スレッドの書き込みログ
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[228]佐々宝砂[2024 11/30 20:08]★1
ぬばたまの夜ももはや身に沁むことなくて
君の髪ぬばたまの黒は金に染めろ
何一つ新味はなくてぬばたまの闇
[227]wc[2024 11/30 12:45]
ぬばたまの
そんな言葉を
書きたいけれど
ぬばたまの
髪?
よる?
音読すると
しっくりこない
今年みたいです。
[226]wc[2024 11/12 10:23]
初出 web詩人会
おしまい
もろて引き裂く
鰤おこし
ちはやぶるかな
あらぶるかな
氷見に集まる
大漁旗
食卓は今日も
ゆたかです。
ゆやーん、ゆよーんとでも
発信されば
漂流する
ばかり
ゆやーんゆよーん
ゆやゆよん
寒いだろうな
なにかでけへんものだろうか
雨は降らないで欲しい
風はふかないでほしい
こけしって
子消し
じゃないよね
もしそうだったら
ないてしまう
お邪魔しました。
[225]wc[2024 11/09 01:43]
現在まとめ
あかさたな
もろて引き裂く
鰤おこし
ちはやぶるかな
あらぶるかな
大漁旗
[224]朧月夜[2024 10/31 00:39]★1
チョコレートみたいな月と顎を上げ
十月の丸い屋根のうえに一番星
メリッサに願いをかけて幾月夜
[223]46U[2024 08/24 13:44]★1
葡萄酒をほせば骨も染まる夢のあと
片をつけ たすき解く君の艶やかさ
ぽえざるの戦利品でて息をのむ
[222]佐々宝砂[2024 07/08 19:34]★4
七夕や眼鏡を捨てて歩く姫
ウォッカは凍らして飲む星の夜
笹飾りベテルギウスよはよ爆ぜろ
#ウォッカ凍らすの二度目だったすまんウォッカ凍らしたの好きなのよ
[221]46U[2024 06/12 17:51]★2
山椒摘み 首をたくさん取りました
ぬか漬けを噛む音響く 夏が来た
麦茶ポット洗うあなたを娶りたい
[220]佐々宝砂[2024 06/11 20:16]★3
ジンライム寄越せまたたく梅雨の星
ウイスキーミルクに混ぜて浅き夏
冷凍庫から取り出すウオッカ、夏。
[219]足立らどみ[2024 06/11 08:50]★1
とき来る 準備万全 友はさる
#猿じゃないからね
[218]朧月夜[2024 06/11 06:17]★3
忘れない青空の下咲くアカザ
[217]朧月夜[2024 06/11 06:16]★1
涙目の訳は聞かないツクバネよ
*季語:ツクバネ=朝鮮朝顔(毒あるよ)
[216]朧月夜[2024 06/11 06:13]★1
お久しぶりあれよあれよと迷い草
*季語なし
[215]佐々宝砂[2024 06/07 20:34]★1
さようなら梅雨入の空も青いわね
ねえおはよう空は破けていないわよ
こんばんは今夜も夜が来るのねえ
#こういうの当たり前俳句というのである
[214]朧月夜[2024 06/02 13:00]★1
海の果て飛べよと叫ぶ梅雨の魚(=いお)
[213]46U[2024 05/16 15:47]★1
髪飾り 探し歩いて薄暑かな
あやし夢 目覚めて鏡に息を呑む
麺すする 独りがつらいはMの謂い
[212]46U[2024 05/08 21:14]★2
修羅場なう。人員削減(物理)かな
「逝ったか…」と昭和腐女子は言いにけり
仮眠では無いの オチてるだけですの
「来世でもアシして」の寝言 ヤるしかない
[211]46U[2024 05/07 21:42]★3
無腸公子 はらわた無き身の横歩き
もし蟹に生まれたなら信じてくれましたか
嘘は無い それが嘘だと君ハ言フ
爪切れば聴こえる秋成の鼻歌
[210]佐々宝砂[2024 05/07 07:09]★1
貴腐ワイン汚れぬもののあさき夢
葡萄つみ踏めぬ子とみる朝日かな
葡萄踏むそうよあなたもきみもふめ
[209]46U[2024 05/03 14:23]★1
はつなつの煌めきこごる貴腐ワイン
稲荷社の狐と親密度上昇中
辛口がお好きな神か 酌み交わしたい
[208]46U[2024 04/11 17:15]★2
永遠の春 祭りの絶えぬ国で散る
目薬で眼球きよめて春を観る
オキシフル 魂ふる降る花の盛り
[207]朧月夜[2024 04/09 04:12]★2
鶯の雨に泣いて鳴きたどたどし
起きてなお目醒めは遠く春日や
捨て去った思い出を拾う木の芽時
無くなった涙を流し春の山
影を踏み踏みながら遊ぶ燕の子
※眠れず投稿。
[206]46U[2024 04/08 07:38]★3
灰白の空にとけるかさくら花
花咲いてうつむくひとなどおらぬ路
[205]ハァモニィベル[2024 04/05 18:13]★3
桜花ゆめに散るため咲きにけり
[204]朧月夜[2024 04/05 17:52]★2
春を取り戻すためにも風邪薬
赤き花に匂いを求める春の宵
折に触れ思えば思う桜しぐれ
見つからぬ春のたよりを形見にと
来(=きた)る日も暮れる日もなく蒲公英(=ほこうえい)
[203]46U[2024 03/23 09:28]★3
プテラノドンの翼幅くらいの恋心
肴はそう炙ったアンモナイトでいい
三葉虫にちゅーるをあげてなつかれる
[202]46U[2024 03/16 19:21]★2
即席麺 スウプ飲み干す〆切明け
はずれない指環が離別をゆるさない
春闇へ前髪そろえてまぎれませう
[201]46U[2024 03/11 20:55]★2
この嘘はお気に召さぬか色男
僕のネタ帳みませんでしたか コロ…シテ…
春一番 ふとんふっ飛ぶ 日和かな
[200]wc[2024 03/11 13:38]★1
code.vocode
ONE MORE TIME
繰り返し
vocoder voice
まあ、でも誕生日はくるし
明日は来るし
春は来るから
だいじょぶです、多分
[199]46U[2024 03/08 00:01]★2
うるわしのバターサンドにほだされる
次は無いぞ。たとえダッツを積もうとも
ワルよのう。しゃあない、一緒に謝ろか
[198]wc[2024 03/07 22:04]★1
はなむけのさきで咲けよそこで呑もうよ
[197]46U[2024 03/06 21:43]★1
傾きに終わりはなくて春は逝く
星座がね巡るよにわたしも変わった
バニラエッセンスなめたおみなを娶るべし
[196]46U[2024 03/04 16:32]★2
君を想いつくった肴で独酌す
鬼ころしで封じる恋もあり 痛飲
リコーダー会をやろうかジャンカラ火曜9時
[195]wc[2024 03/03 21:08]★2
冬をとくモノクロームの霧雨を
切り裂いて晴はるか蒼、ふき
煮浸せ
[194]46U[2024 03/02 19:43]★2
無月の夜 さらってしまいたかったひと
月照権 無い部屋で舐めるズブロッカ
眼鏡外す ピアスを外す さあどうぞ
[193]wc[2024 03/02 15:36]★2
人間だものと言われましてもただ平伏しを書くばかりです
[192]wc[2024 03/02 14:29]★2
花見酒月見酒いつのまにか手にはてっぽう
梅、うぐいすあかく、文
[191]46U[2024 03/01 22:05]★1
次の満月 桜の頃に 埋めてたも
ねばい酒 君の眼を見ず 干す媚薬
[190]46U[2024 02/22 01:11]★2
雨音に梅花めざめるその気配
葡萄酒をきらしてすねる祖母が愛い
[189]wc[2024 02/21 01:04]★1
夏は冬みたいで秋は春みたい昨日は冬だったのに今日は初夏みたい
霧雨のしだれる夜凪街灯の下
「あるがくしょうをわれはおもいき」
[188]46U[2024 02/17 19:50]★2
缶かんは夜店の指環が棲むところ
ゆびきりの記憶の妻はもう無貌
[187]46U[2024 02/16 21:52]★1
アマビエと祝杯交わす夜鳴きそば
梅田なる大迷宮のあちこちにアリアドネ居りミノタウルス居り
[186]wc[2024 02/15 18:52]★1
通り一本烏丸通からすからす、はないもんめ
[185]46U[2024 02/14 19:21]★1
友チョコを をのこに贈るツンデレラ
ウワバミが甘味で眠くなるは何故
[184]wc[2024 02/13 18:30]★1
文春砲があれば文春法がいる
春はあっても咲かないばかり
[183]wc[2024 02/10 21:48]★1
はなやかに咲き誇る人のアーケード
テディベアはガラスごし
[182]46U[2024 02/10 01:16]★1
くちばしを頬に感じて夢みだら
ひらかれて つめたい指 わたしはピアノ
[181]wc[2024 02/09 02:02]★1
冬にあり夏にないものなあんだ
なあんだあった
なかったものってなあんだ
気づかなかったものってなんだ
新月の前、かけた言葉
冬鳥の北に戻りて春立ちぬ
残されしことのはだけがふりつむ団地
その窓を トントン、たたく月のない夜
うぐいすの初音を聞きぬ藪の中
そっかあれは鼓の音
はやくおかえり
[180]46U[2024 02/05 22:39]★1
つわぶきの味も忘れて遠い恋
君の駅 こわごわ降りる 心音鳴らせて
[179]wc[2024 01/27 13:20]★1
巻き貝に雪が降りしく能登の海
すなはまに埋むさきもりであれ
[178]wc[2024 01/27 12:53]★1
巻き貝に雪が降りしく能登の海
[177]46U[2024 01/21 23:04]★1
夏を恋う 朝食がわりのサングリア
剣舞再開 恋を祓いて冬稽古
[176]46U[2024 01/19 23:40]★1
卵売り待ちくたびれてかけうどん
甘酒で焼いた君の舌ふくむ夜
[175]wc[2024 01/17 21:50]★1
毛布にくるまりフローリングで眠ることを知っているそれがいつまで続くか分からないことは知らない
途切れない時間が知らない間にカレンダーをめくっていくだけ
[174]wc[2024 01/17 21:29]★1
叫んでも音にならない鼓膜を持って
音と名付けるそのフレーズを
[173]46U[2024 01/14 00:26]★1
線香花火ひとついかがです雪の庭
手袋は窓辺で編めと医者は言う
[172]46U[2023 12/25 01:04]★1
チキン喰む 翼なき身で見やる空
サンタさんおつです一杯いかがです
子ども部屋に棲むアラフォーがいう
[171]wc[2023 12/24 21:28]★1
はじまりはきっと鐘の音ちがいない
だってあんなに夢中だもの
ミニチュアのパトカーからなる様々な音
なるほどゴールド免許は遠いはず
おしまいはきっと夢の中違いない
同じようで違う明日驚くほどに
もう寝てる
[170]ハァモニィベル[2023 12/24 00:52]★2
雪晴れや冴え切る月に真澄む夜
[169]46U[2023 12/22 20:34]★2
忘られぬ 雪を踏むその感触は
ゆず湯がため 浴槽みがく冬至かな
[168]wc[2023 12/18 21:23]★2
南天の赤い実つぐみ門松を
眺めるこたつのコタツムリ
[167]46U[2023 12/17 20:37]★1
冬銀河 車をすてて逢いにゆく
歯にしみる鬼ころしなり 尼の裔(すえ)
[166]wc[2023 12/16 21:18]★1
それでいいそれでいいのだそれでいい
あきらめてから15度前向き
[165]46U[2023 12/16 19:10]★1
御法度のアルコホルなど舐めてゐる
化けて出ろ君に喰われたぼくのダッツ
[164]wc[2023 12/16 14:19]
木守柿つつくメジロへ寒椿
花束窓辺から
食卓まで半切り蜜柑
[163]46U[2023 12/15 20:45]★1
紅をさし 星の名を知る君と逢う
千本の鳥居くぐれど逢えぬきみ
焼きすずめ 手酌の姥にも世は楽し
[162]wc[2023 12/14 21:49]
暖冬に明日、明後日の大寒波
きみは知るべくもない10年後の冬
[161]wc[2023 12/14 21:31]★1
朝ぼらけかすみし山の冬木立
鼓膜に残る響き息の跡
ときはかねときあかねさす井戸端の
夕餉の支度暮れのにおいは
[160]46U[2023 12/11 22:27]★2
緋袴を繕う巫女や氷雨の夜
雨の夢 傘を投げ捨て 踊る夢
[159]wc[2023 12/10 18:28]
サイダーの泡がはじけ小春日和
いつかのわたしいつまで春は
クリスマス
ポインセチアの赤映えて
ハレーションハロー一輪の花
お正月いにしえ人も祝い酒
混み合う神社おしもおされ
並びをりすべての隣に神様
酒をあおり願いをこっそり見ようと
かまくらにもち焼く子らのはしゃぐ声
こだましこだましもちの取り合いやけどしなさんな
[158]ハァモニィベル[2023 12/10 00:56]★2
隠者のワインはお似合いか
シャンパンよりも
賑わうホルモン料理に囲まれながら
嗜む孤独を刻む色
内視鏡を覗きながら
掴み出した言語の腸詰めは
碧い海の深さに浸れば
咥え去る紅い魚の指の端から
砕かれ散ってはなお沈み続ける
グラスにも似た言葉の砂粒
[157]wc[2023 12/09 17:15]★2
兩人對酌
五臓六腑が
四面楚歌
おそまつからまつじゅうしまつ
がつかない午後
[156]足立らどみ[2023 12/09 12:35]★1
ファイバーGOエンドスコープゴゴゴゴゴ(ゲホッ)
[155]46U[2023 12/09 10:47]★1
互いの指環 犬歯で砕く 恋もあり
違うひとと選んだ指環で逢っている
[154]wc[2023 12/08 21:30]★1
かつて色づきたそがれの国深海ガラスからすうり色
[153]46U[2023 12/07 09:39]★2
火の点かぬ夜を持て余す人魚たち
[152]46U[2023 12/05 21:50]★1
ぱぱは鬼 スルメ取られて ほらイケズ
[151]wc[2023 12/04 22:56]★2
π=3
切り捨てられた
小数点
以下第何十位
今日の地球予報は氷河期です
北、南極が溶けてゆきます
周を観測する
重力子の望遠鏡
クラムポンは
棚の奥
[150]ハァモニィベル[2023 12/04 17:44]★2
木星は
一周するのに12年
土星は 30年
木星の一日は
10時間
でも、一年も一時間も
《地球の基準》だけどね笑
人間は と言うか 知というのは 基準を好む
でも、いつもちょっとズレている
地球は、真実(ホント)は
太陽を一周してるわけじゃないものね
星たちは太陽との《共通重心》を周っているだけ
[149]46U[2023 12/04 01:43]★1
三日月と木星の逢瀬 冬ですね
二階建てのバスより速く恋よ走れ
[148]wc[2023 12/03 20:33]★2
今日人類がはじめて木星についたよ
ピテカントロプスになる日も
近づいたんだよ
さる、さる、さる、さる
あした
クリスマス
ともしび
ひといきが
すべからく
ともす
きょうじんるいがはじめて
木星についたよ!
[147]46U[2023 12/03 17:58]★2
十二月 赤い鼻緒を火にくべる
マッコリで不覚におんなに還る冬
嫁かぬ友 娶らぬ友と三つ巴
春には解けろや奇妙な酒席
[146]wc[2023 12/03 10:20]★2
師走はしわすらしく
わざわざおいでくださった
昼下の陽に
茶の用意だけ、が塩梅です春へ
[145]wc[2023 11/29 00:17]★1
鎖に繋がれたオルガンのしらべ
1オクターブ低く1度高く
[144]46U[2023 11/28 09:20]★1
頭蓋まで染め替えるよな一目惚れ
異郷の地 朝酒とがめる人もなく
[143]wc[2023 11/22 23:23]★1
ヤングケアラミドルケアラみんないっしょにケアラケアラ
美しき窓ケ・セラ・セラが
飾られている額縁の中
[142]wc[2023 11/21 21:18]★2
手紙からこぼれた言葉が海を渡り無人島が出来ていく
また届かない手紙欠けた宛名が転がる浜辺
暮れて雲のはしはかすかうすくあかさ聴こうと
マイナーコードぼやける焦点かじかむ指先明日
[141]46U[2023 11/17 01:40]★2
秋雨に守られたぐる夜鳴きそば
椰子糖が眠りへ誘う咳の夜
餡餅の雑煮恋しや捨てた故郷
[140]wc[2023 10/23 21:13]★1
こどくこどくコンペイトウを一つ捧ぐれ
コンペイトウを齧り
とおいとおいと鳴く
[139]wc[2023 10/22 12:04]
1/x x→84.5billion ≒0
0×84.5billion=0
昨日をうたって聴かせて
[138]wc[2023 10/14 09:23]
きどりけどられあさまのび夥し
窓をあけるはっとはるかはるかはるかは
[137]wc[2023 10/14 04:49]
闇ふかしちちろちちろとなく虫のいて彼らのうたう命のセレナーデ
カマキリのたまご産みつけそのあとの零落ピアノソナタ
セレナーデ
8番悲壮26番告別
庭はホールの最前列です
[136]wc[2023 10/12 19:26]★1
くびながりゅうが待っている時間旅行の旅はいかが
めぐる四季みをつくすしきのこえ
秒針の音ねがえりをうつ
たびのはてたんぽほの酒
[135]佐々宝砂[2023 10/11 19:29]★1
新涼や窓の向こうが廃墟でも
夜から出てゆく扉がひとつ
さようならタイムマシンは売り切れた
[134]佐々宝砂[2023 10/11 19:26]★1
蜘蛛めして冴ゆるすらまにこゆしてし
[133]wc[2023 10/09 19:22]★1
さやかなこまかなことばさきとどかぬならばそまずちるだけ
[132]wc[2023 10/06 22:07]★2
おとしぶみおとした文の子守唄
[131]wc[2023 09/09 18:56]★1
やばい上がらないタコ糸の先はそういうことだったのかと初めて知った
[130]wc[2023 09/07 23:50]
一遍の
季節を白紙にもどし
声が
埋めていく真ん中で
はじめていきをはく
sage
[129]wc[2023 09/03 16:59]★1
夏を野辺送りし秋がやってくる
猫じゃらしが色づく
sage