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 わがままなあなたのReは愛しても
 まだ足りないと盗みいるひと


雨の夜は朝がこないとテレビのなかの猫たち
雨でも散歩はできるよね、と
傍らのちいさな犬はぽつり
おやすみが言えなくな ....
茜の空と群青の海

私は その{ルビ間=はざま}に行きたくなりました

赤紫の{ルビ間=はざま}は 空でも海でも陸でもなく

名の無い存在で

寂しげのような 楽しげのような

{ ....
人一倍寂しがり屋なはずなのに
気がつくと、いつもひとりぼっちになってしまう

これも運命ってやつなのかな




みんなはひとつの輪になっている
それなのにわたしだけ一歩後ろに下が ....
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心を写す鏡のようだ
朝のsoraを見てそう思った
自分の心持ちが分かるような気した
元気がある時
後ろ向きな時
強い時
弱い時
so ....
君という名の旗

おんなじさ今日が始まっても またかって思うだけで
特別な事は何もない 本質的にはそうなのだ
あっと言う間に未来は今に 今は過去へと変わってゆく
始まりも無ければ 終わりも無 ....
世界の食虫植物展
てのひらはそそと、ほたるのあかり
贓物をてらすと
くびれた腰の民族思想
 わたしも生きものよ、
かずらを隠す種の保存が餌をうかがうふしだらな生足

挫いた関与が助けを求 ....
台風がそれて良かったと思うものの
荒れ狂う里川の変わりようを
術もなく見つめる老人の眼差しに寄り添うことは難しい

人様の身の上にふりかかった災禍などと
素知らぬ顔して晴れ上がった台風一過の ....
夜中になれば静寂の火が灯る
何もかもが去っていき
あるものが忘れられる
時計の規則正しい針の音が響き
時折救急車のサイレン音が割り込んで
誰かを連れ去っていくのだが
私の背中を刺すものに出 ....
午後の風がきみの髪をなぜる
ああ、とてもいいにおい
ぼくは小さな蜂になって
きみの、ひまわりの笑顔にとびこみたい

甘ったるく歌ったり
背伸びして空をかじったり
きみの気まぐれな野性に
 ....
きょう
きみがうまれたひに
たどりつきました
ふたりでいっしょに
そのいみをすこしかみしめたい

いきかたは
ひどくつたなくて
そのすえに
きみにであったような
きがした

 ....
夕暮れには不思議な魔力があって
どういうわけかふいに門が開かれて
僕の王国に淋しい旅人を連れて来るんだ

旅人はしばらくは荘厳な夕日に見惚れているが
我に返ると皆決まって故郷に帰りたがる
 ....
走るトリル
軽快な鍵盤の連打を聴くうちに
視界が開けて広大な一本の道が現れる
どこまでも追いかけてくるスケール
トップスピードの旋律に
併走したくて意識を集中させる
Gコードを ....
{画像=110831002002.jpg}


夜の
瑠璃色の涼気に
夏は
フゥとため息をつき
頬杖をついて
浅い眠りを眠る
薄青い羽虫は
闇の中を飛翔するであろう
夏の夜に
 ....
マイナスのこころは 似たような レベェルのマイナスの心を
呼ぶのかな
そんな はずはない
マイナスのこころは 似たような レベェルのプラスの心を
呼びたがるはず

あの晴 ....
冬の彼らは
さながら磔刑にされた聖人
葉の仮衣を落として裸をさらし
いつの間にか澄んできた空を
悟りきった瞳で仰ぎ
死にゆく夕日の断末魔の叫びに応えて
沈黙のうちにあらわな本性になる

 ....
もう二ヶ月も別れている

そのあいだ

ふたりはそれに慣れてゆく

ありふれた愛のおわり


もう戻らないこころ

もう届かないことば

こうしたら

狂ってしまうという ....
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で

どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる

リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか

小刻みに
あえて無 ....
 
それでも星は羽ばたいて
ぼくを夜のそらへ 浮かび上がらせる
雲間からのぞく 朝のつぼみ
いずれは押し寄せる光のざんがいから
隠れているのに
 
空いてます
ぼくのとなり

とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ

ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
青黒い皮膚の下で
躍動する肩甲骨に
未熟なサーファーが乗り上げて
水飛沫を上げて砕け散る

白い泡立ちとなって
打ち寄せる指先は
永遠に砂浜を掴み損ねて
桜貝の汗を置き忘れていく
 ....
平気なことばかりなら

忘れることもできたのだろう


傷つくのがこわいのは?

たいせつ過ぎる人だから

平気でいられないのは?

ずうっと1番だったから


平気なこと ....
さびしいこころがひとつ
道におちていた
拾わなかった

ぼくももっていたから

さびしい命がひとつ
歌をうたっていた
いっしょにうたった
さびしいさかなが
店先に並んでいた

 ....
やる気のスイッチは結構すぐに見つかって

勉強も部活も人間関係もそれなりに頑張ってる

でも本気のスイッチは見つからない

だから僕はいつも空回りで中途半端で

何一つモノにできてやし ....
さようなら、
夏の日の空のした
遠く旅立つ君の後ろ姿に。
何度もさようならを
繰り返してきたけれど、
このさようならが最後なんだね。
いつか、また会える日があるなら
馬鹿みたいな一言を言 ....
お陽様に向かって
あれほど笑顔を
見せていた…

ひまわりが…

今は大地に向かい
頭を垂れている

まるで…
『今まで育てて
くれて、ありがとう』
と言っている
かのように ....
夏に実った果実は
その夏が暑ければ暑いほど
甘く、またみずみずしい
だからたくさんの輝く甲虫たちは
夏の果実に鉤爪を食い込ませて取り付く

夏の果実がとりわけ腐りやすいのはそういったわけで ....
     ?

百年の時が流れても
緑におおわれる事のない
荒れ果てた灰色の大地
小石まじりの砂が
地表に渦を巻いていく
叩きつける雨
照りつける太陽
数え切れない夜と昼が
淡々と ....
やるべきことはない
取り柄などいらない
守るべきものもない
目指す場所などない

彼岸はすぐそこにある
彼岸はここなのだから

いま僕たちが住んでいるこの場所こそ
かつて彼らが憧れて ....
暖かい春を終えて苦しい夏が来て、もう残暑になってしまって
あの町もこの街も西日のまぶしさなんて陰に隠れてしまって
ああお終いなんだなと悟るよ
穴が開いたみたいに寂しかったけど
ひんやりとした日 ....
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人に優しいから自分に優しくなれる / 逆もまた真なりだ

一生懸命生きて来て楽なことばかりじゃない
辛い時にしっかりと支えてくれるもの /  ....
洞野いちるさんの自由詩おすすめリスト(108)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢猫- たま自由詩27*11-9-14
はざま- subaru★自由詩22*11-9-13
許されたひと- 恋月 ぴ ...自由詩28+11-9-12
朝のsoraと太陽- beebee自由詩24+*11-9-11
君という名の旗- itukamitanij ...自由詩111-9-6
まほろばとえし- 乾 加津 ...自由詩6*11-9-6
対岸のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2911-9-5
夜光虫- 乱太郎自由詩20*11-9-3
片恋と残暑- あまね自由詩24+*11-9-3
りょう/うまれたひ- かんな自由詩21*11-9-2
夕暮れ王国- 未有花自由詩23*11-9-2
ジャズ・ピアノ- 渡 ひろ ...自由詩18*11-9-1
夏の夜に- beebee自由詩17*11-8-31
わたしが_わたしで_あるために- るるりら自由詩22*11-8-31
街路樹- マチムラ自由詩2*11-8-29
ありふれた愛のおわり- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-29
異心のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2311-8-29
ひかりのかげ- 四帰自由詩311-8-28
- たま自由詩37*11-8-28
- nonya自由詩18*11-8-27
ずうっと- 吉岡ペペ ...自由詩411-8-26
さびしいこころ- 梅昆布茶自由詩1111-8-26
本気のスイッチ- 甲斐シン ...自由詩311-8-26
はじめまして、さようなら- 折口也自由詩211-8-26
ひまわり- 清風三日 ...自由詩211-8-26
甲虫たちの記憶- 水町綜助自由詩611-8-26
灰色の大地の下で- wako自由詩311-8-26
神の国- 小鳥遊儚自由詩311-8-26
ひのたかさ- なつか自由詩311-8-26
人生捨てたもんじゃない_/_あなたに想う言葉- beebee自由詩21*11-8-24

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