すべてのおすすめ
あるいは鯨の骨 沈殿物 太古の海辺
神殿の蛇 翼竜達の叫び 彫刻のまどろみ
忘れ掛けた部屋 壁にかかったタペストリー

美しく研ぎ澄まされたもの 日常を剥ぎ取る鋭利 独占された愛
失望の日々 ....
氷結の果て薔薇が粉々に砕け散るように君は振舞う
北氷洋に落ちた水夫のように僕は凍えているのだ
あるいはさまよえる鯨のように冷たい海を泳ぐのさ
冷え切った心は容易に癒されはしないさ

氷の華咲 ....
インディペンデンスを望んだ亀は地平線に向かって歩む
燃え尽きない幻想を追って疾走する夢を見ながら
彼に自嘲は似合わない悲壮がよく似合うのだ
孤独な亀は金色の月をのぞむそして嘆息する

世界は ....
人生において僕は様々な役を求められて来た今もね
もちろん卒なくこなせる人間ではもちろんないその対極だろう

何かと何かをアジャストすることで随分磨り減ってしまった感性を想う
アウトサイダーにな ....
なんだか知らないけど子供四人と嫁さんがくるみたいだ
自分の子供ほどの歳だがまあいいか
なんとなくずるずると付き合っていた
あんまり恋愛感情も無かったしただ子供達が懐いてくれただけさ

まあい ....
僕はたぶん君の代わりに生きているんだ
体や心が多少違ったってかつて君は僕で僕は君だったんだもの
僕は君のすべては知らなかった君も僕のすべては知らないだろう
でもいいんだそういう緩い連関でみんな生 ....
かつて僕は七つの海を知っていた
もちろんエーゲ海や神々でさえ

風は僕の味方僕は自由に世界中の港に停泊したものだ
もちろん君たちのジパングも遠い昔訪れたさ

僕にはエンジンというものはない ....
口溶けさらさらホワイトチョコみたいにね可愛く溶けてしまいなよ

長い坂道雲ひとつ見上げる空にあの日の君の見えた気がして

繋いだ指離したくないこの夜は僅かな痛み胸にしまおう

ろくでなしは ....
君のことをついついゆで卵ちゃんと呼んでしまうのは僕の悪い癖だが
君が僕のことをゴリラちゃんと呼ぶのはとても心外なんだね
ああ確かに見た目はその通りなんだがそれにしても僕のデリカシーをボロボロにして ....
僕は隣人部の部員
立派に友達がいないんだ
一緒にお茶したり指相撲大会や野球拳や花札などを
誰とも楽しめないんだいっそのこと親兄弟も縁を切って生きようか
残念系の人間としては情けない良果である
 ....
ぽっかり浮かんだ波のうえ
海月のように漂っている僕ふわりふわり
昨日のこともわすれてふわりふわふわ

ろくでなしでふわふわきみが好き
君なしでもふわふわやっぱり君がいい

金色のお月さま ....
窓際に肩ひじついて聴いている通りのざわめき歌のない調べ

真っ直ぐにとメタセコイアのように生きたいと願った君と僕の五月と

人生は回転木馬巡りゆく季節とともに移ろいゆく風

ひとつづつ噛み ....
若手漫画家の登竜門としてCOM並びにガロはぼくらの教科書だった。

その女流の中でも異彩を放っていたのがこのやまだ紫氏と岡田史子氏だったと記憶する。

やまだ紫さんはもともと詩人だった ....
駅前の連絡通路では南米のバンドが花祭りを歌いながら民族楽器

ケーナとかを売っている

大宮は今日もサンセットFMNAC5でグルーブする街並みは

ソフマップのあるアルシェビルから発信され ....
作っても作っても作れない

愛しても愛しても愛せない

中途半端な極道は哭くことさえ許されていない

言葉だけがすくいだった

孤独の淵から這い上がる力をくれたんだ

遠くにある星 ....
僕たちは公平に接しているか

子供だというだけであるいはステイタスであなどったりはしていないか

フェアには美しいという意味もある

美しいものはおそらく作為もなく公平なのだ

ともす ....
中学時代休み時間に
座布団を手に巻いてボクシングの真似事をして遊んでいた

遊びとはいえけっこう幼い意地をかけて遊んでいたが
伊藤くんにはどうやっても勝てなかった

陸上部で細身で動体視力 ....
ショッピングセンターの駐車場でカレーパンと牛乳でお昼を済ました

なかなか家に帰れない

僕の家って本当は彼処じゃ無いんじゃあないのかなんてねときおり思うんだ

誰も待ってないし読まない新 ....
入道雲がたかく盛り上がっていた
あの丘の向こうにぼくらの夏がある

縁側にふたりならんでこしかけて西瓜を食べた

僕が種を飛ばすと君はぼくより遠くへとばそうと
おたふくみたいに頬ふくらまし ....
まだ涙はあるか血は流れるか
何かを忘れてはいないか

誰かを犠牲にしてないか
驕ったつらしてないか
問う事を忘れていないか

ともすれば自分の痛みに埋没して
痛み分けを忘れてほうけてる ....
雲がちぎれて流れる

風はある気配をはらんでいる

君の瞳の中にある感情

配置とバランスが変わってゆく

静かなダイナミズムをもってものごとが動いてゆく


遠くで闇が切り裂か ....
ご存知の方も多かろうが群青は泡沫恋歌さん主催の創作集団である。
メンバーは恋歌さんはじめ空の珊瑚さん木原東子さん為平澪さん十六夜KOKOさん等現フォの女流の粋を集めたまさに梁山泊である。
なかに映 ....
君の鳶色の瞳のなかの風は幾千の山河を超え海峡をわたり

誰かを愛し哀しみを孕んで僕のこころに届くのだ

君の襟足は短く切り揃えられまるで夏のひなたの匂いがした

南回帰線から君の便りが届く ....
言葉は書き留めないと流れていってしまう

こころは繋ぎとめないと流れていってしまう

人は愛しても去ってゆく

まるで季節のようにうつりかわるのだよ

ゆっくりと

きみに言ったよ ....
デザインとはラテン語で物事を達成する為の計画立案の行為を指すらしい

では詩人は何のデザイナーなのだろうか
まあなかには計画の破壊者みたいな人もいるが

夢の設計者なのだろうか
それとも狂 ....
君は望遠鏡や顕微鏡を造る僕の会社の設計室に勤めていた

僕はある日君に恋した

それはけっこう素敵なことだった

会社の裏の独身寮のそばに総務の峯岸さんの貰ってきた柴犬の仔が三匹

彼 ....
なぜなら奪うものは最終的に奪われる
不幸のうえに成り立つ幸福などありはしないのだよ

これは友人のこくはくなのだが

彼女はぼくに聞いたかつてちょっと好きだった人だが
彼女は僕の後輩と浮気 ....
君と同じ空を見上げたかったのだ

お雛様みたいに仲良くちんまりと並んでいるんだよ

桃の花だって咲いているし重箱には煮物バスケットにはサンドイッチ

おまけにスパークリングワインなんぞも冷 ....
チェシャ猫はティーパーティーが大好きでした

アリスも呼んで午後のひとときをなごやかに過ごしたら

白ウサギが言いました

すでに時は来たりまた次の物語を綴らなければ

不思議の国は終 ....
人生は一瞬一瞬の光を増すための努力

最期は一筋の光となって空に流れればいいさ
そらの珊瑚さんの梅昆布茶さんおすすめリスト(434)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
研ぎ澄まされた- 梅昆布茶自由詩713-6-6
絶対零度- 梅昆布茶自由詩513-6-4
孤独な亀- 梅昆布茶自由詩713-6-4
調整中- 梅昆布茶自由詩613-6-1
嫁取り- 梅昆布茶自由詩713-5-27
僕をいかしてきたものたちへ- 梅昆布茶自由詩413-5-25
沈没船の独り言- 梅昆布茶自由詩1013-5-23
愛しのツインテール短歌編- 梅昆布茶短歌413-5-21
ゆで卵ちゃん- 梅昆布茶自由詩1413-5-20
アップルパイを捜して- 梅昆布茶自由詩613-5-16
ふわり- 梅昆布茶自由詩913-5-15
メタセコイアのように- 梅昆布茶短歌513-5-15
トリビュートやまだ紫____性悪猫- 梅昆布茶散文(批評 ...913-4-8
大宮サンセット- 梅昆布茶自由詩713-4-7
自然に- 梅昆布茶自由詩813-4-7
フェアネス- 梅昆布茶自由詩1213-4-4
ボクサー- 梅昆布茶自由詩1113-4-3
からっぽの家には- 梅昆布茶自由詩16*13-4-2
ぼくらの夏- 梅昆布茶自由詩11*13-4-1
もう一度孤独になる- 梅昆布茶自由詩13*13-3-30
暁の部族- 梅昆布茶自由詩1513-3-28
創作工房「群青」薄紅に染まりし夕暮れ・十六夜KOKO・帰って ...- 梅昆布茶散文(批評 ...11*13-3-26
瞳のなかのストーリー- 梅昆布茶自由詩1113-3-26
言葉- 梅昆布茶自由詩613-3-24
詩と云うデザイン- 梅昆布茶自由詩613-3-23
恋を抱きしめよう- 梅昆布茶自由詩1213-3-21
誰も幸福を奪ってはいけない- 梅昆布茶自由詩813-3-19
君と同じ色- 梅昆布茶自由詩18*13-3-18
時の種- 梅昆布茶自由詩613-3-13
光芒- 梅昆布茶自由詩1213-3-8

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