すべてのおすすめ
落語を聞きに行くのが、
今は、楽しくてしょうがない、そうゆう時期なのだろう。
初心者だから、
いろんな噺に、初めて当たるのが、
小学生の頃の、
ガチャガチャみたいに楽しい。

今日は ....
『おや 気がつかれましたか。』

「はぁ。」

『まだ眠っててもかまいませんよ。』

「はぁ ん〜 とても長いエスカレーターですね。 」

『そうですね。』

「先が見えない。 ....
ただ 紺 としか言いようのない色の
ベニヤのようなうすっぺらい壁面の上に
サビだらけのトタン屋根がふわりと乗っけられている
建物そのものが 甘く針金で結わえられて
地球の上に ふわりと ....
台風がいった空は
洗濯したての青空が
それだけで
私は幸福なのに

昨日の夜は
生き物の声のしない
しん とした夜で

それさえ気づかない
あなたは
男という生き物で


 ....
何処の世界へ行きたいですか?
花がたくさん咲いてる世界ですか?
笑みが溢れる世界ですか?
愛される世界ですか?

本当に行ってみたい世界は?

行ってみたいのは 差別のない世界
行って ....
わたしたちより古株で
わたしたちより広い範囲に
(未知種)として一括りされる
名もない虫がいまもずいぶんと生き抜いている
らしい



Gという
まことに理論的な空間で
アドレス武 ....
「踊り続けることだよ」って、そう、いつぞやの懐かしいメッセージ
シンプルな言葉ほど確かに伝えるのは難しいものです
首を360度回転させて
まともに前を向いているみたいに見せるく ....
すべての明かりが消えるなら幸せだろう
あとは目を閉じて
眠りに落ちるだけでいい
だけど明かりを落とせないわけがあるから
俺は
今日の尻尾にしがみつく
眠ってしま ....
 
  
ノートの中で消えかけている
紫陽花の履歴
錆びた機器類は蓄電されることなく
表面積のすべてが風に接している
 
人の断面には形容詞が無い
優しさを語ることに対して
まだ臆病 ....
雨の止み間に
雀は求愛のダンスを踊る

雄はたたんだ羽と尾羽を震わせ
ぴいぴい鳴いて
切実に請い願う

しかし雌は植木鉢の中の草の実を
ついばむばかり

興味がないよ ....
氷がとける
オレンジの海
マドラーに触れる
青い手つき
そこに月が沈むんだろうか
マークでいるのは疲れたと言って

からんと鳴る背徳の共鳴
しょうもないきっかけ
LEDの下品な光をグ ....
公園に行く午後
テレビは何も歌わない
単なる網戸越しの騒音で
ふっと
人の気配が途絶える
午後二時過ぎの無人地帯

{引用=公園でボール遊びをしないでください
公園で犬を散歩させないで ....
ねずみ色の空 多くをまとった雲
冷んやりした空気と暑苦しさ
ペットボトルは温度差に耐えきれず音を鳴らす

また鬱な気持ちを漂わせて
窓から外を眺める

真っ暗な視界 すべてを支配した黒
 ....
        むれる
        あめの
        おとが
        ことばに
        ちかく
        、 、 、

おぼれ
なき
ぬれ
それはお ....
三時草の おばちゃん とは
三時草を 私にくれた人のことだ
三時草は おひさまが三時の高さにあるときだけ咲く
だから さんじそう

三時草の花が
三時草に咲くためには
三時草 ....
大きな欅の木のしたで
乾いた蚯蚓が八の字を描いて死んでいる
無から生まれた宇宙の話しを聴きながら


きみはもう死んでしまったから
こんな話しはおもしろくないかもしれないけど
きみに残さ ....
            110527


それで
お父様はいつお帰りですか?
夏には必ず帰りますと返事をしたら
その頃またお電話差し上げますと切れた
どこの誰だか分からない
 ....
{引用=
眩さを手放すように
広がる
女とも男ともない
曖昧な
なめらかな皮膚に似た
花弁が
湿度の高い夜を抱いて
此処で居ますから
それだけで
報われますから
苦しまないでくだ ....
坂を下りて
生まれてはじめてお豆腐屋さんで
お豆腐を買った
八百屋さんでお野菜を買った

母から渡されたメモを見ながら
順番を少し間違えたなと
父が言った
だって上から順番に回るん ....
家から駅までは、坂道と緑の多い住宅街。
バラがキレイに咲いた庭がある。
ゴム底の靴は、足音がしない。
駅まで、たくさんの人が追い越していった。

東京の街。
君と手をつないで歩く ....
もう二度と行かないし
もう二度と帰って来ない
フェリーの二等客室に籠りっきりで
俺はずっとノートに言葉を書きつけていた

海の色はクリーム色
世界は脅威だ
俺の知っていることは
世界の ....
君の乳房のかんじ、
とっても好きだったよ
まあ
でも
君のならえぐれてても
良かったけど

あなたの濃いすね毛
暖かくて
心地良かったよ
毛深いひと
きらいだと思ってたんだけ ....
濁流から逃れた君は空を仰ぐ
散っていった者は悔いがあるだろうと
ひとりぽっちの青年は いつまでも呟く

気休めの暗示も
上っ面のヒューマニズムも
しだいに溶けて何も残らなくなるだろう

 ....
深く
潜って私たちは
本の最初の頁を
めくったの
それは


ずっと
遙か彼方の
遠い異国の言葉より
深く
白日に降る雨に濡れ
密やかに育む深い森で
名前を持たない
いのち ....
仕事帰りに寄るレストランで 
よく頼むキャベツの千切り 
日によっていつも 
ドレッシングのかけ具合が違う 

毎日同じように見えるとしても  
目の前にあるのは 
一生に一 ....
在りし日の詩人が仲間等と 
文学の夢を語った赤煉瓦のCafeで 
独り一篇の詩を綴るひと時 

当時のマスターが 
詩人へ送った葉書のコピーと
花束を捧ぐ想いを込めた詩を
重ねて
鞄に ....
 
 ピンクの薔薇が
 いっぱい咲く
 街角にある
 知り人の家
 雨上がりの板塀に
 枝垂れて

 うす桃色にそろった
 花が笑っているように
 川端の知り人の家
 今日は留守 ....
23時の目覚め
「気が付きましたか?手術は終わりましたよ!」
オペ室のナースが俺の体を揺すった
体中に宇宙遊泳のようなチューブが施され
夢をショートカットして
俺は昼から夜へ一気に移動した
 ....
立ち止まるのもありとは思うものの
夏らしさを感じる風の勢いに身を任せてみる

買い物帰りとかに立ち寄る近くの公園
このあたりは放射線とは多少なりとも無縁でいられるのか
小さな子供たちのにぎや ....
{画像=110522224220.jpg}


気が付くと雨の音があって
全てが濡れている。
空気の匂いが濡れている。
自動車の走り去る音が濡れている。
風にそよぐカーテンが濡れている。 ....
電灯虫さんの自由詩おすすめリスト(233)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スポーティな女- はだいろ自由詩4+11-5-31
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あまみずの_水化粧- yumekyo自由詩10+*11-5-31
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本当に行ってみたい世界- subaru★自由詩13*11-5-31
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ダンス・ダンス・ダンス・ダンス・ダンス- ホロウ・ ...自由詩4*11-5-30
すべての明かりが消えるなら幸せだろう- ホロウ・ ...自由詩5*11-5-30
追憶、の- たもつ自由詩711-5-29
更新- 蒲生万寿自由詩4*11-5-29
コクテール- アオゾラ ...自由詩211-5-29
こうえんこう- 木屋 亞 ...自由詩3*11-5-28
R.day- a.s mriii自由詩211-5-28
、(あめ)- 乾 加津 ...自由詩9*11-5-28
昼夜を問わず- るるりら自由詩13*11-5-27
十一次元の詩人たちへ- たま自由詩17*11-5-27
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あさがお- 高梁サト ...自由詩711-5-27
give_me_everything- mizunomadoka自由詩111-5-27
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詩人の夢_ー神保町・ラドリオにてー__- 服部 剛自由詩411-5-24
薔薇の咲く家- 生田 稔自由詩611-5-24
23時のトラック競技- subaru★自由詩7*11-5-24
数えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*11-5-23
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