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ヒマラヤザクラは冬咲く桜

冬青葉繁れる

そうセットされた時限爆弾


こんなに辛い人生ならば

敵も味方も

せめて必死であってくれ


ヒマラヤザクラは冬咲く桜

冬青葉繁れる

そうセットされ ....
ポンポン雲が青空に

向かいのビルは墓標です

冬がなんぼか寒空に

墓標は死者の眼差しです


あかるい砂漠が

くらあく湿る

にんげんたちが

くらあく陰る

そうさグッバイ


ポンポン雲が青 ....
スカイツリーに昇った
天望回廊まで昇った



世界一の高さ
634メートルの
スカイツリー

「ムサシ」と
覚えるのだという



天望デッキの上にある
天望回 ....
海は青く大きくて

波はいい波ま白い飛沫

海は暗く明るくて

分厚い意味も光り輝く

おーい海、海よ、

風化させじと俺は行く


惨事の爪痕

整えられて

風化させじ

と俺は行く

校舎の張替 ....
人気の無い埠頭から望んだ街はただ灯ばかりが無機の光を放ち

まるで人間の営みとは無関係な顔をしているみたいで

かすかな海の匂いを抱いてそれでもふと
人を遠い空間にいざなって行く

僕に ....
入荷を待ちわびていた
会心のケニア
差し出す店主の顔も話し方も
嬉しさを隠しきれていなくて
実はそれが何よりも
目の前の一杯を美味しくする

焙煎機も一仕事終えて
今日は隣りがやけに
華やかじゃあない ....
本日のメイン
アサリの皆さんです


お命
お美しく戴きました



合掌
「路上で突然ですが、
果物買ってくれませんか?」
「さっきまで
そこで売っていたのですが、
少し残っちゃって」



立川駅の歩道橋の下で
前を歩いていた人に袖にされた、 ....
小春は 咲いていた
いたいけな木枯らしに とまどいながらも 
茨の木も葉を落として
生まれた詩たちが 真っ裸になる この秋空に  あなたは

腹を満たすために
寒さから身をまもる ....
青い水いろの空

公園からはみ出たさくら木

電信柱と電線が

拮抗しながら騒がしかった


世界はじっとしていない

何通りもの風景を

何通りもの異世界を

僕らはただ

奇跡のなかに浮かんで

 ....
常温で液体の金属である水銀
調合し身体の永遠を祈り水銀
を呑んだ皇帝や時の権力者も
現在の人々もしている事は同じ
自らの羽を喰らうヘルメスの鳥
だとしたら 
ことば に できな ....
気持ちが沈み込む日には
煮込み料理を
作るに限る

強すぎる想いは
香味野菜と一緒に束ね
鍋で煮込んでしまえばいい

「生野菜で出されたら
たまったものじゃありません」

 ....
東京の町の端っこが

がんばって光っていた

うまくいかない悲しみも

うまくいってる悲しみも

ゆらり揺られて光って

静かに騒がしかった


地球よ、地球

もっと来い、来い

地球よ、地球


 ....
想像力だけで生きるなんて悲し く 
それでも あらんかぎりの言葉をめぐらして 書く
かんがえて かんがえてを くりかえすほどに
言葉は みじかく ほんの一行で事足りる
あんまりといえば ....
一羽の鳩が見つめ
青い空はただ光りを投げ掛ける
両者に言葉は無く空白の原稿のまま
埋められる予定もなく
風に飛ばされていくのだろう

君は投げ掛ける
私はいますか
それは
空にでもなく
過去にでもな ....
床に虹が映っていた

それを掌に載せてみた

手相にまで入り込んで

虹は暴れるようだった


掌に虹が映っていた


それを床に戻してみた

吹けば飛ぶような模様

虹は静かに映っていた

床に虹が ....
かつて詩人がそう書いた

でべそのような5センチの富士

横から

空から

心から

でべそのような5センチの富士

かつて詩人がそう書いた


地球いろした青いろの

山は地球で出来ている

でべ ....
息の吸いかたも

息の吐きかたも

忘れてしまった

私は愛しき敗残兵

顔の作りかたも

その戻しかたも

忘れてしまった


夏が逝きます

今度こそ

言葉 ....
夏が逝きます

ひとが逝きます

夢が逝きます

逝かないものも

きっとあるさ


ひととひととのつながり


夏が逝きます

ひとが逝きます

夢が逝きます

逝かないものも

きっとあるさ
よる






太陽に盗まれた汗を着替えて

覗きこむ退廃と小瓶の香料





せっけんのひと筋が風に運ばれ

千年をただよい






あくび






指先の間隔が

昨日をたど ....
緑はひかりを柔らかくする

あなたは僕を柔らかくする

僕はあなたを柔らかくする

緑はひかりを柔らかくする


生姜湯を飲めば風邪が抜ける

足を温めれば血が巡りだす

抱き締め合えば入りたくなる
 ....
小磯良平描くところの令嬢である

タイトルは「冬の夜」

昭和29年週間朝日
新春増刊号の表紙であるが
ちなみに当時の値段で一冊70円
先日古本屋で50円だった

花森安治や長谷川町 ....
  サインはV いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ではなくて
ごめんなさい

せめて日英共同開発のあんぱん機関車トーマス号で

春野を親子で車窓の旅のどかなひととき

まさかこの写真じゃ
お ....
来年を知らない花が
風と遊んでいた

、ふっと凪いで
花は戸惑う

それでも無心に
凛とある

いつかのまたの
友だちを

信じて無心に
凛とある



花には
 ....
きみは あまいよ 
けれど きみの人生が きみに期待しているのは
すべての雨の音を聞いて 
すべての風に こころを寄せて

甘く実らせることさ

-------------------- ....
「バナナツリー」

少しでも腐らないように
バナナツリー
立ちっぱなしが
程好く深呼吸

いつも立ち止まり
溜め息混じりで深呼吸
腐らないよう心がけしてみるが
格好悪さは相変わらずの僕

遠く南国か ....
雨屋で
ちいさな
雨を
ひとつ
買いました



机の上に
おいた
ビンの
なかで
ちいさな
雨雲が
元気に
雨を
ふらせています
彼女の赤は優しかった

激しさの中にある
少女の純粋
目に優しいのだ

アクリル画は
なお

ピンクを孕んだ赤だ

長い闘いの中で 手に入れた
永遠に続く
才能と力も

きっと 生まれ育った  ....
ご機嫌麗しく帰ってください
おちがついてもおちつかないんです
こいにおちたほうがいいなんて
つきがささって心痛
自芯がなく
グレてダレて
おわらないんです
ことのはまっしぐら し
のなか ....
たまさんの携帯写真+詩おすすめリスト(120)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ヒマラヤザクラ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-12-30
墓標- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-12-20
東京スカイツリー- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...13*12-12-13
海よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7*12-12-11
夜の埠頭にて- 梅昆布茶携帯写真+ ...1212-12-8
灯る- 深水遊脚携帯写真+ ...8*12-11-29
ボンゴレビヤンコ- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...10*12-11-29
路上の野菜売り- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...17*12-11-22
動機- るるりら携帯写真+ ...11*12-11-20
騒がしい秋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-11-20
ことばに_できない- るるりら携帯写真+ ...12*12-11-10
ブーケガルニに束ねたら- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...15*12-11-3
地球よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-11-3
『く_の_人』- るるりら携帯写真+ ...18*12-10-22
泣いていいよ- 乱太郎携帯写真+ ...14*12-9-25
掌の虹- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-9-19
地球いろした青いろの- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-9-13
私の愛しき敗残兵- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-8-23
きっとあるさ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-8-20
翼状のイヴ- オリーヴ携帯写真+ ...312-8-4
緑はひかりを- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-7-27
麗人- 梅昆布茶携帯写真+ ...812-7-15
Petit- 阿ト理恵携帯写真+ ...6*12-7-10
菜の花まつりにて- 梅昆布茶携帯写真+ ...10*12-6-27
- もっぷ携帯写真+ ...412-6-25
マスクメロンお嬢様- るるりら携帯写真+ ...1312-6-16
バナナツリー- 乱太郎携帯写真+ ...16*12-6-14
ちいさな雨- 青色銀河 ...携帯写真+ ...312-6-11
優しい赤- 森の猫携帯写真+ ...9*12-6-6
さよならしましょう- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*12-6-1

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