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物音に ビクリとする癖と
心臓が バクンとする音が
交互に揺れる 真夜中に

どうか 迷わずに 生きろと
背を 押されているようだと

安心できるような
不安も有るけれど
安 ....
バレンタインの夜
列車は 走り続けてた

妄想と 現実と 追憶の彼方に揺れて
ガタタン ゴトトン

あの頃よりも かなり重たくなった身体ごと
何処かに運んでくれそうな雰囲気

 ....
自らにも問いかけてしまいそうな、
でも 永遠に答えなんて出ないような
不思議な心情のまま 紡いだ言葉を

目玉焼きの中に 閉じこめて
黄味と ふたり ゆら・ゆらら

記憶の海に 沈めたら ....
横顔に隠されたものを
探してみませんか

半分の わたくしは
見せておりますが

もう片方の アタクシは
診せられませんので

店に 置いて 来ました
魅せられる時が来たな ....
どうやって 生きよう と
考えている 心 そのものが
生きている 証拠だと
かつて あなたは 言いました

こころざし を 忘れたら
四季を 感じられなく なって
志気も 敷かれ ....
此処には
白菜の 代わりとなる
透明な ダイヤモンドも

人参の 代わりとなる
紅き ルビーも

モロキューみたいに 爽やかな
エメラルドも ないけれど

くっつりと 寄り ....
軋む葦を 隠れ蓑にして
僕は 歩き続けた

春に成れば
ふわふわ の
アイツに 会える

それが 何よりも
楽しみだったから

あんなにキレイな 月世も
湖から 消えてし ....
カラフルな 世界で
色とりどりの 夢を見る

咀嚼する 喜怒哀楽
そっくり返った エビが
こんにちは なんて 御挨拶

合間に 挟まった 泥エビも
心地良さげに 自己主張
何かを 見詰めようとしたら
今まで 瞳を潤していた 存在を
排除しなければ ならない と
泪ながらに 訴えた夜

あなたは 笑って こう言った
その必要は ないよ
何の為に 右と左が 存 ....
薄氷の奥で 
四肢を必死に伸ばして

もがき続ける
姿が見える

手を伸ばせば 
直ぐに届きそうなのに

否 その距離が 
縮まる事は 無い

幻想の向こうに 
 ....
分かって貰えぬ孤独を 考える時 
寂しさが 募って行きます

昨日の雨が 
今朝方から 雪に変わって

水物は 必ず 流されるとは
限らないのよ、と

釘を 刺されているような 面持 ....
曇り空だから 
そんなに 映えない 姿だったけれど 

透過100パーセントで 描いた 
背景のような 
美しい虹が 掛かっていた 

出勤時 車窓から眺めた 
一瞬の 煌 ....
缶を一つ 割りました
あなたが うふふと 笑いました

笑顔の空気が 広がったので
缶は パンパンに 膨れました

もっと増えて 欲しいので
踏み潰して 切り離して バラバラ ....
おでんの具は 何が好きですか
はんぺん ちくわ 
やっぱり でーこん たまごかな

炒め物なら 塩ぱっぱ
胡椒を忘れちゃ いけません

世の中にゃ 
楽な道具も あふれてる ....
溶けたカラメルが
ゆっくりと べったりと 
頬に 絡みつく

気持ち悪いから
手を払いたいのだけれど
腹が痛いと 繰り返すので
邪険にも 出来ない

ジャンケンで決めよう ....
  
      -分かったこと-


漸く 分かった
「ようやく」

この 漢字を
いさぎよく、とでも
読みたくなるような
感覚と ともに

要約すれば 良かったんだね
演 ....
キミは ちょっと イマイチだ
容姿 性格 正確に
変更 不可な モノならば
負荷を かけずに 駆け抜ける
だけど キミは イマイチだ

何が イマイチかって 言うと
年配者へ ....
知ってるよ
あなたが

口の端を 歪めて
哂った こと

ちょっと 
小馬鹿にした風な 
テイストで

褒めているような
貶め方が
得意なのね

どんなに ステ ....
遠く流れた 月の海に
翡翠を ゆっくり 浮かべたら

親不知 弧知らず
抜いた歯が 葉の上 露と きらりんこ

もう 忘れたわ 過去のことなど
琴など弾いて はずみます

 ....
一曲の 音の 流れ

浮かんでは 消え、
消えては 浮かび

見えた 途端に
音符に 変わる

トタン に カタン と 反響し
公園の 講演が

川の はす向かいから
蓮の葉を ....
手首に巻いた 虹の飛行機
何処まで飛ばそうか 考えている

エアポートは 何処

何処にでも 存在するのに 
迷ってしまう

雲隠れした 昴を 探し出すよりも 困難
ウグイスの 香し ....
逆さまに 微笑む兎が 見えたかい
月明かりの下で 朝露を待つ夜は 程遠く

太陽の訪れを 待ち侘びる事も 忘れたみたい
海岸で咲く 緑の花びらを 見付けたかい

違うよ 其れは 蛇紋岩だ
 ....
クマゼミの 鳴き声を 知りたくて
クリックした ユーチューブ

便利な時代に なったもんだと 言いながら
しーしーしーを 聞いている

皆で 秘密の鬼ごっこを しているみたい
そんなに  ....
おばあちゃんの メガネ
くるくる 飛んだ

せんたっきの なかで
くるくる まわる

手離した 気持ちは
楽しいのか
哀しいのか

手放した 記憶は
寂しいのか
苦しいのか ....
段違い平行棒と 
サーカスの空中ブランコが
一瞬にして 重なる

ふわり 浮き上がる様は
真夏の 人魚

いつもは 飛沫が お友達
たまに 渋木を 恋人にして
日々 励むの

い ....
新しい 発見の出来る 場所が 大好き。
拳を 突き上げたように 見える
桑の木かと 思った 存在が 

真夏に 長い葉を 垂らして 
枝垂れ柳だと
気付ける 瞬間の ような。

★,。 ....
三つ 仲良く 咲く花に 
何を 思う 

寄り添う心を 連想しよう 

隣に 壁が 有れば 
十二分に 騒げるから 

気が変にならずに済むよと 
キミは 笑いながら 

黄 ....
「選ぶ」のか「運ぶ」のか
全ては 君の 気持ち次第

輝石になって 編み込まれた
唯一の 糸の 行方

残り香 浮かぶ頃 
好き勝手な イメージが 作られ

くすっと 笑いながら
 ....
全体の形が カッチリしているので 
スイカも お行儀の 良い形で 
君臨して いるのでしょう

今 流行の 
四角スイカを 
堅苦しい瞳で 眺める
真夏のサンタクロース 

雪のよう ....
ナポレオン と 書いて あるのに
オレンジ色の
細長い 
ケチャップ色の麺を 想像して しまったので
慌てて 伸びを してみた

こないだ作った ミートソースみたいだ
なんで ナポリタン ....
ただのみきやさんの藤鈴呼さんおすすめリスト(115)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
心の騒音- 藤鈴呼自由詩1*14-10-27
雪列車- 藤鈴呼自由詩4*14-10-9
ランチタイム- 藤鈴呼自由詩1*14-10-2
かたがわ- 藤鈴呼自由詩5*14-9-12
- 藤鈴呼自由詩2*14-9-11
白い鍋の夜- 藤鈴呼自由詩4*14-9-3
黒猫とタンポポ- 藤鈴呼自由詩3+*14-8-28
泥エビ- 藤鈴呼自由詩4*14-6-29
結末- 藤鈴呼自由詩2*14-6-12
もがく- 藤鈴呼自由詩2*14-4-22
蛇の道は_藪蛇- 藤鈴呼自由詩4*14-4-19
虹のたもと- 藤鈴呼自由詩3*14-3-30
わりかん- 藤鈴呼自由詩4*14-3-14
おでん- 藤鈴呼自由詩6*14-2-25
妖艶な虫かご- 藤鈴呼自由詩7*14-2-23
ようやく- 藤鈴呼自由詩2*14-2-13
クソジジイの行方- 藤鈴呼自由詩1*14-2-11
知ってるよ- 藤鈴呼自由詩2*14-2-7
キバナコスモス- 藤鈴呼自由詩5*14-1-28
飛び跳ねる_リズム- 藤鈴呼自由詩1*14-1-13
エアポート- 藤鈴呼自由詩4*13-12-14
彼女の土産- 藤鈴呼自由詩4*13-12-10
小さなスティック- 藤鈴呼自由詩3*13-12-2
ロンギング_航海- 藤鈴呼自由詩3*13-11-25
いつからかしら- 藤鈴呼自由詩5*13-11-9
新しい_発見- 藤鈴呼自由詩2*13-10-30
雑草_三原則- 藤鈴呼自由詩5*13-10-19
鴉が_啼く- 藤鈴呼自由詩3*13-10-13
雪氷- 藤鈴呼自由詩3*13-9-24
桃太郎ゴールドトマト- 藤鈴呼自由詩3*13-9-19

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