入道雲/wc
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 本田憲嵩 
- 日朗歩野 
- 田中宏輔 
- 田中教平 
- ryinx 
- アラガイs 

省かれた言葉たちの中にでもそのもの哀しさのイメージはできます。読めば、~渡した手紙は洗濯されて入道雲の下に干してあった。とあるので、去っていった妻でしょうか。これは語り手の想像であることがわかる。~その(雲)の上に座り、じゃがいもの皮をむく。上の世界から地上へと意識は戻るわけですね。なのでこの詩の前段が意識的な想像の迷走であることがわかります。無意識に導入されるようには読めない。なぜならば先に日常があってこそ非日常の世界が立ち現れてくるわけで、じゃがいもの皮をむく。この景色は最初にもってこられるのが幻想(妄想)への入口ですね。じゃがいもの皮をむく。という動作の導入も無意識を促す異化作用は働いてはいない。ここでは日常としての景色でつながるからです。なので、このもの哀しさも中途半端なイメージで読めてきます。ベランダか畳の上なのか、そして台所のじゃがいも。先ずはこのような日常がイメージとして表現されてこそ、渡した手紙の行方も無意識に白昼夢をイメージする入道雲とともに立ち上がるのではないでしょうか。


---2023/09/01 00:52追記---
- リリー 
- 空丸 
- soft_machine 
ここで泣くわけにはいかないけれど、後でどこかで泣きます
はじまりからおしまいまで引き裂かれるように哀しい
でも。。。とてもあったかくもありました
私のけがれの一部まで浄化してくれました
- ふるる 
- AB(なかほど) 
あぁ、いいなぁ
- atsuchan69 
- そらの珊瑚 
- おぼろん 
- 山人 
- ルルカ new 
なんか、素敵っ!!

心をキュッと掴まれましたぁ!!!
 
作者より:
アラガイs 様
ありがとうございます。
書かれたものより、寄せられたメッセージの方が
豊かに
感じられました。
恐縮ですが
ありがたいことです。

---2023/09/02 15:56追記---
soft_machine 様
やはり、書かれたものよりも
受け取る人の方が、豊かに思えるばかりです。
恐縮ですが、ありがとうございます。

---2023/09/03 22:46追記---
AB様 
ありがとうございます。
寄せられたコメントに感嘆詞がつくのは
嬉しいですね。
---2023/09/06 23:01追記---
ルルカ new 様
素敵 って とってもステキだなあと
感じました。
ありがとうございます。


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