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お面屋さんを通り過ぎた

額の左側にドラえもんをつけた真っ赤な頬のアンパンマンは

ひょっとこみたいな顔で

指をくわえて林檎飴に見とれている


　+


浴衣については一言　.... こんな日はいつも雨が降っている

遺影で笑う人を
私はあまりよく知らない

よくある失敗談で
食べてしまうというお焼香
やり方は知っている
でも実践は小学生の時以来だ
少しどきどきし　.... ｛引用＝




さみしい　砂浜

月光に　横たえて
浮かび上がる
やわらかな肢体






（とてもキレイな
　、ひと。）



呼吸が、
止まるほど
　.... 080-****-1582、と。
Purururururu･･･
はい、もしもし。
あ、もしもし殿すか？
うん。
今何処すか？
今本能寺着いたトコ。何かあった？
ああ、着きました？お疲れ　.... 前に人から聞いた接客の話
コンビニに行く客は店員に無関心を求めるのだという
だからやたら愛想のいい人よりも
少し無愛想な人を雇う方がいいそうだ
（コンビニバイトの面接で愛想がないと落とされた彼　.... 深く
潜って私たちは
本の最初の頁を
めくったの
それは


ずっと
遙か彼方の
遠い異国の言葉より
深く
白日に降る雨に濡れ
密やかに育む深い森で
名前を持たない
いのち　.... 赤い毛糸のような歴史の先端で
ストローに口をつけて
永い終わりが始まった
息を吹き込んでそっと膨らませたビッグバン
洗濯物が揺れる小さな緑の庭で
生まれては弾けるように消える
幾つものシャ　....

電灯虫さんの村上 和さんおすすめリスト（7）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
祭り囃子	- 村上 和	自由詩	8	11-6-26
あなたが生まれた時、あなたは泣いて、周りの人は笑っていたでし ...	- 村上 和	自由詩	7	11-6-18
空遊海月	- 村上 和	自由詩	4	11-6-11
映像化不可能	- 村上 和	自由詩	3+	11-6-7
ロボット店員	- 村上 和	自由詩	7	11-6-5
人魚	- 村上 和	自由詩	4	11-5-25
永い終わり	- 村上 和	自由詩	7	11-3-6

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