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僕は道を歩く
君がいないから 立ち止まる
歩き出すとき 腕を振る 僕は
抱き合う時を僕の夢に見て


そこにあるのは目だ 目覚める
そして眠る 体はないのだと
そして 目の風景とは ....
僕は今日も
冷たい風の中を歩くだろう
すれ違う人の冷たい目線にさらされながら
この腕を振って歩くさ
手には一冊の本を抱えて


だけど眠いだけ 友達は皆
結婚した
もう半年ほど
 ....
誰もいなかった
街は身を切るような冷たい風が吹く
誰もが財布の中に明日を抱えて
耐えていた
凍えるような冬の時の中


どこに行くのだろう
立ち止まるとき
わからないけれど
ま ....
踏んだアクセル
心がバネみたいに
飛び出した 夜の高速道路の対向車線から
情熱が そんな風に 感覚として
感じられないまま 私は
体をなくした 見えない 夜の世界の
闇の中から
ひど ....
誰もこの道を通るものはいない
帰りのおぼろげに浮かぶ道を思う
だけどそれは たどりつくには遠すぎる道
そして歩いていた この疲れ果てた体だけが


遠くに消えかけた防波堤 その縁に
 ....
僕は眠る
夢の中で 僕は 
泳ぐ景色の自分を描いた
水の中で 太陽を 求めた


僕は思う そして
吹く 笛を
石ころとは手の中の音楽
手に強く 握りしめる


無力な体
そ ....
いない街の誰もがいる
でも いるのに 僕は 疲れていない
そして何であろうと描いていない
いないであろう自分がそこにいる


遠くから聞こえる 夜の 
暗闇の街の敗者である 僕は
 ....
街は誰もいなくなった
黒く消えた雨の中で見る 街の中
僕はいつも現れた
僕は どこにいるのか 何もわからない 


滴のどこに僕がいる
空を 広く見上げるカラスは 水色だ
地面の中 ....
僕は何もない
手離すこの手の 金は
ものの手に入れられない
すでに この手が 手放したもの


君は多くが寂しさ
着飾った 目は 流行の 
君の夢を見る
細かな言葉を用いて 目は
 ....
僕はなぜ生きる
若いときの問いかけが 浮かぶ
ノートに書かれた無意味な響きは
見えない 心の 落書きだ


僕は思い 旅立つ
伝えるべき思いを伝えようと
だけど その思いは 疲れ果 ....
君の部屋には誰もいない
夢を見たのだ きっと
僕の忘れていた風景の中にあるような
人があふれた 公園は 緑色

僕は何を思いながら空の下 
たどりつくために歩いたのだろう 体は 
忘 ....
人の消えた風景の中
寂しい思い出がうかぶ
海の上に浮かんだ あの 木片
そして 夏が流れた


気づけば 過ぎた
寂しさとは つまり
二人の頭の中で営む恋愛ごっこ
手がつながれた ....
多くが寂しい
目の前におぼろげに見えるもの
遠くには 夜
思い出


そして山
星が
暗闇の中で
音楽で


西麻布で
いくつかの
暗い夜道を 女と
歩いてきた

 ....
頭の中には何にもない
僕は本をめくる
思いの手がかりを 君に 掴もうとする
目をこらしながら 夢の中で 


柵の 白い ベッドの上
そして 僕の手は 凍えるほど冷たい
眠りを誘わ ....
孤独と語りあってきたその数を
忘れてしまった 僕は
僕の波の波紋が背びれのウロコで
たぶん交錯するのを感じた 今日も 


そして 海の家の出口にいた 僕は
僕らの今日の帰り道を思い ....
多くが
女の中にはあるように思えた
色々な思いを抱いた
カラフルに
幻想を抱いていた僕だけれど
もう色は褪せた
音だけが
暗い部屋の耳に散らばっている
目黒の中の誰も知らない道を
いつものように歩いていくとき
僕は詩を書いている気がする
よそ者にはわからない路地の
静かな昼下がりの瞬間を歩いていく
そうして武蔵小山にある
賑やかな商店街の ....
信号を渡る時
音楽もなく思いついた言葉
色彩の間をはね回る人間たちのシルエット
恋愛は駆け引きなのか
しかし誰もが心の底では純粋でありたいから
一夜限りの朝を過ごすのだろう
僕も衝動に ....
昔は風俗街だった
生まれた街で
僕も自然な欲望を晴らしたかった
釣り糸を垂れ
行き交う人の流れに交じる
君も生きた
そして
その入り口からたたき出された


電車に乗るとき
 ....
言葉はいつも
心の思い出だった
流れだしていく言葉が
思いをもみ消していく幻で
そうではないことを認識する人は
霞んでいく山を見ている気がするんだ
何故だろうと思う世界で 目にする外の ....
僕は夢を見ているのかもしれなかった
オーディオの雑誌を ぼんやりとめくり続けながら
自分の持つべきオーディオシステムの構成について思いめぐらす
そうしている 僕自身は 凡人なのだが
理想と ....
一人
見えない光の向こうを見ていた気がする
東洋人の
格子柄のシャツが無数に行き交う街で


水商売以外に見つからなかった
仕事は
疲れ果てた僕は 暗い街を練り歩いていた
一人で ....
僕は見ていた
見ていないものを その中に
いつも 掌の中に
強く信じていた子供だった気がする
きっと 誰の言葉もなく

夢見た日々は
遠のいていった 何も残さずに
思いをグラウンド ....
詩を書いた
虚しすぎる言葉を書いていた
一つの詩を 人に 書くことが
明らかな意味をくれればと


僕は だから 今 書いた
書くことの意味を
なぜ 人は
自分を 隠すのだろう 
 ....
詩を消した
書かれたノートには 跡が
例えば誰かのために書いた絵のように残っていた
僕には それは 寂しい気がする


例えばそこで言うべきことを話すこともなく別れるように
多くの言 ....
僕は 何気なく 思いついた言葉を
誰でもないような顔で 書いていた
何故だろう 言葉は 今もそこにある
誰であるということも無いままに だけどたたずんでいた気のする新宿の街角で
ぼんやりと ....
無造作に切られたような心が
例えば 何か そこに投げ出された散らばりが
僕は好きだった気がするのだ 庭の
手入れの行き届いた 花よりも


街は作為に満ちていた気がする そこに
目を ....
僕は 忘れていた
詩を 書くことを
わからないと思うからこそ忘れていた
イメージを ノートに 感じたかった


大きな山を見た
確かめられなかったのは紙の内側にある青い海だ
苦しん ....
何も自分に残すことなく、時は転がる。人間であることを否定するかのように、体は流れた。 イギリスで朝飯を食べていた
カリカリのベーコンを
とてもしょっぱいジャガイモとともに
口の中に放り込んでいた


テムズ川を渡ると
ポンドは ユーロに崩壊させられるのだろうと
この ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
脳についての考察- 番田 自由詩213-12-30
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風景の心- 番田 自由詩213-11-9
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時給の出ない詩- 番田 自由詩213-10-29
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_- 番田 自由詩112-10-10
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