恋文[390]
2004 12/27 11:54
蒼木りん

非日常が恋の醍醐味だとしたら

それをしてみたかったのかもしれないね
彼方と私は

悟ってしまうと
味も半減するけれど

飽きてしまうまで
二人だけの秘密にしよう

美味しかったときのことを思い出せたら
たぶん正解だったんだよ

なかなか食べられないものだし
また欲しくなるかもしれない

私だけが甘かったのかな
それも味付けのつもり

言わないけど
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