ライト・ヴァース雑感 その2/ふるる
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 深水遊脚 
 アメリカ英語で詩を書くことを巡る葛藤のお話が特に興味深かったです。ライトヴァースにしても、作り込む過程では見た目の軽やかな印象と相入れない切羽詰まった何かがあったのかもしれないと想像しました。英語を読むとき、聞くときの印象が変わってきそうです。詩的な響きやイメージがあの言語にもあり、現実に様々なかたちでそれが追求されたのですから。
- 鵜飼千代子 
- 佐々宝砂 
- 砂木 
なるほど。どうもです。
- N.K. 
- 岡部淳太郎 
- 氷水蒸流 
僕が読んだ中では「アメリカの詩を読む 川本 皓嗣」がよかったです。原文があるので音や視覚的な効果が分かりやすく、翻訳の難しい部分は訳者がなぜそう訳したのか書かれています。アシュベリーのところでは、訳者がわからない部分を「わからない」と言っちゃうのが新鮮で好感が持てました。
ネットで読めるものだとこちら(http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/koga/)の"An Invitation to Modern American Poetry"が擬似講義として区切られてるので読みやすいと思います。
- atsuchan69 
- 銀猫 
- 国産和風モモンガ 
- 古月 
今回は「軽業詩」のあたりが特におもしろかったです。
>* 笑われても、こんな楽しい自分がいる。
>* 笑っても、こんなつまらない自分しかいない。
>* 淋しさを耐える自分に人は知らん顔をしている。
これは日本人の気質とあっているんじゃないかな、となんとなく思ったり。ちょっと調べてみたいなと思いました。
- caleha 
- 大村 浩一 
- 瑠王 
- 榊 慧 
アメリカ名詩選 ワイド版岩波文庫
は、図書館で一目惚れしてそのあと本屋で取り寄せて買いました。
寮で勉強強いられていたりしたときとかに、ぺらぺらやってたなーと思いだしました。
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- ……とある蛙
ロバート・ブライやアッシュベリーも読んでみて。
特にロバート・ブライ彼は対訳集も出ていますし、彼の詩に対する考え方なども詩集のなかで散文として書いています。

---2010/08/07 11:01追記---
 「アメリカ現代詩を読む」金関寿夫 思潮社刊 は ものすごく面白かったです。
---2010/08/07 11:03追記---
 
作者より:
かのっぴさん
そうですね、残っていく作品は洗練されているんだとおもいます。英語の詩には音楽性が切り離せないらしいのですが、私にはよく分からないので、残念に思います。
---2010/08/06 21:39追記---
砂ちゃん
礼には及ばんよ〜です。

仲 仲治さん
よかったです(^^)
---2010/08/07 23:58追記---

氷水蒸流さん
有力情報をありがとうございます!早速図書館に予約を入れました。
「わからない」と言える方、信用できますね。リンク先の文も少し読みました。
カミングズは女言葉って書いてありました。なるほど。

追記
「アメリカの詩を読む 川本 皓嗣」を、読み始めましたが、めちゃ分かりやすくて、面白いです!!!
しかも、英語の詩の読み方がよーーーく分かりました!!!
ありがとうございます!

……とある蛙さん
ありがとうございます。お勧めの三つ、図書館に予約を入れました!ワクワクします。

---2010/08/09 18:26追記---
奥主さん
形骸化した権威の幻想に気づき、反旗を翻した人が、鋭敏でいられる、次の時代を作る人だなと思いますが、おっしゃるとおりそれらは幸運のなせる業なのかもしれません。
今読み始めたアッシュベリーという人も、評価は二分されているようです。
---2010/08/12 11:11追記---

氷点下生さん
ありがとうございます。まだまだ書いてなくて大事なことがいっぱいありました(^^;

古月さん
江戸川柳「屁をひっておかしくも無い一人者」とかですね!藤富保雄さんは、川柳が一番ライト・ヴァースに近い、とも書いています。川柳には詩論を打ちたてようなどの必死さはないですが・・・。

こども番長さん
脱線、大歓迎でございます。アメリカの小説、お好きなんですね!若い頃はアーヴィングやアップダイクなど好きでした。最近はブコウスキーがヒットでしたが、からっとした感じが日本文学のウェットさと180度違いますね。

>「フラグ」的展開も楽しめます。

アメリカの小説は、何が来るか分からないでドキドキすることの方が多いので、初耳でした。


---2010/08/12 11:41追記---

---2011/07/23 14:25追記---

大羽 左膳さん
「アメリカ名詩選 ワイド版岩波文庫」粒ぞろいだと思います。
表紙がまたよいですよね。ワイエスの、「クリスティーナの世界」というのが。
勉強、今は強いられていませんでしょうか。

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