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文字と螺子は関係ありそうで
まったく関係がない

見栄と知恵は関係ありそうで
少しは関係がある

家事と火事は関係ありそうで
かなり関係がある

詩と死は関係ありそうで
大きな関係 ....
希望と呼ばれるものに
過剰な期待をしてはならない

希望だってぼくら以上に忙しいんだ
あちらに希望を失いそうなひとがいれば

どれだけの遠い距離であっても希望は駆けつけ
そのひとに寄り添 ....
もしもだよ いいかいもしもの話だ
きみの読んでいる新聞も時々きみが観るTVも
全部がきみのために創られているとしたら
きみはどう想う

またきみが通っている病院も
そこの医師も看護師さんも ....
厳しい痛苦や

吐きそうな辛酸に

鍛えられることのない

希望や愛や幸福や平和は

単なる綺麗事に過ぎない
10代
ぼくはとても淋しかった
20代
ぼくは燃え上がっていた
30代
ぼくは舞い上がっていた
40代 
ぼくは打ち拉がれていた
50代 
ぼくはなにもかも失った
60代
ぼくに ....
きみは暫々それは知ってると言う
きみは暫々これは知ってると言う

きみが博識だということを
ぼくは否定する気はない

でもきみが饒舌に語る話を聞いていると
何か絵画のない額縁だけを聞いて ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
何故ひとはひとを殺してはならないのか
これは人類に対する未だに未解決の問い

ある学者はこう言った
『殺人は誰も幸せにしない』

これは解答でないと想うけれど
解答に辿り着くまでのひとつ ....
暫々 努力を称える名言として
エジソンの残した

天才とは1%の閃きと
99%の努力だとの言葉が
引用されるけれど

それをぼくなりに解釈すると
99%の努力をしても
1%の閃きがな ....
ぼくは競馬をギャンブルだと言う奴を
どんな非難を浴びせられても大嫌いだ

競馬馬が背負っているのは騎手じゃない
彼らが乗せているのは
多くのひとたちの夢や希望や人生の投影なんだ

その馬 ....
サラブレッドはサラブレッドとして
生まれてきた訣ではない

イギリス人がアラブ馬と狩猟用のハンター馬などを
競馬で勝利することだけを目的として創られた
最高の芸術品として呼ばれることも知って ....
ある日ふっと気づいた
言わなくなった言葉がある
忘れてしまった言葉がある

『おはよう』
『いってきます』
『ただいま』
『いただきます』
『ごちそうさま』
『おやすみなさい』

 ....
Mr.Don Henlyは《THE END OF INNOCENCE》の楽曲で
『ぼくらはお伽話に毒され続けて来た』と歌ったけれど

でもいまぼくらは自分のこども達に
語ったやれるお伽話はある ....
静かにあなたを愛していたい
決してはげしくじゃなく
そっとあなたを愛していきたい

愛に力などをこめずに
ぼくはあなたを抱きしめたい

そのときあなたの好きな
ディオリッシモの香りにぼ ....
ずっとぼくには想いつづけてる

ひとがいるんだけど

叶わぬ愛と分かっていても

想いが募っていけばいくほど

掬えないのは

分かってるんだけれど

水面に映る月をなんとか
 ....
ぼくは杖など必要ないと
想って生きてきた

杖を欲しがる奴は
弱い人間だと見下してきた

でも何故なんだろう
ぼくはいま杖を必要としている

杖を欲しがる奴には
絶対なるまいと決め ....
おいおいそんなに簡単に
孤独になりたいなんて言うなよ
孤独はそんなに親切じゃないぜ
きみが想う程やさしくもないぜ

きみは親しくつきあえると想っている様だけど
孤独にだってね 選ぶ権利はあ ....
詩って編もうとして
編めるもんじゃ焼きじゃないですよね

或る時 或る場所で
何かを見たり
ぼんやりとしている時に
或る言葉が躓く様に突然浮かんでくる

その時に
ずっと眠っていた自 ....
馬は
人を踏まない
人は
人を踏み台にする
とうとうきみは声を出してくれなくなったね
ぼくが死ぬまで一緒に声を聴かせてくれるかと
想っていたけれどやはり来る日は来るんだね

きみはきみの生んだ会社の
50周年を記念して誕生したものだっ ....
映る風景はモノクローム
桜の薫りも漂うことなく

また春の一日が暮れてゆく
黄昏のなかへと溶けてゆく

誰とも逢わなかった一日が
誰とも話さなかった一日が

昨日と同じように無表情で ....
あの日
お辞儀をした
それも深々と

本当は膝をつき
土下座すらしたかった

あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私

帰る家を失 ....
すべての仕事を終えてしまうと
ぼくは無職同然かのようになる

次に仕事の依頼が来る当てもないのに
電話かメールが明日は来ると想い込む

ついこの前もレギュラーの仕事が打ち切られた
何故か ....
きみはいま幸せか
辛いとは想わないか
淋しいとは想うことはないか

ない?
嘘だろう
きみは独りぼっちだ
きみには誰からの誕生日の贈り物も
Birthday Cardも届かない

 ....
1945年3月10日は
東京大空襲の日

その計画にアメリカ軍が利用したのは
関東大震災で何処がもっとも
火災を起こしたかのデータ・マップ

そこを狙って数え切れない焼夷弾を
B29か ....
去っていったものは
はじめから出逢ったことのないものと
想えばいいこと

背をむけたものは
はじめから背だけを見せていたと
想えばいいこと

そしてぼくは幼い頃に戻るだけ
独りぼっち ....
穏やかな風は
温かく吹く

愛したひとのように
やさしい微笑に似て

桜は待ち兼ねた蕾を
綻ばせ柔らかく咲く

だけど だけど
僕は今ひとりで
陽溜まりのなか

春はいつも別 ....
お前は誰にでも容易く尻尾を振らない
それが臆病な心を隠すためだとしても
媚びを売る飼われた犬の真似はしない

俺は猫に匹敵するくらいの
そんなお前に敬意を払おう

例え数日何も食っていな ....
お寒うございます
お元気でしょうか

でもわたしはあなたより
もっと寒さを感じています

息もできません
私は鰓呼吸はできませんので

それと云うのも
あなたが私を冬の海に

 ....
ぼくは悲しみと
向き合おうと想う

ぼくは苦しみと
向き合おうと想う

ぼくは淋しさと
向き合おうと想う

ぼくは虚しさと
向き合おうと想う

ぼくは不条理と
向き合おうと想 ....
そらの珊瑚さんのHALさんおすすめリスト(271)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恣意的存在- HAL自由詩9*12-5-9
お務め- HAL自由詩7*12-5-8
ノンフィクション- HAL自由詩7*12-5-7
綺麗事- HAL自由詩1*12-5-3
年代- HAL自由詩9*12-4-27
落差- HAL自由詩7*12-4-25
命の呟き- HAL自由詩12*12-4-25
マイル・ストーン- HAL自由詩4*12-4-24
天の邪鬼- HAL自由詩6*12-4-23
競馬(競馬篇Part.2)- HAL自由詩5*12-4-21
サラブレッド(競馬篇Part.1)- HAL自由詩4*12-4-19
忘れ言葉- HAL自由詩10*12-4-18
お伽話- HAL自由詩3+*12-4-17
口づけ- HAL自由詩6*12-4-16
月掬い- HAL自由詩5*12-4-14
- HAL自由詩7*12-4-13
礼儀作法- HAL自由詩8*12-4-11
方法論- HAL自由詩8+*12-4-11
- HAL自由詩2*12-4-9
親愛なる声- HAL自由詩9*12-4-6
ささくれ- HAL自由詩18*12-3-30
お辞儀- HAL自由詩5+*12-3-24
確定申告- HAL自由詩8*12-3-22
Happy_Birthday_To_You- HAL自由詩3*12-3-22
ある一面- HAL自由詩2*12-3-19
荒地- HAL自由詩6*12-3-18
僕の春- HAL自由詩5*12-3-16
パブロフの犬- HAL自由詩4*12-3-16
寒中お見舞い- HAL自由詩4*12-3-15
対峙- HAL自由詩3*12-3-14

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