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球と私
私は球の上に乗っている
球は宙に浮いている
浮いてぐるぐる回っている
回りながら周回している
私の顔の周りを
うるさくってしようがない

私の乗った球が私の顔の周りを回っ ....
立ちはだかっている
それに触れることはできる
じゃまになって先へすすめない
それが何なのかはわからない
それを拳でたたいてみる
身体を打ちつけてみる
痛みを感じる
が それは何も感じてい ....
落ちていく無数の窓
そのうちの 二つの窓が
一瞬だけ重なりあう
すこし驚いて
少し笑って また離れる
ただ それだけ
 瓜田リウはストーカーである。正確には市の市民生活部共生局共生推進室特別調査員である。共生推進室とは「みんなも、みんなじゃないひとも」をスローガンに、深刻化する住民の孤独の問題に取り組むべく設置された .... 「あのっ すみません」

それは大き過ぎる声だった。朝の慌ただしい駅構内はもちろん人でいっぱいだったが、そんなに大きな声を出す人はいなかった。しかしそんなに大きな声だったにもかかわらず、振り返る ....
また来ると残る香りとひとすじの髪ひろい上げ皿冷える朝

またいつか近いうちにと笑うきみ会えたことなし会えるコツなし

陽光に香りかすかに消え残るうつし枕に顔埋めた跡
凍湖さんのブッポウソウさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
球_2- ブッポウ ...自由詩123-7-24
- ブッポウ ...自由詩220-6-28
落ちていく窓- ブッポウ ...自由詩120-6-25
震え- ブッポウ ...散文(批評 ...220-5-17
凡庸とパンク- ブッポウ ...散文(批評 ...2*20-4-22
髪香る- ブッポウ ...短歌220-4-22

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