わたしをAと見たて踊らせるのは
おそろしいことにちがいなかったが
おかげで血はとまった

うすばかげろう、
知らない言葉を育てることで
知らない自分を見捨てることができた
(辞書はよ ....
ネット掲示板へ
レスする時間で
ははーん、さてはコイツ働いてないなとか
働いていても
大した稼ぎじゃないだろうとか
偏見にも程がある!

それはさておき
私は現在れっきとした
デブで ....
夕陽の照り返す ビルの窓ガラス
夏の短い影と熱風を通りに落とす
古ぼけたビル群
短い窓から覗く疲れた顔
またぞろ老人が吐き出される。
ビルの彼方には夕焼け雲とスカイツリー
決まった時刻にぞ ....
彫り物アート 右腕 赤竜 マイク 持つ手青竜

筋彫り だけで 止まる ヘタレが ゆう
時間と金がない ベタな理由 って皆がそろって同じ事ゆう !
足りてないのはマネーと時間じゃな ....
生まれてすぐに聞いた歌が
今まで聴いた最高の曲
あれ以上うまく歌えない
生命の叫びも今では
口を嘘に染めあげて
ひどく空虚に響くのだ

不純物の混ざった星のかけらの
砕いて削る前の青の ....
二の腕を細くして三の腕が震える  いつからか母はファッション雑誌を買うようになった。
 自分の家は食費すら危ういのに少年ジャンプとファッション雑誌とサッカーの雑誌を買うお母さんが気に入らなかった。
 でも金が足りないから服を ....
うつ伏せに寝ていると
今日はたまたま息子さんが居て
こっちへやってきて髪をさわる
中国語の心地良い抑揚
髪の匂いがいいよとお母さんに言ったらしい

色々なマッサージや整体を経てここにやって ....
「ただいま」


彼と彼女が帰ってきた。
そう今日は待ちに待った退院の日。
昨日わたしは家中を片づけ、彼女に頼まれた買い物をすべて済ませた。
それは一日がかりの作業だった。
 ....
時が雨として降りしきる

そして時から隔離された部屋の中で僕はぼんやりと外を眺めている

細やかな粒として

時は風に吹かれて舞う

時計は動かない

時は全て雨になってしまったか ....
去年ドイツで桜の秘密を知ってしまった

あれからはじめての春

さくらには興味などなくなってしまった

もう脳をだませなくなってしまったのだ

あれからはじめての春

桜、あれはた ....
女というものは
化粧を落とした顔がすっかり輪郭を失っている
写真の中では既に
枯れ傷んだ花弁のように色褪せて
寝室の鏡に映る素顔は男の目に見せられない

女というものは
安物スーツにハイ ....
みあげるとさかさまのさかなたちが
季節をひらべったく塗りたくっている
きみの手はつめたい
永遠になんども触れたよう
わずかずつの永遠をつみかさねて
一瞬へむかう魚たちのよう
オイラがガキの頃
教育テレビ
今はなんだ
ETVとか言うのか?
なんじゃ、そりゃ!
ま、そこはいっか
はたらくおじさんって
番組やってたんだけど
この現代日本で
復刻するなら
どう ....
綿矢りさちゃん追いかけながら書いた小説直木賞 カラダが良ければ
顔は目だし帽でも
被って
対応することは
可能でしょうが
パイオツもケツも
取り立てて
魅力はないとなると
もうこれは
言葉に頼らざるを得ない
そりゃ当然ですな
 ....
小一時間の散歩

誰かが
今日は降ったり止んだりと
言っていたのに

そのままふらふらしてたら
どしゃぶりのずぶぬれ

雨がぱらぱら
なんてこたあないさと
ふんふん歩いてたら
 ....
どうしようもない憎しみが突然湧きだす日がある。強く烈しく悲しく深刻に。誰かが私を使って、人がどれだけ人を憎めるのか試すかのように。夫を。姉を。母を。父を。子を。私は憎む。何故か。血や生活が近ければ近い .... 亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった

その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
何もなくても光が

降り注いでいた日々を思い返す

傍らでいつも咲いていた笑顔

徐々に枯らしてしまっていることにも気づかなかった







1 ....
常に悩む
優しさと
暴力の間で
人間の存在意義が
優しさと暴力の
間で漂うならば
何と悲しいだろう
私は信じたい
人間が優しさを
一つの信念として
暴力を凌駕すると
君たちに質問 ....
小便器ひたすら逃げる恥毛かな



じょろじょろと雌雄の小便まじるうた



洗わずに握ったにおい解き放つ



小便とハーフパイプと人生と



 ....
        



        まるで山間をながれゆく
        せせらぎのような人でした
        からだは一滴の雨粒で成っており
        どこまでも沁み入 ....
        あおい空の向こう側
        彼岸のかなたに届くまで
        大きく大きく手をふって
        元気です、と
        あなたにすべて ....
ブランコを欲しがったのは私
それを父にせがんだかどうかはおぼえていない

どうだ こんな大きなブランコ
どこにも見たことないだろう

校庭にあるブランコよりも
はるかに高い木の柱と
長 ....
?

君に戦場で会ったなら
私は君を殺すだろう
そして首をかしげるだろう
君は一体、何者だったのだろうかと

私達を敵と味方に分けたのは
一体なんだったのだ ....
人が人を検閲することはできない
それはいちばん姑息な魂だから

人は人を弾圧することはできない
それは怯懦の表明に過ぎない

それらを振り払った魂のあり方こそ自由の別名だとおもうのだ

 ....
ムカッと腹が立った時
握りしめる その拳
そいつで一発殴っていいですか?

ゴミ出しルールを守らない
近所の主婦
どうして生ゴミの中に
プラッチックと缶を混ぜるのよ

だから違反ゴミ ....
人を責めるなんてきもちわるい
なのに時々夢中になってしまう
きもちわるがりながら
おぼれてしまう

自分をも責めながら
だれかのせいにせずにはいられない

きっと理由がいるのだ
生き ....
デブのかく
大量の汗に含まれる
電解質を利用して
発電を行うという計画が
マサチューセッツ工科大学
デブ生理学研究所で進められている
世界中から選ばれた
デブの精鋭たち25人
彼らが未 ....
哭翁さんのおすすめリスト(265)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
A- はるな自由詩513-7-24
デブ専の疑いを晴らせ- 花形新次自由詩213-7-24
参院選の結果を踏まえて- ……とあ ...自由詩8*13-7-24
彫り物- 卍琉九卍自由詩2*13-7-23
熟腐- 木屋 亞 ...自由詩4*13-7-20
二の腕を細くして三の腕が震える- 北大路京 ...自由詩113-7-19
気づき- 勇者自由詩2*13-4-24
中国整体院- 灰泥軽茶自由詩7*13-4-24
彼と彼女の日常- 石田とわ散文(批評 ...4*13-4-18
時の雨- 一般詩人 ...自由詩9*13-3-29
桜の秘密- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
誰が食わせてやってるんだ式- salco自由詩10+*13-3-22
さかさま- はるな自由詩813-3-21
はたらかないおじさん- 花形新次自由詩513-3-20
芥川賞欲しい【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...113-3-17
隠しきれない- 花形新次自由詩213-3-14
ざんざん降り- 灰泥軽茶自由詩6*13-3-14
春疾風- 月形半分 ...自由詩413-3-14
亀のいちばん長い日- 夏美かを ...自由詩34*13-3-8
猫背道- komasen333自由詩4*13-3-8
人間失格が優しさ意味しているだろうか- ドクダミ ...自由詩7*13-3-8
へのこ_へのこ- 木立 悟川柳213-3-6
せせらぎと雨音と春の嵐- 石田とわ自由詩8+*13-3-2
あおい空が目に沁みて- 石田とわ自由詩12*13-2-25
父のブランコ- Lucy自由詩23+*13-2-21
君に戦場で会ったなら- まーつん自由詩14*13-2-15
検閲者- 梅昆布茶自由詩1313-2-14
【_一発殴っていいですか?_】- 泡沫恋歌自由詩15+*13-2-13
後悔の指- 朧月自由詩313-2-11
人間発電所- 花形新次自由詩413-2-11

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