すべてのおすすめ
みどりのあじさい

なにしてる

なんの準備をしているの

ぶあついざわざわ葉っぱっぱ

花が咲いたらだあれも見ない

みどりのあじさい

なにしてる

なんの準備をしているの


数千本のマイクをむ ....
過去は変えられないけれど未来は変えられる

そんな箴言を吐く奴はうそつきだ

過去は変えられるし

過去を変えなければ未来は変えられない


あらゆる過去を変えるために

ひとは宇宙のあちこちで

あ ....
愛したひとのお父さん

ぼくはあなたに似てました

黙っていても

たぶんふたりで泣けました

愛したひとのお父さん


あなたが壊した数ぐらい

感情の手鞠唄

ぼくも ....
北風と紡いだ一月の空
背中越しから僕の肩を叩くと
うつ向いていた体内の蛹が割れて
一匹の蝶々が飛んでいった

海を渡り
消えていく

夏の蜜のある処へ
誰も乗らない僕は電車だ

赤茶けたさくら木をゆく

まだ誰も花見をしてない

昼下がりの散歩道をゆく

僕は多分楽しくて自由だ


大丈夫、僕は天才なんだから、


カラスが一羽飛んでいる

音させて ....
恋人の心変わりを感じていた頃、辞表を出してくる社員がいた。

彼らはぼくをひどく傷つけた。

ひとのこころなんて分からないものだ。

思い返してみればそんなそぶりもあった。

そぶりかあ・・・・

人 ....
缶入りの抹茶だ

ぼくはぬるくなってから飲む

ぬるい抹茶の味を口のなかで反芻する

お茶のお稽古で飲む抹茶はいつもぬるかった


幼稚園ではお茶のお稽古があった

お茶のあと男の子ともめたことがある ....
ドビュッシーがながれる

そぼくな悲しみが

山のなかの

森のなかの

鏡のようなところに

妖精になって集まりだす

音楽は時間だ

時間のひとつの愛し方だ

コン ....
月が宇宙一でっかい

まあるい外灯のよう

山の端に沈んでゆく

トントン

トントン

トントン

トントン

しずかな朝日みたい

月が吸われていった

朝が明るさを増した

トントン

トントン ....
そこに 現われたるは たいらの釜塩なるぞ
そんなに しおしおしてるけど
だけど 手に塩 つけてみなよ

体の軸に じくじくと
大好きなこと わいてくるぞHEY

平家一門の話を言って訊か ....
テレビであじさいの描き方をやってた

ぼくもそれをやってみることにした

灰色のクレヨンで花びらをテキトーに描いた

それからスポンジに染ませた紫で花びらをたたいた

可憐な色合いの絵が目の前に出来上 ....
抱けない女を愛する男なんて

不健康なオスか健康な肉親ぐらいなものだ

アニメやアイドルに忘我する不健康な男たちなら

抱けない女であっても愛することにど真剣でいられるであろう


 ....
「水際」


水際、を考える。

ボーダーラインを越したり、引いたり。

波打ち際の刹那。

それは躊躇するもどかしさにも似て。

繰り返し訪れる人生の選択にもなぞらえる。

 ....
美しい人でした
骨になった その人は
けれど
骨になった その人を
もう わたしは その人だとは呼べなくて

いただいた ブローチこそが その人

水引細工
結びの花  ....
ベツレヘムの星がまたたく頃

そっと目かくしをしてくるヤツ

朝まで名前を呼んでやらないんだからね
そんなことを思考してまた絵を見つめた

思考は霧散して

けなげなほどの静謐が

開放されていた

ぼくは考えて見つめて考えて生きていた


カボチャの絵を買った

白地のカボチャに

きらきら光る青 ....
こどもたちよ

きみたちが考えている大人だって

実はそうなんだ

失ったことに目をそむけて仕事などしているんだよ

悲しくてさびしくて恥ずかしいお話だけど


こどもたちは地震には関心がないようだっ ....
さみしいとか言ったらいけない

がんばるとか言わなきゃいけない

ひとのせいとかしたらダメだ

なあ、俺よ、この俺よ

ほんとうにそう思っていますか


澄んだ水色の空でした

ピンクとオレンジの色彩 ....
911があったこの世なのだ

営みや純情はこれからも踏みにじられてゆくだろう

311があったこの世なのだ

悲しみや畏怖はこれからも忘れ去られてゆくだろう


いまでも映像を繰り返し見ている

ぼく ....
葉緑素のような若々しさが抜け落ち

いのちはその住所に透明になるのだった


いのちはくれないだった

たしかに若さは欲望だ

いのちはきいろだった

傍若無人の欲望だった

いのちはちゃいろだった
 ....
夜を翔け抜けろ

システムに

善きことを入力せよ

そして善きことを出力せよ

システムを強化せよ

僕等よ僕等

めげるな行くぞ


ふたりがまた会えるなら

百 ....
このツインタワーはひとつを日本の

もうひとつは韓国の建設会社が建てたのだそうだ

世界で三番目に高いのだという

手塚治虫が今のアジアの都市を見たらどう思うだろう

思いは必ず実現する

これはナポ ....
「夢ならば」

肌を刺すような風
なびいて
夢 紅葉狩り

枯れていった草
大地に帰り
恋 秋の囲い

夢ならば
流れ去る一筋の光
夢だから
忘れいく装飾の色彩
くるっと

くるっと回って
見つけた

影法師

地面に寝転べって
空とかくれんぼしている

くるっと回って
いなくなった

影法師

僕はまた別の影法師になって
あなたの見つめている空拭いておく
いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らないのだから


信じてもらえなかった原因を考えるよりも

今日一日どう生きるかを考えていた ....
悪玉菌

キットカットかじりながら

大人になったら
食べさせてあげるね
きっとね
幼なじみだった君は
お姉様気取り

自然の成り行きか
一緒になった僕たち

わさびの入った苦言を
ちょこちょこかじ ....
ねじを巻いて時を逆に進ませた

おはよう女の子

もうすぐ朝日だ

こんな毎日の風景に

マイナス100度が

走ったり

駆けたり

こんな毎日の風景に

マイナスイオン香が

撫でてくれたり

晴 ....
淋しん坊

チロルチョコを袋から
取り出し
お口にちょこっと
甘さ控えめなんて
昨日受けた健康診断の結果に
右端の隅におしとやかに
載っていたけど
ただ今
夜の10時
もうなんか〜
もうなんとなく〜 ....
納得いかねえな、この死に方  月
          (乱太郎)

淋しげに唄う
恋などとっくに忘れて
靡く淡い音色
月の後ろ髪が解かれるとき
湖面の中央辺りに
漂う
在りし日の君の輪郭



 月
 ....
たまさんの携帯写真+詩おすすめリスト(120)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みどりのあじさい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-5-31
ありがとう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1912-4-15
お父さん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-4-11
一月- 乱太郎携帯写真+ ...1312-4-3
春の灰色- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3*12-4-1
思い出のなかへ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...16*12-3-23
ぬるい抹茶- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3*12-2-23
そぼくな悲しみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-2-14
沈む月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-2-9
平_釜塩- るるりら携帯写真+ ...10*12-2-1
あじさいの描き方- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-1-29
衝動- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-1-21
水際- 渡 ひろ ...携帯写真+ ...22*12-1-17
結びの花- るるりら携帯写真+ ...20*12-1-12
プレゼント- 殿上 童携帯写真+ ...22*11-12-27
開放- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-24
つなみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-12-23
冬の夕景- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7+11-12-19
911+311- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-12-18
いのちくれない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-12-5
夜を翔け抜けろ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-11-30
アトムはここにいる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-11-25
夢ならば- 乱太郎携帯写真+ ...1611-11-22
くるっと- 乱太郎携帯写真+ ...1811-11-15
人間の幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...11*11-11-15
悪玉菌- 乱太郎携帯写真+ ...1211-11-12
おはよう女の子- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3*11-11-12
淋しんぼう- 乱太郎携帯写真+ ...1311-11-11
写真を見てひとことvol.10- 花形新次携帯写真+ ...3*11-11-11
月__(乱太郎+月夜見)- 乱太郎携帯写真+ ...13*11-11-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4