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進歩ないってつぶやいたら

進歩ってなに と雲がきいた

同じ白で

私のよく知る姿で

きいた

進歩ってなに と
老人施設とは
終着駅のようなものとおもっていたが
通過駅にすぎなかった

口をあけたままの老女も
うつろにみえる老人も
どこかへゆく途中だ
雄々しく背中をふるわせて

幼児にむける
 ....
想う ということは
一銭にもならないという
想う ということ
ただそれだけでいいという

想う だけじゃ
想っている だけじゃ
不安だという少年は
来る日も来る日も屋上で
想う が降 ....
黒になりきれない夜は
まばらな黒雲をまとう
きっと空もさみしいんだ

真っ暗じゃないからって
君は黒い服で
考え事して歩くから
僕は心配でたまらない

どんな一日だっていいじゃない
 ....
地下鉄の通路を歩いていると
もしかしてこのまま出なくていいかなとか
考えそうになってあわててしまい
真っ暗な穴の方を必死で見つめる

滑りこんできた電車はなぜか
色褪せてみえるけどそんなは ....
母が買ってきた食器を
祖母は押し入れにしまう
母はそれに気づいて
いるがなにも言わない

祖母はかちゃりとも音を
させずに食器を移動させる
祖母の顔は真っ白で
太陽の匂いもしない

 ....
おじさんのかわいがってる子犬
ふわふわパタパタ部屋の中
触れてみたいけど
触れられないと思ってた

おばさんのかわいい子犬
くるりの目できょろり
私をみないのは
当り前だと思ってた
 ....
切り撮らないで
って景色がいうから

そっとかえしました
すこぉしだけ触れて
ごめんね
私がいること確かめたかった

白かぶころりん
土の上まで飛び出てる

ふたつ並んで
雪の ....
夜は静かだからいいのです
夜は星がなくてもいいのです
夜は月がみえなくとも
夜は月があるのです

空のはしっこ探す旅は
空の切れ端見つけて終わる
空の切れ端ってつまり朝のこと
空のはじ ....
yumekyoさんの朧月さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
進歩する雲- 朧月自由詩411-7-26
郷に住む人- 朧月自由詩5*11-7-24
少年と雲- 朧月自由詩411-6-10
僕は君を想う- 朧月自由詩211-6-9
七番出口未来行き- 朧月自由詩311-5-31
たそがれ- 朧月自由詩511-4-24
おじさんの子犬- 朧月自由詩311-1-8
冬景色- 朧月自由詩610-12-28
夜空を君と- 朧月自由詩310-12-14

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