滲む
奥に封じた熱を
アルコールで血液に溶かしだして
カラダはサーモンになる
一瞬の急流を泳ぎたくてたまらない
たまらない
唇に髪を挟んだまま
細めた眼差しは
あなただけにしか見せないから
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