*1
インターネットで
あなたの名前を検索したら
多くの死者が出た
あなたのように
全ての遠くに自信を持って酔えないよ
耳があるもの無いもの
血管のある脳漿
俺のせいでひどい目にあった ....
道路の一方に並ぶ
木々の下を歩く

ゆっくり歩くほど
雑音の中から 笑う声に似た音が響く
聞いたことがあるようでなつかしい

ふんわりした空気が流れていくけど錯覚だと思う
現実と頭の中 ....
不細工な端切れを寄せ集めて出来た後悔のタペストリー
涙ながらの悲劇が縫い合わされている
あの日捨てた日記帳
捨てられなかった詩のノートはもうすぐ六冊目に入るよ

恥じらい生きる毎日だと悪魔が ....
生きる事を止めてしまおう

死ぬ事なく

そう、僕達は肩の荷を外してしまおう

僕達は魂の底からの敗北者だ

・・・それを今、誓おう

僕達は破れた者だ 人生を棒に振った仲 ....
いい男は潜在的に人を騙す特技があると思う。
そう、毒みたいなもの。

自分が彼の事を好きと想ったり言ったりする時、何故だか悔しいなって思う時がある。

彼の事…悔しいけど本当に大好きだからし ....
詩をかきはじめたぼくが
言葉を失ってしまうようなできごとがあって
その次にはもっと言葉を喪失してしまうようなことが起きてしまって
ポエジーはどこかへ行ってしまったのに
それでもぼくの詩を読み続 ....
ぶり返すご機嫌斜め秋気温

秋の海夏より綺麗砂光る

秋の空台風近く流れ雲
君との出会いは
私にって
一つの幸福でした
Fly high―
地によって倒れた者は
地によって立つ
Fly high―
高く飛ぶにはどうしたらいい
地を這う生活が長い
私の生活では ....
もう、難しいことはいいわよ
”今すぐ難しいことをやめなさい”
歩くなら、右の道の方がいいわよ
”右の道しかいけないじゃない”

寂しいでしょう、こちらへおいで
”寂しくなくてはこまるの”
 ....
ぼくという詩は読者を必要としない
読む人の責任において新しい意味が生まれていくのだ
ぼくが発する言葉は
読む人として在るぼくの責任において生まれた
新しい意味なのだ

必要とすることなく
 ....
静かな
夜の底に
横たわる

不覚にも
深く
沈みゆく

巣食う漆黒を
救う祈り
やわらかな闇

自由
奔放
本意でもなく

困難
混沌
隠遁の日々

 ....
出会い時目に奪われた君の顔自分の中で強い独占

大好きな彼の唇キスをされ抱き締められた涙止まらず

秋初め制服の上萌えカーデ彼可愛いと胸が高鳴る
これは、愛の鞭だと言う人は、愛に無知
あれは、愛の為だと言う人は、愛に駄目
それは、愛が故だと言う人は、愛に飢え
ならば、愛が死ぬと言う人は、愛を得ぬ
割れてわかれてなくなるために
終わりまでさようなら
そういうつながりが続いていくのが耐えられない
もうここで切ってしまおうか
何度も何度も思ってもくっついているのは
自分のためじゃないとした ....
地球に 数え切れないほどいる 各人種!!

宇宙にあるのは 過去に散った 光と ブラックホールと ホワイトホール!
 
核のせいで いまだに加速し 死亡する! シリアやシニア! に
   ....
言葉で

うすっぺらな自分に、1000の世界を作り出す

広がりを欠いた人格に

どこまでもの深みを醸し出す

嘘をつくと つき続けると

本当の自分がいなくなる

本物じゃな ....
8月の蒸し暑い夕暮れ
稲光の後で沛雨は
ひとしきり降り
気温は一気に下がった

琺瑯引きの洗面器が並ぶ廊下に
クレゾール液が匂い
雨が匂い
旅人は
青色のベンチに
座り込み
砂漠 ....
目をつむり 耳をふさぎ

『音楽』を聞こう

まるで、この世界には

君の脳内の闇黒以外には何もないかのように

そう、全ての感覚をふさいで

全ての『現実』という名の付いた物質を ....
なぜなら身体が痺れて眠れなかったさ
一言も詩について語らなかったぞ
求めていたのは一篇の善い詩ではない
遠い鳥よ
更に遠ざかれ
一つの比喩も赦されないから
せめてしっかりした文字を書くこと ....
あまりにも何もない
それを描く画家もいない
レンズを覗きながら
薄い爪を撫でる

降り続く光を
捕まえたいなんて

何度も何度も
裏切ったのは

生まれた日の呪縛
死ぬまでの地獄
気づけば、便器の奥そこに沈んだうんこをじっと見つめていた。
少し物悲しいような気分だった。
トイレットペーパーで肛門を後腐れのないように拭ってもまだ、
うんこを出したその感覚は肛門から消えずに、 ....
♪たーりーららー
♪たりらりらりらー

父さん、これ誕生日プレゼントよ

な、なんだこの金は?

父さん、株で大損してニッチもサッチもいかないんでしょ?

だからって、どうやってこの ....
天高し進水式の護衛艦 広まるものは薄くなる
私たちは多くのことを語りすぎるのだ
耳を塞いでよく聞きな
俺の生い立ちはこうだ
頭を巡らせてみると
格子の向こうに四角い光
その中からこっちを見ている一本の木
やっと首の据わった俺が
ベビーベッドの中にいたというわけさ
何 ....
街灯もない夜の海でいまさら月が明るい事に気づいた


霞む夜バイクに乗ってただ泳ぐ息継ぎ代わり歌を歌って


一人きりなんてほんとに当たり前凍える指はそのままでいい


クズで ....
はじまりのない迷路に居て終わらせる術はいくつも持って立ってる

これいじょう失えるなら幸いだ まぶたにこぼれる星さえも今

きりもなく、おそろしいのは 何ひとつおそろしいとは思えないこと
 ....
  ハンカチに指で書いた
  とうめいなそのポエムは
  日なたと影のにおいがする
  歯をみせてわらってよ
  はにかんだきみの口元が
  不思議にうごくのも好きだけど
  高い ....
踏みとどまるこの地平は
無数の赤い
領域

真っ赤な
真っ赤な領域

この線から一歩踏み越えて
あの領域と領域を結ぶ境界領域で

「もうわかってしまった」
というボク
ただ
 ....
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