すべてのおすすめ
いまひとつ愛する力に欠けるので憎む力で補っていく
末永く憎んで生きていけるもの たとえば性別とか国家とか
愛よりも敵意が支えになることはあるよね空缶に挿す狗麦
「こいつよ ....
後世が裁いてくれると思うには未来を信じる必要があり
棒人間好きなんだよな人がみなこんなふうならよかったのにな
「人類の旗」なるものは未だない つまりそういうことなんだろう
それぞれが秘密を持てるがその代わり「ここまで言わなきゃわかんないのか」
「嫌がらせとして長生きしてやる」と考えてもいい。参考までに。
千キロの移動をしてもこの体からは一歩も出られていない
近づくとうっかり殺してしまうかもしれない隣人だらけになった
それはすごく運のいいこと 生きたいと思わないまま生きられるのは
どうせあと百年も生きないわけで、そんなに急いで殺さなくても
システムは思想じゃないので考えを変えても脱け出せたりしないです
生きている、という異常な状態がまだ続くので写真を撮った
また来ると残る香りとひとすじの髪ひろい上げ皿冷える朝
またいつか近いうちにと笑うきみ会えたことなし会えるコツなし
陽光に香りかすかに消え残るうつし枕に顔埋めた跡
なみだってでるんだあついなしょっぱいな知らないバンドのインスト曲に
死んでいる証拠なのかも。ばかたちは夜にはひらく瞳孔を持つ
記憶喪失はたのしい空き缶のプル ....
もうすこしよりそっててもよかったかな ミートソースをまきこんだ昼
常温のコーヒーカップに腰かけてめまぐるしいねとブレずにきみは
あれは冬 お店のなかスクロールして 値段で選んだカレ ....
比喩ではない 武器を用いて空想を人に押し付け 許された者
罰を受ける幸福をポロスに説いたソクラテス読む初等教育
くぐもった大音量の泣き声が置き去りにした 犬のおまわりさん
....
数学の時間はいつも寝る君夢の世界で数学習う
夢の中南の島で過ごす僕軽い心で天国創る
春に咲く鮮やかな色した花が今このときを感謝で染める
ブランコに乗れば必ず心地良い少しでも空へ近づく ....