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箍を外すとほうていがへいていしましたが霊気でぬれそぼりました
、箍を外すとらららん星団がシャチのあいだをながれていきまし
た、箍を外すとすでにありづかの収益構造ができあがっていま
した、箍を外す ....
川の流れは清冽
岩に激突した飛沫の中
一服の涼を見るが

飛翔する山鳥
容姿は狡猾で
空腹を満たそうと
水中の魚群を窺う

山猫もまた、
山鳥を捕獲しようと
首擡(もた)げ見上げ ....
金曜日の夜 明日を気にせず
ゆったりと酒をたしなめる
行灯の油をナメる猫のようにチビチビと

そうしているうちに
賑やかな御一行様が隣の円卓につく
偉そうにしてるのが多分 将軍だろう

 ....
久しぶり
みんな元気してた
またさ
また
黄金の山を越えた所で
宵越しに集まって
まったり
ゆっくり騒ごうよ


お前が生きているんだから
こっちは元気に決まっている
きっと
 ....
本当の自分はどこに行ったのか

本当の自分はどこかでせかせかと
誰かの影になって畑仕事をしているのか

だから本当の自分は 
麦わら帽をかぶっているのだ

本当の自分の上に ....
指先を動かせば
共に動く。
指先十本で
繋がる糸。
受け継いでからの
この物理的な絆が私の頼り。


ランドセルを担いで一緒に歩いた。
小石をよけるには 
片足を上げて
歩を進ま ....
泣きながら
走る
泣きながら
追いかける
泣きながら
勉強する
泣きながら
唄う
泣きながら
読む
泣きながら
寝る

すべては
貴方の存在を想ってから
泣きながら

 ....
目標を持ち
自分は何をしたいか?
何をすべきか?
何が必要で、
何は不要か?

真を求め
無駄を減らす
TVは金持ちの
洗脳である。
放送局の株は
全て金持ちのものだ。

自 ....
おまえがなけりゃ ああこんなにも哀しい日々 
ぽっかりと穴のあいた虚しさよ
おまえがなけりゃ人生は こんなにも 
ゆたかになるはずがなかったのさ
歓びの朝も 愉しい午後も
夜には星のささや ....
想う ということは
一銭にもならないという
想う ということ
ただそれだけでいいという

想う だけじゃ
想っている だけじゃ
不安だという少年は
来る日も来る日も屋上で
想う が降 ....
他人に

嘘はつかない

もったいなくて
せせらぐ闇の絡まる音を 寝転びながら聴いていた
耳たぶを床にくっつけて
爪っ先で悪心を蹴っとばし
かかとで抑鬱を押しのけて

扉のすきまに吸い込まれてゆく

耳の中身が水深1000キロメ ....
ブルーの大きな背中は
人々の中でぽつりと
丁寧にナイフを入れるような
甘美な眼差しで
ひとりひとりを刺し殺した

          ジークハイル

「「目つきが生まれつき悪いもの ....
頑張りすぎてないか?
背広の内ポケットから懐中時計を取り出す

時計の風防が赤く点滅してるぜ

無理をしていないか?
ポーチから出したコンパクトで顔を見つめる

真っ赤なルージュだけが ....
                  110609




日が経つと
降り積もった雪も堅くなる
かじかんだ手でスコップを掴み
腰を伸ばし
柔らかそうなところに
突き立てた
音もな ....
日本を信じてるひと
日本に呆れてるひと
日本を殺したいひと
怒りと希望は渦になって起爆剤がないためにウロウロと
そしてテレビはポップに伝えます

当たり前に雨は降り暑くなり寒くなる

 ....
黒になりきれない夜は
まばらな黒雲をまとう
きっと空もさみしいんだ

真っ暗じゃないからって
君は黒い服で
考え事して歩くから
僕は心配でたまらない

どんな一日だっていいじゃない
 ....
くしゅ、って
どこかの
紅茶ポットが

できましたって
ささやくように

あるいは
きょうみしんしん猫が
もふもふのねこじゃらし
鼻のあたまをからかわれ

くしゅ、って
かお ....
(月曜日)
七つの海は健在だった 。
(火曜日)
なにもない
(水曜日)
ちょっとだけ考えてみる
(木曜日)
なにもない
(金曜日)
なにもない
(土曜日) ....
ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
ミサイルほどのペンを片手に
と歌う

キーボードで打つ
明朝体より
紙の上で躍る文字

走り書きの痕跡を
つまづきながら
歩いて見る

言葉は ....
良かった とたくさん書いてある手紙
挫折した私にあてた 亡き先生の言葉

都会の勤めを一年で辞め地元に再就職した
仕事を覚えたての私に

あなたの事だから きっと会社の利益になる
早く決 ....
要するに
しっぽ
なんだと思う

ブロック塀を
渡る猫が
しっぽ
ぴん、と
アンテナ立てて

バランスをとる
そろりそろり
それでいて
悠然として

しっぽ
うっかり落 ....
3000年ぶりに
蓮の華が開いた
泥の池の中で
世界は変わる
天恵は再び
人類の上に
取り戻され
魂の交信が
すべての地の上で
復活する
神が降臨する
金色の光を伴って
長い黄 ....
  

  なにもかもが縺れた朝に
  六月が
  しくしくと雨を浴び
  痛い痛いとさけんでいる



  犯罪者もペテン師も
  愛しきも憎きも
  背に負って
  痛い痛 ....
久しぶりの実家へ歩く道の途中で 
幼い頃からあったガソリンスタンドが 
跡形も無い、さら地になっていた 

少年時代にキャッチボールをした 
友達の古い家と庭を塗り潰すように
まあたらしい ....
食堂で上司と鍋を食べる
一つのテーブルに向かい合って
売場の食材を鍋に入れて
直箸でそれを口に放り込む

笑いながら上司が語るのは
どれも部下の陰口ばかり
気付いていないのか ....
地下鉄の通路を歩いていると
もしかしてこのまま出なくていいかなとか
考えそうになってあわててしまい
真っ暗な穴の方を必死で見つめる

滑りこんできた電車はなぜか
色褪せてみえるけどそんなは ....
遙か遠い昔から
聞こえてくる音色がある




 *


四十五億年を眺める
不確かな追憶
だから君はちっぽけなんだ
とは言わず
だから君の存在が大事なんだ
と云う
大地 ....
夜が辺(あた)りの色を奪うとき
灰色の濃淡だけの風景の中
独り佇み窓の外
悲しみだけの夜道を歩き
とぼとぼ何処へか歩き出し、

夜が心も奪うとき
沈む気持ちのその先に
灯りがぼーっと点 ....
失って初めて知る愛しさなら
愛しさなんて要りません

もう戻らない
かけがえのないものだったと
教えてほしくなんかありません



繋がれて初めて知る自由なら
自由なんて要 ....
yumekyoさんの自由詩おすすめリスト(282)
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