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大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ

心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を

反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
待つ心は
次第に凍ってゆきました
次に覚めたら
乾いているでしょうか
ドライフラワーのみる夢は
草原の太陽
君の優しさ
夢みるキノコがはえていた
山の奥深くのじめじめ谷に
夢みるキノコはおかっぱで
ひざすりきれたジャージの娘

夢みるキノコは暗闇で
ラジオをきくのがすきでした
朝のぶさいく覚悟して
まく ....
知らないから呼んでみた
そっとお父さんと
声にだしてみた

お隣にも友達にもいたよお父さんが
どんな人なのかは見て知ってた

お父さんって子供を
どんな風にみるの
お父さんって子供を ....
植木鉢が並べられていた
山もみじとかかれていた
老人はそこに山をみていた

枯れ葉が舞う小道は
細い光りが差し込んで
枝に小さな動物を遊ばせて自然は呼吸する

はせる想いで薄くなる瞳で ....
青い空によく映える
突き出た看板にはバイキングの文字
どうぞご自由に
雲がそう言った
飛び石のように並んでいた

まだ夏服の少女の
むき出しの肩が
風に触れられて震えた
自由に
ひ ....
あまりにも苦しいから
もう子供なんかいらない
そう叫んだら生まれた

あなたは私にいう
生まれてから記憶があるまでの私は
私でないと思うようになった

だから
なぜ生まれたかを思い出 ....
お年寄りの話は
へぇーといって聞かなければならない
そんなことないですよ
なんて言ってはいけない
いや 言えない

一度そう言ってしまって
とんでもなく遠回りをして
やっとうちにたどり ....
真夏の温度の中にいて
少しのけだるさを感じるのかと
おもってこわがってた今朝

無音の朝の気配には
なんの操作もなくて
自然の風にさらされる

ときが通り過ぎる
過去も今も未来も
 ....
迷いの無い太陽の
熱が降り注ぐ
一身に受けたら蜂の巣になるね

残った部分で
再生するのは
多分性根ということなのでしょう

根本的な解決をみず
連鎖してゆく悲しみの道

未来も ....
いらないものを
雨に流すから
雨は泣いてしまう
あなたも
私を捨てるから
私も泣いてしまう

雨に濡れて
泣いてる雨に濡れて
とうとう止んでしまう雨のほうが
勇気があるの

ひ ....
祖父が死んだ

ほんでもえらいわ
そう言って祖父は私の手を頼りに起き上がった
寝ているままでいい
そう言う私を制し

それは昨日のことだった

いつものようにコンビニで
祖母のおに ....
私はある日 海草でした
十本の指は ゆらゆらと動き
それぞれに意志をもちながらうごめいている

波を受けながらカラダはおして ひいて
足はだらしなくとられ ぐねぐねと わなわなとふるえる
 ....
地球は丸いのに
底辺があるんだって
堕ちてしまったら
もう戻れないんだって

地球が丸いのは
外から見るからだって
中は三角形で
底があるんだって

てっぺんは尖がってて
おっと ....
るるりらさんの朧月さんおすすめリスト(74)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
出勤- 朧月自由詩711-2-3
ドライフラワー- 朧月自由詩811-1-13
夢みるキノコ(非食用)- 朧月自由詩510-10-13
お父さん- 朧月自由詩810-10-12
庭の山々- 朧月自由詩6+10-10-6
自由- 朧月自由詩410-10-1
いつでも海のように- 朧月自由詩310-8-2
さきゆくひと- 朧月自由詩410-7-31
永遠の一瞬- 朧月自由詩410-7-19
まばゆい太陽- 朧月自由詩210-7-17
雨とふたりで- 朧月自由詩510-7-11
憂愁の瓦- 朧月自由詩1010-1-23
海草の想い- 朧月自由詩3+10-1-19
○△の地球- 朧月自由詩18*10-1-15

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