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OoE ....
テーブルから目を離した隙にこぼしてしまった
グラスに良く映っていた星座たちは大丈夫だろうか
せめて開けた窓に都合よく張り付いた夜は
換気するたびにぴらりと剥がれてしまっていた

洗いたてのシ ....
夏の終わり
弱々しげな、うつくしいアゲハを捕まえた
微弱ながら生きているアゲハを
私は冷凍庫に入れた
なぜそんな残酷的なことをしたのか自分でも分からない
分からないまま翌日
恐る恐る冷凍庫 ....
ヒッグス粒子の

その存在を

つかまえようと研究しているひとがいる

証拠とアリバイを突き合わせてゆく

その仮説は

書きはじめられたミステリー小説のようだ

動機なき殺人 ....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

五月の雨は上がった。

枯れ森に薪を伐りにいくことにする。

水飲みガチョウの有無を伝えられたし。

また、カタツムリは右巻きか、左巻きか?
 ....
ひとり寝の小窓から

隣の家のひかりが射していた

腫れぼったいオレンジのそのひかりが

いつか来るぼくの幸福を暖めてくれていた

不安定な感情の波に

もはや難破などしないだろう

ああ、ぼくは、静 ....
なんにでも
おさまるべき箱があるのなら
透明な箱にいれてください

透き通る
部分をきれいにするために
明るい道を歩くことにしますから
市場の朝は早い
そこには人間の胃袋を満たすという生の根源に直結した欲望の匂いと独特のエネルギーがある

狩人が獲物を担いで去ったあとに残された空間は
歯の抜けた老人の
ように
手持ちぶさたの待ち人顔な ....
{画像=120710105150.jpg}

小さい頃から

自分はいらない人間なんだと思ってきた。

いつもいつも、死にたいと思ってた。

そんな時はよく、空を眺めた。

広いな ....
少年はカブトムシをつかまえた
兄が教えてくれた秘密の場所だった
早く少女に見せたくて走った
その頃、少女は黙祷をしていた
自分の汗が少し臭いと思った
生活というものは量であると
感じ始 ....
さよならをして
色々なものを通り過ぎて
思い出ばかりが綺麗で
現実の君の声に冷めていく
正体のわからないものが
ずっとここにあって

取り戻したいと思う私も
幸せになってほしいと願う私 ....
さようなら。
またね。

彼女はとても美しくそう言って去って行った。

まって。
おいてかないで。

僕はいつもそう思って笑った。
悲しくて仕方なかった。

だって ....
自殺の相談をしたことはない

世界がどう見えたら

あした自殺してしまうのだろう

じぶんを責め

たにんを責め

たにんに謝り

じぶんを痛め

夜の街を見つめていた
 ....
  ギュッ と 搾り出した
   いのち そのものが
    ここにある100
    パーセントの
     ジュース
      貴重
      高価
     とてもじゃ ....
相武紗季
前戯のもつ
重要性
説明せずに
その名で証明




入浴中
水面突き出る
短小も
写真拡大すれば
怪物




剛力の握力
左190
右は200で
 ....
上に乗り
攻めたつもりが
大間違い
彼女に下から
締めつけられ



片眉と
陰毛剃って
山の中
猟師に撃たれ
空手バカ死ぬ
仕事の合間を縫って山や自然を巡り歩く。私は、山歩き。


「たかが」が「されど」たる所以。
どんな自然でも、些細な事でも見逃すのはもったいない、そんな気持ちになる。

鼓膜の内側で美しいB ....
͍̙͎̘̻̦̪̙̥̪̹̣͔͔̹͔&#79 .... 東京は避暑地のような涼しさだった

朝は黄昏れのようだった

夕暮れは朝のようだった

避暑地・東京

季節のひかりしかそこにはなかった

記憶の主役はいつも

温度ではなくてひかりなのだ


勘のい ....
 
わたしを救いたいなら

あの月を涙でくるんで

そして、ピアスにしてください



 
振り子が振れる

おおきく振れる

ぐわんぐわん振れる

ちから強く

太くおおきく振り子を振ることが

生きてゆく俺の活力だ


幸せなんかない

俺はきっと幸せになれ ....
金があれば と言うけれど
あったらあったで目先のものに使ってしまう

時間があれば と言うけれど
あったらあったで無駄な時間も増やしてしまう

もっと自由があれば とも言うが
自由の ....
ウンコして
流さないのは
嫌がらせ?
それとも誰かに
見せたいのか?



【作者あとがき】
変態短歌シリーズも99という大変切りのいい数に達し、めでたく終了の運びとなった。
言う ....
日傘を差した女の影が


歩道の凹凸を滑って行く



            踵を返す青い熱帯魚
            フルートの鋭い閃光
            アイスピックを ....
日傘差す
ばあさんよりも
若い娘に
降り注ぎたい
太陽だって





涼求め
北へ北へと
進むうち
気づけばロシア
デブひとり旅

※デブ=俺



サラサラ ....
やさしいひとの笑顔がいたい
うけとめる勇気がないから
おかえしできる自信もないから

ごめんなさい

わかってる
ほんとうは
“ありがとう”っていうべきなのに

やさしいひとの幸福 ....
私は


地球上で
唯一無二の私。


他の誰にも
代えられない
たったひとりの存在。

でも



あなたには

たくさんの中の
たったひとり。

なくなって ....
雨の降る隙間に
がんじ搦めの自分の昨日を見ながら
傘を差して歩いてゆく

良いことなど無く稼ぎは
全て税金か家賃
それと借金の返済
食事代など手元には残らず
それでも生きてゆける

 ....
空のツリー
その足元に水族館だと
日本人は好きだな
サンシャイン市にも作ったっけ
新名所には水族館
呼び水の呼び水
徒に易くは帰すまじ
展望ついでの家族巡礼
妖しく爽やかデートスポット ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
和田カマリさんのおすすめリスト(512)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
crc- 反現代死自由詩212-7-16
悪食のひと- カマキリ自由詩612-7-14
「凍える蝶」- 桐ヶ谷忍自由詩612-7-12
素粒子たちの夏- 吉岡ペペ ...自由詩1012-7-11
フエント9よりパルディーゾ7へ【書簡】- 高原漣自由詩1*12-7-10
隣のひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-7-10
透明な箱- 朧月自由詩312-7-10
市場にて- 梅昆布茶携帯写真+ ...1512-7-10
路傍の花- 永乃ゆち自由詩17*12-7-10
ボーイ・ミーツ・ガール- たもつ自由詩14*12-7-9
夏空- ゆず自由詩3*12-7-9
愛はあるから- 田園自由詩7*12-7-9
自殺の相談- 吉岡ペペ ...自由詩412-7-8
お疲れさん- ただのみ ...自由詩10*12-7-8
スクープ短歌3- 花形新次短歌1*12-7-7
スポーツ短歌14- 花形新次短歌112-7-3
森林浴- Neutral自由詩3*12-6-28
_͉̹̙̫̺ ...- 反現代死自由詩512-6-28
避暑地・東京- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-6-27
救いたいなら- 殿上 童自由詩27*12-6-25
振り子を振る- 吉岡ペペ ...自由詩7+12-6-25
欲するものと必要なもの- ただのみ ...自由詩22*12-6-25
変態短歌99- 花形新次短歌2*12-6-23
白昼夢- ただのみ ...自由詩25+*12-6-19
変態短歌88- 花形新次短歌1*12-6-14
やさしいひと- れもん自由詩3*12-6-14
唯一無二の私- 日向なつ自由詩312-6-14
雨の憂鬱- ……とあ ...自由詩16*12-6-12
水族- salco自由詩9+*12-6-9
雨好きです- 吉岡ペペ ...自由詩2012-6-8

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