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近日中におもしろい出し物があると聞いていたからずっと待っていたらなんてことはなかった 。
ぼくがアラブの王様になるたったひとつの理由を描いた話だった 。
「どうだった?」とアラブの人から ....
生きてるだけでもうけもん
さんまちゃんは言う
そうだね

ときどき
2ちゃんねるをみる
実にうつくしくないことばの羅列
そうだ
ボクらは紙一重で
生きてる
生きてない

ここは ....
吸い込んだ息を見えないまま吐き出した
手をかけられてはふくらみ
手をかけられては萎む
ひとは風船のようなもの
公園よこのカーブした細い坂道

ぼくは一人で歩いていた

綿毛を取って喜んでいた

黒い音で鳥が啼いていた

光とは白だと教えていた

綿毛がぼくの友達だった

あなたと歩いた ....
このきもこうよう
するんだね

そういわれるひまで
どれだけの
つきひをついやしたのか

たくさんの
ごかいがあった

このきは
きではないのかと
いわれた
ひも ....
ああ、あの秋の中にある春の園の公園の中に
俺をそっと一人にしておいてほしい

彼女たちを俺の周りで
永遠に遊ばせておいてほしい

彼女たちを絶対かつ
永遠に大人にしないでほしい

人 ....
君が押し花してくれた
葉もつけてくれた
すぐに覚えられた

これを見ると
君を思い出す。
結婚を諦めた
そう言った君を
思い出す。

君は入院してしまった。
家族はバラバラになり ....
空を見上げると
晴れだった。
何も心配する事は
なかった。

もっともてる男に
産まれれば
もっと楽しかった
はずだと思った。

のろけると男は皆
逃げてゆく
そんな年なのか
 ....
育てる
花を育てる

愛しい我が子を抱くように

育てる
花を育てる

我が子の明日を夢見るように




よく見かけるひと

花電車の通う線路脇で季節の花を育てるひと ....
1日働き続け
いつ寝たのか分らない。
甘い蜜の味
ハニービー

何の楽しみもない。
何の遊びもない。
何の感動もない。

毎日同じ事の
繰り返し
毎日同じ人に
会うばかり

 ....
人の足跡や足音が消えて行くのは
目に見えるように分っていた。

あの場所では
自分を疑うより、他人を疑ったほうが
人の居場所として適しているのかもしれなかった。
今夜もまた眠れそうにありません
2時間前に飲んだクスリは一向に効いてくる気配がなく
仕方がないので強いお酒を呷ってみましたが
余計に目が覚めてしまう一方なのです

考えないようにしているつも ....
ひかりを浴びていた
海をみていた
ひかりの中で鏡はしろかった
鏡の中で海はしろかった
だれかをおきざりにして
おきざりにされたものがいる
通りすぎてゆく
陽射しが眩しかった  ....
猫がミルクを飲んでいる。
また貰ってきた花を食べる。
わかっているねトイレに行ってよ
のどを鳴らしひざに来る

今日は日曜日
何にもすることがない。
窓を開けて富士山を見る。
雪化粧と ....
{画像=111007000549.jpg}


窓ガラスに映る大空は青く
青いパネルの上に白い雲が貼り付いていた
冷たい空気が流れ
机や椅子は緊張している
床の上には煤がざらつき
チョ ....
皆が繋ぎ目だと言うから
もうあれは、繋ぎ目にしか見えません。

(裏方の方から)
意味の息が長すぎれば
舞台が切れる前に
大抵、役者の息が先に切れてしまうのです。

使い古しの台本も
 ....
…遠くに霞む、なだらかな峰を映しながら停車した
彼方と此方では空気の層が違う
人々は起伏のない平野ばかりを気にして
なにやら煙から臭気が近寄ってくる
斜めに閉じ込めた景色が追いついてきて、 ....
人の欲しがるものを
与え
見返りを期待しない。
欲しいものは
全て与える

人の心を読み
何を望んでいるか
推測する。
たとえ自分の意に反しても
与える

人が嫌がる事は言わな ....
昼下がりの人気の少ない公園のテーブルで
ノートを広げ
考え込んでいる様子

まさか遺書でないでしょうね
まだまだ若そうな女性の人差し指が
あごを支えて止まっている

見知らぬ人だか ....
いつもなら、秋冬物を早々と買ってきて
早く着て出かけたいと気が急いているのにね

ことしは何だか少し違う
すっといなくなった夏が恋しくて
秋の早足についていけない

まだ大丈夫でしょうと ....
我慢して我慢して
苦しんで苦しんで
喜んで喜んで
楽しむ

美酒爛漫
塩辛い肴
禁断の実
煙草吸う

涙が出る。
鼻が出る。
傷つけて
癒されて
複雑の中の
単純さ
アルペジオの
和音

複雑な感情
簡単な気持
簡単な表現
複雑な気持

助けたいと言う気持
喜んで貰いたい気持
心が繋がっている
同じ気持ちになる。

 ....
わたしのちいさなベランダに

一鉢のばら

その名は『ローズフォーエバー』

この花の

こころ和ませるちからに

わたしはおどろき よろこんだ
明日は雨が降るかも知れないと傘を用意する。

きみが傘を忘れてはいけないと二つ用意する。

それから退屈させないようにと、ついでに釣竿をトランクに入れた 。

(明日は見事に晴れだろう ....
孤独のナイフを
ふところに隠し
獲物を狙っている
血に飢えた男

信頼関係がない
誰も信じられない
怖くて仕方ない
安心できない。

敵を見つけるのが好きで
味方には目を向けない ....
記憶だけが眠る小高い丘
透明な壁の稜線をちぎれ雲は通りすぎて
M字と書けなかった夏
(突然)きみは荒れ地に姿をくらました
夕立は今も土底を洗い流して気ままに
と、とひと月と打ち消された ....
札付きのポスト。
語れない物陰に隠れて遊ぶ夜。

コマ送りカラクリ人形の
差し入れを飲み込んで
心なしか
夜が明るくなった。

思い付きで
錆びにくい鉄のことは
錆びない鉄と呼ぶこ ....
追放された園方。
左目に溜まったものを
指で払い退ける。

失った部分が
期待へと変貌する。

赤茶けた横腹を擦ることが
楽しくて仕方がない。

預め言っておいた者(物)が
先回 ....
誘導された庭園で、不意の深呼吸。
どういうわけか
頂いた気分になれずにいた。

吐き出そうとすればするほど
それだけ加算されていってしまう。

吸い込み口としての宿命を捨てるための知恵が ....
ワンツーピースv v
最後に笑えばいい
100年一昔
10年なんて転寝

永久の愛を交わし
桜が散る
酒を飲む
景色は花吹雪

約束の血判を押し
新たな日を迎える。
新たなるメ ....
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