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瓜田リウはストーカーである。正確には市の市民生活部共生局共生推進室特別調査員である。共生推進室とは「みんなも、みんなじゃないひとも」をスローガンに、深刻化する住民の孤独の問題に取り組むべく設置された ....
「あのっ すみません」
それは大き過ぎる声だった。朝の慌ただしい駅構内はもちろん人でいっぱいだったが、そんなに大きな声を出す人はいなかった。しかしそんなに大きな声だったにもかかわらず、振り返る ....
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)と広島交響楽団が共演するクラッシックコンサートに行く。
「平和の夕べ」と名付けられたそれには、ほぼ空席はなかったが、二階席中央ぽっかり二列だけに誰も座っていないところが ....
十年前、私はまだ子供だった。私は人を疑うことが極めて苦手な子供で、また嘘をつくことも苦手だった。音楽は私の唯一の友で、この年から楽譜に書くことを始めた。私が、はっきりと自分の曲を書き上げたのは、この年 ....
めっちゃ歩いていた。東京まで30㎞だった。帰船時刻までに帰れる可能性は皆無だった。自分が間違いなくあらゆる点で自分らしいということに得心がいっていた。野良猫の匂いのする文章が書けると思った。詩になると ....
凍湖(とおこ)さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(5)
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カテゴリ
Point
日付
震え
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ブッポウ ...
散文(批評 ...
2
20-5-17
凡庸とパンク
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ブッポウ ...
散文(批評 ...
2*
20-4-22
「平和の夕べ」コンサート
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
9*
15-8-11
十年の悪夢
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莉音
散文(批評 ...
6*
15-8-6
徒歩
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dopp
散文(批評 ...
3*
15-7-22