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さくさくと踏み抜く足跡が
ほとほと燃える命の 居場所を教えている
小さな命が 耐えているのは
山道のけわしさより 母の病
雪原に 山影から
眩しい日差しが 差し込んで
今日半日の ....
島の西側には 人は住まない
西方浄土に開かれた島
穢れのない 輝く砂浜が 所々に小さく開かれて
海からの精霊たちが 少しの間休むための 青の洞窟
島を縁取るガジュマルの分厚い林が ....
気持ちがゆるんでいた午後
街は 私から距離を置いて 忙しい
ひざがゆるんでいる ゆっくり歩く
軒先から覗いてる 猫と目が合う
頭のねじがゆるんでいる しらふ ....